すべてのおすすめ
ちょっとだけ心が乱された夜は
冷たくなった風を胸一杯に吸い込む
澄んだ空には星がはっきりと浮かび
くびれに三つ星を並べたオリオン座が目の前に映る

今日もまた同じ日だった
ただ過ぎる日々に ....
蝉時雨の中に 「ただいま」を探す 「おかえりなさい」が言いたくて


夕空に ひぐらしの声 吸い込まれて 夜になれば 花火に変わる
雲一つない夜空なのに
空は月明かりで覆われている
川辺の茂みには無数の蛍の光
まるで星が避難してきたみたい

涼しい夜風が吹き渡る
真っ直ぐな道は
虫や蛙の鳴き声で満たされて
私の足音 ....
風鈴の 音色が似合う 窓辺から 吹き込む風は 夏のお便り


気つけば小さい体に 汗疹でき 君と迎える はじめての夏


寝苦しい 夜に響くは 虫の声 今年の夏も 暑くなりそう
青空と強く降り注ぐ陽射しの中
パラパラと降りだした雨粒
光を纏って輝き出せば
空に虹がかかり
ぽろんぽろんと鍵盤が弾みだす

夢とも現実ともとれない世界
その風景を残そうと
携帯にメモ ....
虹の涙が透明だから 僕と君の泉は清く正しく



青春の 透明な恋 眩しくて もう出来ないと ジブリで悟る
震える声で もう会わないからと 背中の君が とても愛しくて



なんでも分けあっていたから 小さなアイスも 僕には多すぎる



君が残して行ったサボテンは 今でも窓辺を占領してます ....
細い指を絡めて
愛を囁いた
湖畔に佇む
雨に濡れた木々には
震える小鳥が鳴いている

遠くまで流れていく雲
君は花畑の中で
太陽の匂いのするそよ風が
帽子を飛ばせば
愛が笑う
ク ....
一人では 広すぎるベッドの上で 孤独を隠し 丸まって寝る



眠る前に本を開けば 私のベッドは 物語りで溢れて



夜空の星を 一つずつ解いて 僕は見知らぬ場所へ旅に出る


 ....
幼い頃何度も遊んだ
川の上流
大人になっても
いまだに何度も夢に見る

里帰りをしたとき
久々に行ってみようと思い
散歩道がてらにあの場所へ
田んぼの中を歩いていく

吹き抜ける温 ....
一輪の しおれた花を 握りしめ もう訪れない 春を思う



確かに僕らは家族でした 証明してくれる 絆はもう無く



時が止まったこの家に 戻れない家族の形を夢見ている


 ....
夕暮れに
濡れた雨傘がぽつんと一つ
夕陽を浴びて
柔らかなオレンジ色に染まり
沈みゆく太陽を見て
何を思うのか

忘れ去られたかのように
壁に立て掛けられた様子が
どこか寂しげに見え ....
やわらかな 日溜まり風は 暖かく 花はほころび うぐいすの声 「ゆびきりげんまん」

遠くから
子供たちの声が聞こえる
約束の時の決まり文句
笑い声混じりに
軽やかに歌って
また明日と
それぞれの家に帰る

「うそついたらはりせんぼんのます」 ....
雪の上に残る
踏みしめた足跡
一つ増えるごとに
私は素直な心を
取り戻していきます

小さかった手が
だんだんと大きくなるにつれ
大きな愛情から
逃げるように
離れた強がりの私は
 ....
白息に はしゃぐ笑顔は 何度でも 空に透かして 林檎のほっぺ


木枯らしが 染み入る午後は コーヒーを 暖房の前は 子猫専用


甘酸っぱい 君との距離を 思う日々 一緒に作ろう キンカ ....
鵜飼千代子さんのミツバチさんおすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ちょっとだけ心が乱された夜は- ミツバチ自由詩214-10-26
- ミツバチ短歌314-8-3
夜の散歩- ミツバチ自由詩8*13-6-23
夏の便り- ミツバチ短歌2*13-6-19
夢の続きを- ミツバチ自由詩9*10-9-2
透明- ミツバチ短歌7*10-7-16
サボテン- ミツバチ短歌5*10-7-8
愛が笑う- ミツバチ自由詩10*10-7-3
ベッド- ミツバチ短歌5*10-5-16
記憶の場所- ミツバチ自由詩7*10-4-17
遠い春- ミツバチ短歌7*10-3-27
雨傘- ミツバチ自由詩11*10-3-18
- ミツバチ短歌6*10-3-14
ゆびきり- ミツバチ自由詩7+*10-2-18
足跡- ミツバチ自由詩22*10-2-2
晩秋- ミツバチ短歌5*09-11-27

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する