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赤子が泣いてる

怯えて泣いてる

しがみつき

泣きじゃくり

ぬくもり求めてる

母の胸の中

すやすや眠る

夢見てる

鳥の夢

花の夢

笑ってる
 ....
私の心のなかに
しんしんと降り積もる雪
闇にうかぶ街明かり
温かさの中に
喜びと悲しみが見える
風化した心象風景
時の流れと共に傷ついたもの達
悔みはしないさ
傷痕は生きてきた証だから ....
あなたの詩に
こころ癒されました
乱れていたこころは
いまは海の底のように
しずかです
なぜだかわかりませんが
こころの痛みが
きえさりました
思いがけず
ありがとう
ありがとう
 ....
うまくいかないことばかり

悩んだり 愚痴ったり
戸惑ったり

なさけないけど
こんなもんさ

今夜も酒のんで
よっぱらって
憂さ晴らしてる

まあいいっか

愛する家族に ....
朝が来るまで
めずらしい言葉をください

完ぺきでもなく なんとなく
ちりばめてみましょうか

悲しくもなく おもしろくもない
たいくつで どうでもいい言葉を
並べましょう 

い ....
のっぺらぼうのように
ありのままを 
否定して生きた

全き愛のひかりに 
こころは解放された

目からうろこ

ああ自由だ
わたしは私でいいのだ
けして罪びとではない

ゆ ....
みんな死んでしまう
あたりまえのように
いつのまにか
死んでしまう

夢中になり
ころげまわり
生きていくうちに
死んでしまう

太陽がのぼり
沈んでいくように
いつのまにか
 ....
水彩のように
やさしい それは儚い夢

水滴がひとしずく
滲み広がる ひとり浮遊する

白い光が渦を巻く
それは不思議

なんなのだろう
ここは何処なのか 風がふく

懐かしい ....
虫の音が聞こえてくる
身も心もおちつく。

闇におちるように
なにもかも預ける。

夢は覚めてゆく・・・

「気持ちがいい
ひといき入れようか」

「お茶をいれてくれ
おちつい ....
私の欲望にふれてみた
とても冷たかった
まるで氷のように
冷たかった
そこには愛はなかった
ひとかけらもなかった
とても悲しかった
欲望は私のうしろに
ずっとついてきた
まるで影のよ ....
工事現場の空を
トンボが
とんでいた



過ぎ行く夏に
思い出の詩たち

とまどい
惑った
言の葉のリボン

また来る夏のどこかで
ほどけばいい

それまで
しまっ ....
青空がひろがり

病の床に臥せっていた

庭でひまわりが笑っていた

私は病にくるしんでいた

入道雲があそんでいた

蝉しぐれのなか

うなされていた

あれも夏だった
 ....
愛をもたない人形のように
冷淡で詰まらない男

観念世界の海を漂い
非現実をいきる

ぬくもりを抱きしめることもなく
暮れてゆく日々

ザクロのように割れた心から
赤い血が噴き出し ....
夏空がひろがる

口をあんぐりと空けて

空を見上げる

夏だなあ

夏空がひろがる

太陽が燃える

まぶしい

口をあんぐりと空け

手をかざす

夏にのみこま ....
豚になってしまったよ

養豚場で

来る日も 来る日も

餌をあたえられ

まるまると太った

豚になってしまったよ

幸せを味わいつくし

飢えも 悲しみも 痛みも

 ....
こころ
何も無い
ただ
無いが在る

時間が止まり
永遠を往く

みつめる

何もない
無の心象風景

全てを吸い込み
不気味に
無表情なこころ
まるで真空

ここ ....
満ち満ちた海を見渡していた
水平線が弧を描き
白い波しぶきが
ざわめいていた
空も海もひとつになり
心に青く染み込んでいった
魂に海がすみつき
空もすみついた
私を夏の色にそめ
心は ....
心の深層に潜む本当の顔は見えない
抑え込んで心の底に沈めて蓋を閉めた
葬り去った思いは蘇えることはないのか
私は幾つもの仮面を被り演じている
私でない私を
偽った私を
偽りの人生を歩んでい ....
わたしの理想は・・

たとえば・・
あの白いばらの花弁かもしれない
はかなく淡く美しい・・・
いや、

そう・・
あの紺碧の海だろう
やわらかく包みこみ癒してくれる
聖母のふところ ....
路傍に落ちている石は
思い悩むことはない
そこに在る
それだけで満足し
微笑んでいる
蹴とばされても
それを意に介せず
ただ転がるだけ
私はそんな石に
敬意を表し
憧れている
目 ....
赤い綾取り糸をからませて
星座を並べる

天から降りてくる調べに聞き入る
夜は深く清らかだ

心が天空に舞い上がり
気持ちがいい

澄んだ空気と青い闇が
躰に染み込み

私を深 ....
こころに絡まる
紅の糸

嗚呼
こころが

貴女は空を見つめ
頬を染める

私は深い海の底
身を隠す

こころ震え
汗がにじむ

尋ねても
答えても
もう
零した涙
ほころんだ笑みが
私をつくった

超えた
山や谷
全ての試練が
私をつくった

受けた愛
憐れみ
恵みが
私をつくった

今 
私はどんな
形をしている?
 ....
青の世界が
泡とともに
生れ落ちる八月

海亀の散歩が始まる
ぷかぷかと
海面を漂い
潮の流れに乗る

紺碧の空に
トビウオがダイブし
羅針盤を狂わせる

カモメは
ただ群 ....
オレンジの冬の色

暖炉の明かり

部屋照らし

ホットミルクの湯気白く

曇る窓に雪が舞う
暗いトンネルを歩いている
はるか彼方に光が見える
這いつくばって前に進む
出口に向かい肘をつけ膝を擦りむき前に進む

何時トンネルに入り込んだのか分からない
気が付いたら真っ暗な世界を歩ん ....
深々と雪が降り積もる
かじかむ手に息を吹きかけ
ウイスキーで体を温め
スタンドの灯りで短編小説を読んで過ごしていた
時計の針だけが闇の中に響き
孤独に耐えていたあの冬の夜
寂しくて気が狂い ....
あすなろう あすなろう

明日は檜木になろう

あすなろう あすはなろう

明日は理想の自分になろう

ずっとそう思っている

自由を求め続けている
〇ばかり欲しがるのは

自己承認できていないから

劣等感の現れだ

健全な魂は欲しがってばかりいない

常に与えることを考える

与えることが喜びだ

私はそれこそを望む
愛の掟とは 与えるとは
と裸の人間が宣う

悦楽のマリファナに酔いながら
夜の街をさまよい歩いても
孤独な亡霊達に笑われるだけ

太陽の中に蒔かれた矛盾という種は
滅びという果実を結ぶ ....
鵜飼千代子さんの星丘涙さんおすすめリスト(38)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
赤子が泣いてる- 星丘涙自由詩6*18-1-10
初夢- 星丘涙自由詩318-1-5
そこツボです- 星丘涙自由詩5*17-10-7
まあいいっか- 星丘涙自由詩6*17-10-2
いいでしょう- 星丘涙自由詩2*17-9-29
ありのままで- 星丘涙自由詩5*17-9-19
いつのまにか- 星丘涙自由詩4*17-9-18
白い秋- 星丘涙自由詩5*17-9-12
おやすみ- 星丘涙自由詩4*17-9-7
冷たい欲望- 星丘涙自由詩4*17-8-21
りぼん- 星丘涙自由詩4*17-8-17
あの夏- 星丘涙自由詩3*17-8-11
ザクロ- 星丘涙自由詩7*17-7-26
夏だなあ- 星丘涙自由詩5*17-7-6
豚になってしまったよ- 星丘涙自由詩1*17-6-26
- 星丘涙自由詩3*17-6-25
もっと光を- 星丘涙自由詩4*17-6-13
叫び- 星丘涙自由詩3*17-6-6
わたしの理想- 星丘涙自由詩4*17-3-15
路傍の石- 星丘涙自由詩4*17-3-6
綾取り糸- 星丘涙自由詩2*17-2-23
嫉妬- 星丘涙自由詩4*17-2-18
私というかたち- 星丘涙自由詩4*17-2-14
体内回帰- 星丘涙自由詩3*17-2-12
冬の色- 星丘涙自由詩2*17-1-15
トンネルを抜けると天国だった- 星丘涙自由詩5*17-1-10
越冬- 星丘涙自由詩3*17-1-6
あすなろう- 星丘涙自由詩3*17-1-3
- 星丘涙自由詩2*16-12-31
冬の花- 星丘涙自由詩8*16-12-30

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