すべてのおすすめ
いまおじさんは萌えている。エンターテイメントの世界がまたおもしろくなりそうだ。ジャニーズJr.たちの台頭である。いろいろと話題になったゴタゴタを差し引いても、40代を迎えその踊りや歌声にも翳りがみ ....
詩を書き始めたのは高校生の頃。
現代詩集という投稿サイトに狂ったように詩を書き続けた。
ドコモのimodeのせいで人生も狂った。
不満だけは人よりあった。未来はそれほどじゃなかった。
一攫 ....
弓道の防具で、右手にはめる革製のてぶくろみたいなものを「かけ」と呼ぶらしい。弦を引く際に、主に右手親指を保護するためのものであるとか。
その革は子鹿のものであることが望ましいそうで、かけとなりう ....
パソコンがなかったら仕事ができない。
年金詩人のわたしは今日もパソコンと睨めっこしている。正確にはマイクロソフトワードがなかったらということになる。その理由は文字を書く労力が半減することで、文章 ....
二十年来使ってきたざるを買い換えた。そのざるには欠点があり(それは使い始めてすぐにわかったことだが)持ち手になる場所にほんの少し金属が出ているらしく、私はなんどもそれによって手を傷つけてきた。傷とい ....
海辺の街で育ったので、食卓にはよく魚があった。
その中でもいわしは定番で、母は何十匹も小さないわしをさばき、わたしたち姉弟三人は刺身が大好きで、先を争うようにそれを食べた。
その際に出るいわしの骨 ....
起きたり寝たりはしない。倒立させたテレビがある。ダサい。消されたそれを眺めている。
ある日暮れに、茜色に、肌寒い風になびくカーテンの献身とペーソスに、男は可及的速やかにしらけ、すべての窓をあ ....
冷蔵庫の中でしずかになにかが貯蔵されているが
それはけっして常温の空気のなかにはでてこないものかもしれない
陽光のとどかない深いうみのそこで
眼のないいきものたちが生命活動をくりひろげていて ....
なぜか通夜や葬式に雨が降っていることが多かった。
人が死ぬということ、世界のどこかで雨が降るということは、あっけないくらいあたりまえのこと。けれど自分にとってゆかりのある人の死は、雨があがったあ ....
人が奥歯を噛み締める時はどういう時だろう。
何か重いものを持つ時とか、野球でバットを振る時とか、一瞬に自分のありたけの力を込める時とか。
もしくは、口に出来ないような怒りに対して耐えるほかない時と ....
テーブルの上に、あした買ってきたりんごを置いてあると言う。
もちろん、そんなもの私には見えない。母だけが見ることのできるりんごだった。
今朝も雨が降っていた。桜の季節はいつも雨に邪魔され ....
今年の桜は早かったようで、娘の高校入学式にはすでに満開を過ぎて、けれどもかろうじて花は残っていた。この季節、日本は桜の国になる。わたしたちは桜の国の住人になる。お祝いごとがそんな時期と重なるのは、 ....
今、私は冬の終わりと春の始まりのうすごおりのような、境界面にいる。(、のだと自覚する)
今日は暖かくなると天気予報が告げている。自転車通学をしている娘の防寒ジャンパーが玄関に置き去りされている。 ....
ささがきに思い出すのは小刀で鉛筆削った美術室/午後
ごぼうのささがきは、どこか鉛筆の芯を削ることに似ている。
違っているのは、ごぼうに求めるものは皮と実の部分であって、鉛筆に求めるものが芯の ....
ポケットは好きだ。
もし、この世界からポケットがなくなったら、ぼくはきっと、お猿さんになっちゃうだろう。いちばん好きなポケットはダウンジャケットなんかについてる、ハンドウォームポケットっていうや ....
推理小説はあまり読んでいない。
でも覚えているチャンドラーの造形なる私立探偵フィリップ・マーロウの科白。
「タフじゃなくては生きて行けない。優しくなければ生きている資格はない」
あんまり ....
明けましておめでとうございます
昨年はたくさんの方にお世話になりました
7月から現代詩フォーラムを始めまして
飽き性の私がここまで続けられているのも
私の作品を読んでくださる皆様のお陰です ....
私はオリジナリティーという言葉をあまり信じていない。言葉は語り継がれるもので誰かが一人占めできるものではないから。それに誰かが作品として発表した言葉やものの考え方に似たものが過去にあったからといって ....
スーパーマーケットで、安寧芋という名前の芋を買ってきた。鹿児島の種子島の特産品らしい。
よく出回っている鳴門金時芋より少し高いけれど、トースターで焼くと黄金色の身は柔らかく溶けるようで、それだけでも ....
なんでもない日だった。大きくのび、した。ボンデングワイヤーのような糸月のひかり、からだの底まで届き、魂のきしむ音、微かにきこえた。すこしだけ走ってみた。裏の森へ行ってみようと。が、すぐ、たちど ....
何事においても、排出する事に快感を覚える。
排泄行為は言うまでもない。
お風呂も毎日一時間以上入って、汗をダラダラ流す。
風邪をひいたらラッキーだと喜ぶ。
鼻水を出す喜び、咳をして腹筋使って、 ....
突然、お祭りをはじめたにもかかわらず
多くの方に ご協力を得て 無事 お祭りを終了させていただきます。
わたしとしては、
とても楽しかったです。
以前、祭を企画するなら ....
終わりの始まりって何時だったんだろうと、かなり苦めの珈琲を入れながら考える。
そういえば、いつから秋になったのか思い出そうとするような。
そこに有ったことに気づかない。
あまりにも自然で、穏 ....
中村くらげさんの提唱された「自分の詩を読み返そうキャンペーン」に、短歌もありと拡大解釈してのってみました。作品数が少ない私ですが、いつも5首まとめて投稿している短歌をバラしてみたところ、ベスト3 ....
今 編
将来の為とは一体何だろうか?
明日死ぬと知らされて、将来の為と言える人はいるだろうか。
僕は明日死ぬと知らされたら、一時間ほど悲しみに暮れるかもしれない。
だけど、いつ ....
私は蝉の声の中で、ひぐらしのものが一番好きである。少し緑がかったボディに透き通るような翅というビジュアルも美しいと思う。夕暮れや明け方にカナカナ……と聴こえてくれば、夏の終わりを含んでいるようでなん ....
かしましいねェ。
ひとが気持ち良くうつらうつらしてたッてのに。
あたしは、よっこらせッと起き上がり上の階を覗いてみた。
幼い姉弟が鬼ごっこをしていた。
椅子を借りて子供たちの甲高い笑い声を聞い ....
民俗学者折口信夫が唱えた学説は「折口学」と呼ばれますが、わたしはその折口学の信奉者なのです。
といってもその信奉の歴史はごく浅くて、わたしが折口学と出逢ったのは二年ほど前のことでした。それは折口 ....
詩のしくみについて
まず、詩と、死のちがいについて。
息苦しくなる。妙に胸が痛くなる。そうして間もなく心肺停止状態に陥り死ぬ。理由はさほど問題ではない。心不全ということで一切が丸く収まる。保険 ....
私が各地(といっても3都市だけだが)転勤の末、夫の出身地である広島へ行くことになった時のこと。
それを聞いたある人が言った。
「大丈夫なの? 広島に住んで。ナマ水とかは飲まないようにしたほ ....
北大路京介さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(233)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ジャニーズJr.賛歌
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アラガイ ...
散文(批評 ...
4*
16-3-9
忘れたことが多すぎるけど少し
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竜門勇気
散文(批評 ...
10*
16-2-18
夜更けの紙相撲「かけがえのないもの」
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
7
16-1-15
(ゐ)のひと
-
たま
散文(批評 ...
13*
15-11-29
夜更けの紙相撲「記憶にさえ残らないものたちへ」
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
10*
15-11-28
いわしの骨からあげ
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
7
15-11-11
いくらか体重を軽くして渡す
-
末下りょ ...
散文(批評 ...
3*
15-10-30
もとかれもとかのに捧げる散文詩
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
11
15-8-12
夜更けの紙相撲・今日もどこかで雨が降る
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
6
15-7-3
夜更けの紙相撲・6月4日むしば予防ディ
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
10*
15-6-11
あしたのりんご
-
たま
散文(批評 ...
14*
15-4-19
夜更けの紙相撲・チルチル_サクラ
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
11*
15-4-14
うすごおり
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
11*
15-2-23
夜更けの紙相撲・如月のきんぴら
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
9*
15-2-21
ポケットのひと
-
たま
散文(批評 ...
16*
15-2-16
ハードボイルド
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
5
15-1-27
新年のご挨拶
-
瑞海
散文(批評 ...
2
15-1-1
記憶を宿すこと
-
深水遊脚
散文(批評 ...
8*
14-12-14
夜更けの紙相撲_霜月あるいは食物月(おしものづき)
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
15*
14-11-15
眠れない夜の果て
-
阿ト理恵
散文(批評 ...
7*
14-11-12
排出の快感
-
桐ヶ谷忍
散文(批評 ...
9*
14-11-8
★10月31日_ハロー勝利(ウィン)_【収穫祭】企画の終了の ...
-
るるりら
散文(批評 ...
4+
14-11-4
秋の珈琲
-
中原純乃
散文(批評 ...
5*
14-9-25
自己評価ベスト3
-
深水遊脚
散文(批評 ...
8*
14-9-19
限りある人生について考えてみる(´・ω・`)
-
陽向
散文(批評 ...
5*
14-9-8
夜更けの紙相撲_夏の墓
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
10*
14-9-3
「地縛霊BBA」
-
桐ヶ谷忍
散文(批評 ...
7*
14-8-21
続・詩のしくみについて_(折口信夫とわたしの因果関係を妄想す ...
-
たま
散文(批評 ...
16*
14-7-16
詩のしくみについて
-
たま
散文(批評 ...
11*
14-7-10
夜更けの紙相撲_水の月_プロミストランド
-
そらの珊 ...
散文(批評 ...
11*
14-6-3
1
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4
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7
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