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ここ数日止まない雨

雨が止んだらあなたに逢いに行こうって

あなたの側でずっと笑っていようって決めているのに

まるであなたとの間を阻むように雨は降りやまない


最後に逢ったとき ....
近くて遠いあなたの背中

手を伸ばせばすぐそこにあるのに

触れることが出来なくて


しっとりと響くあなたの声

私の中を反響して心振るわせる


愛しさは戸惑いとなって
 ....
雨の日の一日は哀しげ
眩い光が地上に届かない
太陽が恋しい

でも雨は全てを洗い流す
私の心の澱さえも浄化していく
さらさらと
しずしずと

雨もいつしか止んで
見える太陽は一層輝 ....
僕は浜辺から海を見つめていた

人々は海で泳いだり波打ち際ではしゃいだり

楽しそうで眩しくて僕からはとても遠い

波の煌めきやしぶきが飛ぶ様をぼんやりと眺めていた

僕だけがここに取 ....
私は暗い地面の中にいた

じめじめとして音もなく何も感じない

自分という人間の存在すら分からない

生きているのか死んでいるのか

そんな簡単な事すら実感できずにいる


闇の ....
カフェの窓辺の席

ぼんやりと外を眺めてた



交差点を行き交う人々、車



ガラス越しに

水族館の魚を見ているよう



水族館の魚たちも

人間たちをじっ ....
温もりを感じたくて手を伸ばす
あなたは私の手を握り返し
日溜りの様に笑う
優しさは
あなたの手から私の手へ
じんわりと伝わってくる

私もあなたに笑みを返す
嬉しさは
私の手からあな ....
自由に羽ばたける翼が欲しい

何処までも飛んでいける力が欲しい

自分の想いを貫く強さが欲しい



私は地上に縛られ

高い高い美しい空に焦がれる



でも私は縛りつけ ....
私は未だに足枷をはめられている



でもいつか自由に羽ばたける日が来ると信じて

地上から天を見上げる



天からの眩しい光

楽しむ事

生きること


 ....
一歩外に出ると眩い光に照らされる

太陽の明るい日差し

おはようの声が響きあい

人々の笑顔に出逢う



通り過ぎる人々

一瞬の触れ合い

一期一会



 ....
私の心を哀しくさせる

温かく強い光は天高く遠のき

私は切ない気分になる



枯れ葉舞い散る風の中

私の心は千々に乱れる

秋風よ

どうか私の心から温もりを奪わな ....
固く固く閉ざしていた扉

私はその重々しく閉ざされていた扉を

大きく開け放った



中では幼い私が暗闇の中で縮こまってうずくまっている

大丈夫だよ、出ておいで

幼い私 ....
優しさとは人を信じること

温かい気持ちで素直に接すること



温かい交流はいつまでも繋がる

お互いに幸せになれる

利害や損得なんて関係ない

楽しく気持ちいい関係
 ....
夜になると森の奥から
ピュー ピュー ピュー
と音が響いてくる
僕は竜のいびきの音だと思うんだ
大人達は森の奥の谷を抜ける風の音だと言う
でも僕は信じていた
森の奥には竜がいるって

 ....
北大路京介さんのajisaiさんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨が止んだら- ajisai自由詩9*07-7-16
眩暈- ajisai自由詩8*07-7-6
- ajisai自由詩6*07-6-21
青と白と- ajisai自由詩6*07-6-17
アンダーグラウンド- ajisai自由詩6*07-5-21
水族館- ajisai自由詩7*07-2-16
重ねた手- ajisai自由詩15+*07-2-6
翼が欲しい- ajisai自由詩7*06-12-20
光求めて- ajisai自由詩8*06-12-15
光溢れる眩しい世界- ajisai自由詩11*06-12-11
秋風- ajisai自由詩8*06-12-1
心の鍵を開けて- ajisai自由詩8*06-11-26
優しい世界- ajisai自由詩10*06-11-3
竜の眠る森- ajisai自由詩9*06-8-23

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