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 小さな詩を書こうと思う
 微生物のように
 ゾウリムシのように
 ミジンコのように
 誰にも目につかないような小さな詩は
 きっと誰の胸にも届かないだろう
 この大きな世界に
 小さな ....
 知ってることが全てじゃない
 あるいは歪んでみているのかも
 まっすぐ歩くつもりが
 それてしまうように
 傲慢さに気をつけよう

 限界なんて最初からない
 作るのは自分だ
  ....
 袋小路に入ってしまった時でさえも
 苦しみに絶望してしまった時でさえも
 それでいいじゃないか
 それが生きること
 革命のポエムを産み出せば新たな道が訪れる

 捉え方を間違わなけ ....
 煌く瞬間を探した一日も終わる
 短い幻も消え去り
 夜の静寂が
 僕の精神を休ませる
 明日には明日の僕がいる

 遠のく昨日と同時に
 近づく明日
 ため息を凪ぎ捨てて
 い ....
 夕刻が近づき
 ネオンサインが灯り出す
 歓楽街に仕事を終えたサラリーマンが
 群がりだし
 熱で火照った空気が放たれる
 
 虚ろな時を友にする俺は
 ありもしない物語を語っている
 ....
 困っている人がいれば
 それがその人にとって必要ならば
 助けてあげよう

 哀しんでいる人がいれば
 それが反省しているならば
 慰めてあげよう

 寂しがっている人がいれば
 ....
 幼い頃は不遇だった
 両親は不仲でケンカばかりしてた
 僕がその場を和らげることが使命だと思ってた
 母は父への不満を僕にぶつけ
 僕は妹や弟の不満のはけ口になり
 わざとゲームで負け ....
 まだ幼い頃
 両親を始めとした大人は
 大きくて
 強くて
 とても恐ろしかった

 まだ幼き頃
 大人になるって
 すごいことだと思った
 自分が大人になるなんて
 想像す ....
 世の中には有能で賢者な人がいる
 何事にも器用にこなし
 心も平安で幸せそうな人がいる

 その反対に
 世の中には自信をもたず
 何事にも不器用で
 生きることに絶望している人も ....
 決まりきったルールの路線を
 ひたすらわき目も振らず進む君
 
 甘えだの依存だの自立だの
 君の頭はグレーに染められてる

 自由ってなんだと思う
 君には答えられないだろう
 ....
 夏が玄関口まで来てベルを鳴らした
 
  こんにちは、私、夏と言うものです!

 元気一杯の挨拶
 その声だけで俺をいらつかせた

  帰ってください!
  間に合っています!
 ....
 俺は無理をし過ぎた
 廃人寸前までいった
 太陽を見つめてイカれてしまった
 友達はかかしんぼう
 ただ、壁の一点を見つめていた

 たばこを買いにいくだけが
 俺にできること
 モ ....
 昔、インディアンが他の部族と闘う時
 戦士たちは

 死ぬにはいい日だ!

 と、威勢を吐き
 闘いに向かった

 命は大事
 でも、命以上のものもある

 死ぬにはいい日 ....
 何十人の友達とうわべだけの関係をもつより
 心から分かり合った友達が一人でもいれば
 それでいい

 いくつもの経験を共にした親友がいる
 そいつがいなけりゃ
 俺はもう
 とっく ....
 足元が崩れた
 いく先は闇か海原か
 突然の別れ
 まだ実感がわかない

 いつも忙しい携帯電話が
 今夜は泣いている
 荒浪に飲み込まれて
 傷つき
 疲れて
 乾いた涙
 視界は狭まり
 小さな世界

 行き先を失った俺は 
 迷い人
 誤解を解く術も知らず
 ただ生存するのみ

 埋めた気 ....
 いやになるほど
 毎日は訪れる
 こんな僕にはもったいないくらい

 いやになるほど
 経験が増えていく 
 それでも学習できない僕はバカか?

 ほとんどは頂けないものばかり
 ....
 大海原に流れた涙は
 夏の太陽に照らされて
 大きな大きな入道雲になって
 子羊の僕達の上に落ちてくる

 桜島が噴火する理由を僕は知ってます
 それは僕が怒ってるからです
 僕を怒ら ....
 走り去る季節
 振り返ることなく
 
 
 いじらしい子供達がふざけあっている
 それでいい
 問題はない

 梅雨晴れの空には飛行機雲
 空を割っている
 心奪われる
  ....
 退屈な日々にさりげない優しさ

 無垢な素直さ

 いつも忘れない感謝の念

 苦しさの中であっても探す笑み

 孤独な夜でも見つけられる愛おしさ

 自分に出来ることと出来 ....
 子供の頃に描いた夢から遥か遠くに来たもんだ
 誰もが自分のテリトリーを守るのに懸命で
 助けての叫びさえ飲み込まなくちゃならない
 今なお胸に眠る想い
 いたいけな想念

 
 底 ....
 寡黙な空
 息づかいさえ吸い込む空


 迷い込んだ摩天楼
 季節はずれのため息
 乾いた声
 静かに目を閉じても
 溢れくる涙

 途方もない航海
 彷徨し続ける魂
 叫び ....
ひたむきさは許されず
素直さは捻じ曲げられ
行く当てはなく
なにもないわけではないけれど
ざわめくのは、やはり僕もであって
目的地なんて季節のように
移ろい続けるんのだろう

しとしと ....
 陽炎の中に立つじゃじゃ馬
 決して、涙をみせないジャリンコ
 踊りながら飯を食う
 テレビを見ながらまた飯を食う

 星屑で埋まる部屋
 また飯を食う

 そして
 



 ....
 眼鏡が曇って
 それがなんだか気持ち良くて
 梅雨っていいものかもしれないなんて
 思ったりして

 ふざけあいすぎて
 ほころんだ気持ちを
 梅雨の雨は優しく包み込んで
 梅雨 ....
 雨音に目を覚まし 
 あまり親切ではない時計に目をやる
 猫があくびしこっちを振り向いた


 あぁ
 無力の僕にも今日は訪れてくれた
 
 あぁ 
 嘆くのは自由だよね

 ....
 流れるように月日は過ぎて
 あんなに恋焦がれていたあの娘のことなんかも
 色褪せて
 季節風に乗って運ばれる俺達
 君の暖かい声
 君の輝く瞳
 君の柔らかな頬
 すべて時の船にゆらゆ ....
 おばぁちゃん
 ただひたすらに
 愛でてくれ
 今は一人で 
 味噌汁すする
 蒼い約束の地は
 遥か遠くで息づいている

 流れる雲の下
 芝生に仰向けで横たわり
 風を頬に受け
 火照った心を冷やす

 気分の折れ線グラフは
 今日は上がり調子
 明日は ....
 支離滅裂な時代
 人の足跡が残っていない場所などない
 ありきたりな人生を
 嘆いたりふざけたり
 ふいに気付くあなたのやさしさ

 大それた夢は見ないことにした
 夕闇に浮かぶ月 ....
北大路京介さんの山崎 風雅さんおすすめリスト(64)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小さな詩- 山崎 風 ...自由詩7*08-1-18
一生勉強- 山崎 風 ...自由詩507-7-25
捨てないで- 山崎 風 ...自由詩307-7-24
樹木のように- 山崎 風 ...自由詩307-7-23
街に埋もれて- 山崎 風 ...自由詩707-7-20
笑みの鎖- 山崎 風 ...自由詩907-7-11
風に翻弄される根無し草- 山崎 風 ...自由詩6*07-7-9
子供の大人- 山崎 風 ...自由詩407-7-8
思いました- 山崎 風 ...自由詩207-7-7
輝けライフ- 山崎 風 ...自由詩407-7-5
訪問- 山崎 風 ...自由詩507-7-1
千羽鶴- 山崎 風 ...自由詩407-6-30
死ぬにはいい日だ- 山崎 風 ...自由詩5*07-6-23
それだけでいい- 山崎 風 ...自由詩707-6-23
携帯電話が泣いている- 山崎 風 ...自由詩207-6-22
無限の道- 山崎 風 ...自由詩207-6-22
色褪せていく思い出- 山崎 風 ...自由詩407-6-21
桜島- 山崎 風 ...自由詩3*07-6-20
寝ぼすけ- 山崎 風 ...自由詩7*07-6-20
生きるということ- 山崎 風 ...自由詩1*07-6-20
梅雨に心をあずけて- 山崎 風 ...自由詩3*07-6-19
紅の魂- 山崎 風 ...自由詩1*07-6-19
月は見えない- 山崎 風 ...自由詩4*07-6-18
ランチ- 山崎 風 ...自由詩3*07-6-17
もっと降れ- 山崎 風 ...自由詩2*07-6-14
雨音- 山崎 風 ...自由詩4*07-6-14
普通電車- 山崎 風 ...自由詩4*07-6-9
味噌汁- 山崎 風 ...短歌407-6-9
信じてるから- 山崎 風 ...自由詩607-6-2
いつか、きっと、僕も、あなたと- 山崎 風 ...自由詩407-5-29

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