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ジェシカ、
42口径の
悲しみを胸に
押し当てて
お前にいつか
言いたかった事が、
言いたかった事が、
あるんだ。
ビルの向こうから
何気ない日々とか
ありきたりだとか
朝 ....
朝焼けに乾く唇噛み締めて君を待つてる息が白ずむ
ごんどらの唄を聞きたし二十八歳の夜更けに乙女に還れり
小指だけ繋ぐ初しさもどかしさつたはるならば今すぐにでも
....
お前のやはらかさに埋もれて死にゆくなら
それでも良いなと
硝子越しに
笑う人間らしい貴方
ただ揺られて生きるのみのわたくしなどは
あすはるとでは
直立できないと言うのに
見つ ....
頭が割れそうに痛い
昨日から僕はどこか
大切な思考回路を落として来たように思える
正当化しなければ保てないアイデンティティーの前には
僕という一生命体では抗えない
なぁ、否定したいだけ ....
ああ この
生まれてくるもの
が
帰りたかった場所
だったのか。
日々が、やはらかく、
差し込んでいる
隣に笑顔が、ある
ここで 揺られて
羊水を思い出す
胎内に鼓動
....
メンソールが目にしみて
お前はきっと、してやったり顔
少し、じろっと目を向けたら
またそっけなく横を向いている
知らないふりは上手くなったんだな
キャメル、その瘤に
俺の愛情の一欠片 ....
らあらあとぱすた茹でたる貴方見て 愛してるよ と言ってみただけ
送信ボタン押せずに今日が過ぎて行く保存メールが一件増える
大好き と言われ抱かれているけれど 愛している とは言わぬ二の ....
虹が
さっきまでの
雨を
拭うように
架った
僕が
君のそれ、拭えば
君も
晴れるだろうか。
君に架かる虹に
なりたい。
星達が朝に帰っていく。
置いてきた温もりが微かに顔を出したように、輝いた
気がした。
星達が朝に帰っていった。
人々は狙いすましたように、朝日を追い抜いて、電車に乗る。彼等がまるでいなか ....
君が
ぽつん。
と残した香りが
僕の表面を覆う理性を
突き抜けて
真ん中から少し左を
ソーダ水のやうに
刺激してくる。
今になって
ああ、あ ....
青柳
背なに負いたし
子をあやし
揺らるる君も
笑っているか
大吟醸
今宵は君と
語りたし
まずは冷やして
徐々に燗して
北大路京介さんの黒子 恭さんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ジェシカ
-
黒子 恭
自由詩
10
08-1-5
恋せよ乙女
-
黒子 恭
短歌
11*
07-7-16
水母
-
黒子 恭
自由詩
18*
07-7-8
いたがる
-
黒子 恭
未詩・独白
4*
07-6-5
帰りたい場所
-
黒子 恭
自由詩
7*
07-5-10
キャメル
-
黒子 恭
自由詩
12*
07-4-22
秘め事
-
黒子 恭
短歌
5*
07-4-2
君に架かる虹
-
黒子 恭
自由詩
2
07-3-21
星空の帰り道
-
黒子 恭
自由詩
8*
07-3-14
炭酸香
-
黒子 恭
自由詩
7*
07-2-28
揺らるる
-
黒子 恭
短歌
8
07-2-25
よい_の友
-
黒子 恭
短歌
4
07-2-25
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