灰色のまち
八月のさかな

みどりいろのなかで迎える早朝は
あんなにもわたしを浄化してくれるのに
錆びたビルやコンクリートに囲まれていると
自分がとても汚れているのだと思い知らされる
だけど全て全てひとが作り出したものだから
ねずみが走り回る明け方のまちは
あまりにもあたしたちに似合いすぎている

ような気がしました


自由詩 灰色のまち Copyright 八月のさかな 2007-02-28 00:22:22
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