誘導性ストレス過敏装置
長谷川智子




――すべて、断片。断片・・・・


・・・深海へ。本当は降りてないし今までもなかった気がする

いまは、ふわっと浮いてる感じ
かるくなったりおもくなったりそのくりかえし

キキキキキ! …って、感覚。徐々に軽く薄く換わってきてる

“ウォン!”と上のほうへ大回りにカーブするような感じがあるなぁ・・・とくに片腕や片上半身を小さくでも回したら
(意識が空回りしてるからかな?)

考えたことをまとめようとしたら何かしら邪魔が入ることが多いなぁ…。
素直な発言=なぜか暗くなるなぁ‥



私一人が叫んで訴えても仕方ないけど
集積の中にあるもの 何かあるはずだ

                  九・二八・二〇〇六



自由詩 誘導性ストレス過敏装置 Copyright 長谷川智子 2008-07-15 01:39:25
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