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私の番が来て
何も用意しない言葉で
飾らない言葉で話す
体育館のステージは
私のワールドになっていく
子どもが泣いている
嗚咽が聞こえる
素直な痙攣が拡散して
好きな気持ちは
失って ....
やわらかく のぼせる野菜 溶ける夢
お腹に優し 心煮込んで

ぷくぷくと 泡風呂つかり 満天の
星降る夜は 澄みきった蒼

湯けむりの 向こうに見える シルエット
見つめているの 鑑みて ....
さよならの 帰りぎわまで一緒だね
分かれ道さゑ なければいいのに

近いのに 果てなく遠い君の距離
手さゑ繋げぬ 透きとおる白

寒空に 冴えた月が凍てついて
 ....
ももいろ

さようなら

バスで行った昨日
捨てられたももいろ
ゲージの底で
しずかに空を見ていた


ももいろ

さようなら

明日も晴れる?
雨はイヤ
わたしの体
 ....
出張の朝は
冷たいシーツみたく
smooth
愛がたりないから
すぐに飛んできて
その身ひとつで
あたためて
+ うららかな午後 +

体温が地熱と交わる午後に
ミントチョコをくわえるケダモノは
あたためたミルクを一口飲んで
青ざめた頬をバラ色にそめる


+ キラキラの夜 +

遠くのイ ....
太陽系惑星へ旅をしましょう。とても壮大な旅が始まります。
先ずは巨大なエネルギーの放出である核融合炉へと・・・


http://jvsc.jst.go.jp/universe/planet/ ....
なんだろうね 人間て
こんなに頑張って こんなに努力して
それでもダメなときがあるんだよ
冷たくなった僕の頬を
熱い熱い涙がつたっていく

こういうのを不条理と人は言うけど
きっと誰かが ....
すとんっと落ちた釣瓶の井戸に響くあっという間の出来事の
外はもう闇
急に冷え込む閉店準備の店内で
夜には強すぎる冷房で涼む集積回路
ホッとしながら「もっともわずかな安堵の時期である」と言った
 ....
憎しみはとうに消えた…


生まれたときからずっと一緒だった
風は今も冷気をたたえ、凍えそうにして
私は待つ あなたを待っている

かつて野を覆った炎の残骸
黒く、さらに黒く焼け焦げた ....
毎日が閉じ込められて過ぎて行くので
こんな時は元気のいい男の子にあこがれるものです

彼のポケットに入って
やぶけた穴から外を見てみたい
木登りやブランコ、くさっぱらに寝転がって
空を眺め ....
蒸す夜の リージェントホテルの地下
急な階段を降りると 黒い扉が開く
すっとした冷気と
スモーキーな空間に吸い込まれて
おもわず{ルビ噎=む}せてしまうほどの

カウンターでバーボンコーク ....
明日で一学期が終わるので
仕事用のパソコンを持って帰る
念のため個人データはすべてロック
ああ、重い重い…肩が外れそうだ
エスカレータ登ったら
電車 行っちゃったよ く、くやしい
肩が痛い ....
あの螢祭の夜
ミルクの河 渡った
ボクの手が少しギュッとして
キミは 痛い 顔を{ルビ顰=しか}めた

力の加減を知らない
ボクを許して
少し折れてしまった指

キラキラしながら
 ....
実験的に無駄を省いたら
風も 木も 波も 空も 木霊も
みんな みんな 同じリズムで
繰り返している

少しずつズレていくのは
それが少しだけ違う音になって
だんだん 少しずつ変っていく ....
自分から 崩れていった さらさらと
灯なんて どうでもいいの

最初から 分かっていたわ 結末は
だから知らない 何も言わない

何度でも 生まれ変われば いいじゃない?
風がそよそよ  ....
キャラメルが食べたい 苺のシロップがけも
それから、たまにはコーヒージェリーもいいな

こう毎日毎日マクロビばかりではたまらないよ
お菓子の中に埋もれて眠りたい

タイトでひらひらのL'E ....
ケンカして さよならしたね 意地っ張り
百年経ったら キスしよう

タンスから わたしの写真 眺めては
涙してると おばあちゃんから

一度だけ 空のメイルが 届いたよ
返信しない 返信 ....
キラメく 水を飲む朝の
ゆっくりとした 点滅球が
ぼやけて見えない

白 いイヤホン で 遮る笑い声
雨粒の 微動 もしくは波形
ぼんやりと眺める

踏まれている 足の痛み
知らない ....
プール清掃の前 ヤゴ捕り大会があって
捕まったヤゴたちは巨大なペトリ皿に移される
ヤゴはそれぞれの教室に置かれ、トンボになるまで観察される

子どもたちが最初に目にしたのは、なんと共食いだった ....
院からの態度のデカい実習生
ツンツン頭を嗜められた
合コン来てるんじゃないんだぞって

気にする様子は無さそうで
焦点の合わない目で校庭を見ている



おせっかいな協力者
善意と ....
おそらく灰色の 町外れの停留場は
傘の上のダンスの 懐かしい音がするので
目玉の星が キラキラ光ってしまう

セルロイドは酸性雨に弱く
ネジ式の動力で
スキップをしながら溶けそうにしてい ....
小花の、シナモンとマーブリングしている
庭先で教科書を開くキミの紅茶
ユルユルした{ルビ蜉蝣=かげろう}になる朝

キライなともだちのプリクラ
姉妹の関係に似ている 笑顔
笑顔笑顔笑顔 ....
軒並べ 間口狭いが 細長く
敷居積んでは 打水ピシャリ

おもて顔 作り笑顔に はんなりと
高い反物 そろばん弾く

白い頬 真紅の紅が {ルビ艶=なまめ}かし
夕暮れ染めて {ルビ俥= ....
{ルビ山菜=やまな}摘み 岩清水にて 菜を洗ひ
水小屋入りて 蒸し煎じする

トントンと 微かに叩く 音すれど
何人おらず 風の{ルビ音=ね}なるか

煎じ薬 竹筒詰めて 持ち帰る
真暗 ....
わたしのウルフが遠吠えをしている
その青い瞳で遠く月を射ってしまえ
群青すべてはオマエのもの

気高き闇の王者よ
森の奥深く老木が生い茂る彼方から
瞬時におまえの気配を感じるとき
わたし ....
ればならば にらればなりて らばならぬ
にらにるなれど らばなりがたし
やわらかいサクラ木のチップを踏みしめるとつんとして春

子犬の茶色い足首が白くかすむ雲の春


おとーさんは今日も仕事です

わたしはキレイを集めて花束にします


オツカレサマ
 ....
打ち出でてみればそこは青く

ウミネコが謳い白く泡だつにぎやかなオモテだ

楽園だなあと思うオレ

「ようっ」と挨拶交わしてくれるじゃないか

嬉しいじゃないか楽しいじゃないか

 ....
遠い日の記憶が

いちばん近くでゆらめいています


私たちは いつかきっと そこへ帰って行くのでしょう

もう すでに 始まっていますよ



{注傷ついたココロ=トラウマ}は ....
北大路京介さんの西日 茜さんおすすめリスト(31)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
離任式- 西日 茜自由詩611-4-17
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UNDER_GROUND- 西日 茜自由詩13+*08-8-4
夏蚕- 西日 茜自由詩19*08-7-17
ミルキーウェイ- 西日 茜自由詩17*08-7-7
ミニマル- 西日 茜自由詩16*08-7-4
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