すべてのおすすめ
さよならは嫌いだから
「またね」を強請る私。
またねが嫌いだから
「さよなら」という君。
でもお互いに好きな物もあって
何か大事な事を決めた後には
必ず小指を絡 ....
彼は知らない
こんなにも想っていることを
彼は知らない
こんなにも憎まれていることを
彼は知らない
何も、なにも、ナニモ…
そして、彼は知らないまま生きて行く
何も知らな ....
上を目指せばキリがなく
下を目指せば際限がない
このまま進めば
きっといつかは力尽きる
だから、私たちは種を撒く
明日につながる種を撒く
そ ....
とることの出来なかった
君の手を
自分の手を強く握り占めることで
誤魔化した
あんなにも求めあった筈が
こんなにも簡単にはがれていった
その事実に零れるものはな ....
食欲を満たすことと似ていて
定時がくれば欲しくて堪らなくなる
こんな自分を浅ましいと感じながらも
私は君のズボンに手をかける
払い退けられても手を伸ばして
埋まら ....
痙攣する瞼に夢をみる
青い空を首が痛くなる程見上げて
海を泳ぐ魚になる夢
私は胸を撫で下ろして
小さく息をした
エラ呼吸は難しいと
肺呼吸で良かったと
....