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私の世界は曖昧だ。



紫色の朝焼けに家を出る時、
青い夜と赤い朝の暗い光に照らされる。

同じ顔と同じ服の人の中
灰色の箱で機械をいじり
大量生産の一翼を担う。
同じ表情と同じ ....
マルゲリータ

シーザーサラダ

マンゴープリン

おそろいの指輪

おなかいっぱい、やわらかな夜
大きな電気自動車に轢かれそうになりました。
凶暴な蛇に丸呑みされそうになりました。
太陽に炙られ干からびそうにもなりました。

昔物知りなトノサマじーちゃんが言ってたように
外の世界は危険が ....
今日を時給に換算して生産性を上げるために空洞だらけの脳内の
途切れ途切れのシナプスをスティックノリとホチキスで応急処置して
電源入れても乾電池がとっくに腐ってたなんてよくある話でもう笑えない

 ....
夜と朝の狭間に

私はひとり。

薄紫の空を見上げ

深く息を吐いてふわり。

月は薄く、儚く遠く

今にも消えてしまいそうにひらり。

夕方と夜の間に、いるよりもっと

 ....
たとえば、
精密に作られたメトロノーム。
大きく右へ、大きく左へ。
素早く右へ、素早く左へ。
常に同じリズムを刻むために、
右へ振れたのと同じ分、左にも振れる。
ゼンマイが切れるまで、ずっ ....
運転間隔調整のため、少々停車致します。

後続電車が遅れているため。
前の電車が止まっているため。

早くおいで。待ってる間に。
早くおいで。追いつかないと。

早くおいき。待ってる間 ....
雨雲の上には、大空があること

大気の外には、宇宙があること

太陽系の向こうには、銀河系があることを

いつどんな時でも忘れぬように

まぶたに落ちた雨粒ひとつも

そっと、 ....
鵜飼千代子さんのさつきさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
境界線- さつき自由詩310-11-14
ひといき- さつき自由詩4*10-10-28
One_Truth- さつき自由詩3*10-10-25
ある日- さつき自由詩110-10-21
ぼんやり- さつき自由詩2*10-10-18
ひくちから- さつき自由詩3*10-10-18
鈍行- さつき自由詩3*10-10-17
ひとつぶの雨より- さつき自由詩6*10-10-15

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