すべてのおすすめ
{引用=雪見大福サイズの

雪見大福みたいなうさぎたちに 羽がはえて

ぶーーーーん って

いっぱい空を飛んでる

なんだかあわててぶんぶんしているので

いっぴき 飛ぶうさぎを ....
昔 父さんが庭の木に作ってくれたブランコに
僕たち兄弟が並んで

そうやって
毎日 そうやって暮れるまで

永遠に思えるような時間を過ごした

季節が変わるたびに
短くなっていくのだ ....
大地が 少し 揺れた

ここはパリなので
それは夢だと分かった

モノクロのカーテンの幕が
ゆっくりあがるように
日を目覚めさせる そういう揺れだ


意識の向こうに
黒く流れる ....
{引用=「序」


万華鏡に
甘い想い出だけを そっと詰めて

くるくるまわして のぞきこむ

金平糖のじゃれあうような
さらさらした音がはじけて

あまりの甘さに 歯を痛めて  ....
{引用=さらり ふぅ さらり

水の音

ふぅ さらり}






川岸で
あかい手を あらってた

空には月が揺れ
あたしは 朧月夜、を 口ずさむ

川岸で流れた ....
彼の乗った船が エーゲ海で消えた

滅多にあることでも ない



彼の乗った船が エーゲ海で消えた






遠州浜の海岸線は 遠い砂浜
波に運ばれる 白い砂と 生き物 ....
春の雨になりたい

あたし 春の雨になりたい



あなたはすぐに 春の砂にまとわれて
その嵐の中に {ルビ荒=すさ}ぼうと揺する

小さなオルゴールの中に
こころ を 忘れてきた ....
あおしんじゅの森は
樹海の森だったし

あたしはその結晶を とても美しいと思った
粒の小さい 白い涙のようなそれは
体に悪いと知っても
飲み込み続けるよりなかった


ゆるい雪のよう ....
あめのなかに
ゆきのまじる


ぶーげんびりあの
かねのねの
音のあまつぶ
しらゆきまじる


むすめはやらない
むすめはやらない



{引用=三つで病に
五つで迷子 ....
あたしのスカートの
端っこを切ったのは あなたでしょう?

羽をばたばたさせて 空に浮かぶ
髪が伸びたので あたしは飛べるようになった

まっさらな夜を
あなたの匂いをたよりに飛んで
 ....
「もう無理なんだ・・」 と

電話の向こうですすり泣く男の声を聞きながら
鳩サブレーの袋を破いた。

バターのきゅんと効いたこの銘菓を、私は好きだ。

ぼりぼり。

むしゃむしゃ。
 ....
 ピセラン ポエリア 鳥の歌


あたしが夢の扉を叩けば
ピセランポエリアが 眠りのはじっこを
嘴でついばんで そのままぐんぐん飛んでいく



 ピセラン ポエリア 鳥の歌

 ....
{引用=映写機の音がする}



彼は 人のいない小さな劇場の

 古く湿った 客席に座り


 白くぼぉっと光るスクリーンを見つめる




 {引用=ただ、かたかたと廻 ....
ちょっと遠くまで 一人旅してきます

行き先はブルゴーニュ地方 はじめて行きます

街の真ん中にある ノートルダム聖堂の

ケルト信仰と錬金術に関係があるって噂の 漆黒のマリア像に

 ....
{引用=
クラヴィ・ヴィエイヤールは小さかった

どのくらい小さいかというと あなたのまぁ 半分くらいで


俗に 小人と呼ばれる 種類の人間だったのかもしれなかった

けれど

 ....
私たちはふだん

地球の反対に住んでいるので


会うには 大陸や 時間や お金や

たくさんのものを越えなくてはなりません


仕方ないので


手っ取り早く待ち合わせ
 ....
 声を漏らさぬよう

唇を噛み締めたら 甘かった

 なにせあたしの血は 苺シロップでできているし



あなたなんかに 舐めさせてあげない

 ほっておけばすぐ すっぱくなる ....
鬼ツバメを頭に乗せた女が
口をつける勢いで話をする

ゲイのオトコの、Tシャツに透ける乳首だとか、
まぁそういった話で

あたしはその塗りたくった唇から
目を離さないで居る


と ....
いつもはつけるキャンドルのランプを

きのうはつけなかった。

突然、ものすごい疲労感に襲われて、

ベッドに倒れこんだから



真っ暗闇に

亡霊がつどう



あ ....
北大路京介さんのもも うさぎさんおすすめリスト(19)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うさぎ- もも う ...自由詩22+*08-4-17
春と月と_やわらかな旅立ち- もも う ...自由詩15*08-4-17
- もも う ...未詩・独白17*07-6-22
ある雨の日より- もも う ...自由詩48*07-6-17
川岸- もも う ...自由詩23*07-4-22
彼の乗った船が_エーゲ海で消えた- もも う ...自由詩32*07-4-6
春の雨- もも う ...自由詩27*07-4-4
あおしんじゅ- もも う ...自由詩31*07-2-13
手折り唄- もも う ...自由詩25*07-1-25
- もも う ...自由詩41*07-1-17
鳩さぶれ。- もも う ...散文(批評 ...44+*07-1-10
ピセラン_ポエリア_鳥の歌- もも う ...自由詩25*06-12-22
彼の_人生- もも う ...自由詩27*06-12-7
遺書- もも う ...自由詩44*06-11-27
クラヴィ_ヴィエイヤール- もも う ...自由詩59*06-11-26
キャベツ畑ランデヴー- もも う ...自由詩28*06-11-24
あたしを食べるつもりで、あたしを食べて。- もも う ...自由詩16*06-11-12
パリ- もも う ...自由詩21*06-10-28
ただの_悪夢- もも う ...未詩・独白7*06-10-20

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する