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僕の里では
星は数えるものではなかったんだよ
この都会に来て驚いたのは
その星が数えられるくらいしか
無いってことさ
そうなんだ
故郷の夜空の星々は
散りばめられた光の粒だったから
で ....
 故郷の母上様お元気ですか?この度は大変お世話になります。電話の度に会いたい、会わせろと仰られてましたね。こんな形でご迷惑をかけます。心配で心配でこの様な文を持たせました。思えば私の時も同じ事がありま .... ねぇおじいちゃん?
何だ?
何か話してよ
お前が話しなさい
私は手を動かしてますから~
う~ん…
昔切ってもらったんでしょ?
そうだな婆さんにな~
どんな時に?
お前の父さん母さんの ....
「君の名は?」
そう繰り返し語りかけることで
僕は自らの不安と焦燥を紛らしては
歩き続けたことがある

幼少の頃の思い出は
柔らかくて温かくて
ちょっぴりくすぐったいものだった

砂 ....
初めて手紙を差し上げます。スマホのLINEには書くことのできない私の本音を捧げたくて。“美しい紅葉を照らす月の様になりたい”これが私の願いです私の愛の告白にあなたの頬が赤らみそれを見つめる私の想いはあ .... 片想いが
自分を子供扱いした
あの夏祭りの思い出は
今も私の胸にある
悪友たちと
冷やかした出店の先に
同級生の君はいた
大人びたその浴衣姿は
いつまでも子供でいたい
私の心中を陽射 ....
おじいちゃんと
LINEを始めたのだけれど…

おじいちゃん…
『「りんご」はい次は「ご」!』
って…
唐突にしりとりを
始めたかったわけじゃないよ僕は…
送信した「り」は
“了解” ....
もう一年が経ちますね
文通の始まりの季節が
花水木の頃でしたから

一日たった三行の文通を
提案してくれたのは
あなたの方でしたね

そうでしたね
気が短いので次の便りを
待ちたく ....
「ママがパパがいないからごはんもせんたくもらくちんでいいというからパパのこときらいなったのときいたらわらったの だからわたしはママをおこりました でもよるトイレにおきたらママはテレビのよこのパパのしゃ .... 「六年の今年が最後なの」


今一番の頑張り時
将来の出世も約束される
だから休養させてほしかったが
結局口論の末折れた
もう口も聞きたくない

そして当日この歳で
大勢の人で賑わ ....
ねぇどっちだとうれしい?
どっちでもいいのよ
教えて上げようか?
ううん教えてくれなくてもいいの
なんで?
だってここにいてくれるだけでいいんだから
ずっとここに?
ずっとはちょっと寂し ....
仕事で大きなミスをして
通称仏の課長に怒鳴られた
そんな日の帰宅時に
声を掛けられる


あの…すみませんが
名古屋駅は初めてなもので
エレベーターはどこですか?

案内しますよ
 ....
友人に登山にでも行ったらと
提案されて誘ったら
「別にいいよ」と気のない返事

付き合って数年も過ぎると
恋人関係はこんな風に
覇気のないものになるのだ

それでも歩いてみ ....
最後まで聞くよ
君の気の済むまで
存分に話しなよ

君が正しいとも
間違っているとも
決めつけないで
耳を傾けるから

頑張れとか
こうしたらどうか
なんて励ましたり
アドバイ ....
お父さんが帰って来なくなった
お母さんは泣いたり笑ったり
そして怒ることが多くなった

いつもはお化粧するのに
今朝はしないでお出掛けした

いろんな場所に立ち寄っては
ため息をつくお ....
老齢の愛犬のお散歩も

寒さの和らぎで

幾分面倒な気分が薄らいで

そんな私の心持ちなんて構わずに

草花はより色濃く鮮やかで

老齢の愛犬も

いままで入ろうとしなかった
 ....
梅昆布茶さんのしょだまさしさんおすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星の数ほど- しょだま ...自由詩619-10-27
手紙_~母から母へ~- しょだま ...自由詩219-10-1
祖父の後ろ髪- しょだま ...自由詩219-4-20
君の名は?- しょだま ...自由詩3*19-4-17
季節の手紙- しょだま ...自由詩2*18-11-3
夏の思い出- しょだま ...自由詩5*18-7-23
ジェネレーションギャップ- しょだま ...自由詩5*18-6-11
ハナミズキ- しょだま ...自由詩6*18-5-19
子供たちの詩_二編- しょだま ...自由詩418-4-30
命令従事の秋晴れて- しょだま ...自由詩3*17-11-7
どちらでも- しょだま ...自由詩117-7-28
押した分だけ- しょだま ...自由詩317-4-9
手の内と山登り- しょだま ...自由詩316-7-9
気の済むまで- しょだま ...自由詩216-7-3
アジサイとカタツムリ- しょだま ...自由詩10*16-6-11
春風に背中を押されて- しょだま ...自由詩5*13-4-22

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