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これは
その日もまた風の吹く日で
風の吹く日の桟橋は弾んだ
黒い深い雲は西へと進み
それでいて天上から尽きる事はなかった
赤銅色の鉄板が跳ね上がる
同色の鎖は少しも流れていかないように ....
遠き空より舞ひ落つる
雪の光を感ずれば
やはら一ひら手に取りて
心を開く花と見む
近き川より流れ寄る
水の光を眺むれば
しばし一向き佇みて
心鎮むる音とせむ
遠き国より打ち寄す ....
遠くで
ずっと 遠くで
美しい人が泣いている
どちらの方角やら
聞こえてくる
祭囃子のスピーカー
日が差す昼の部屋
夕暮れの湿った砂
爛れたアスファルト
目の端の折り紙
遠くで
....
あま栗の中でいも虫が死んでいたよ
すでに黒く硬くなっていたよ
あま栗は甘い
いも虫は死んでいる
いも虫は栗をたべながら
たべながら死んだ
あま栗は甘い
いも虫は死んでいる ....
北大路京介さんの肉食のすずめさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
山羊と桟橋
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肉食のす ...
自由詩
6*
07-6-19
心走らす空と知る(ぽえむ君と合作)
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肉食のす ...
自由詩
8*
06-12-14
遠く
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肉食のす ...
自由詩
6*
06-12-6
あま栗
-
肉食のす ...
自由詩
8*
06-11-20
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