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祭りのない秋
冬の訪れ
静かな景色と
空模様

途切れる意識の
はざまに浮かぶ
現実のあらわれ
夢の幕
夢でこその現実模様は
頭の奥に遠ざかる

天井の
咲かない花の ....
人の世界では
何者かであらねばならない

そして僕は
何者でもない

先生
僕は

患者ではない
信者ではない
生徒ではない
担当ではない
愚民ではない

先に生 ....
孤独
個の毒
ことごとく

苦悩
愚の脳
このうえなく

恨み
うらやみ
暗闇のなか

夢想
無の相
嘘うたう

存在
その際
空ぞらしく


その ....
明けないはずの
夜が明けて
僕はまたしても
僕の一人を
夜の向こうへ
置き去りにしてきた

明けなかった夜は
もはや異次元
永久に交じわらない
平行線の世界

明けない ....
外へ踏み出せば
青い山並
遠い湖岸

しぜんのじねん
自己意識はまた
不確かな



見えないものを
手探りしては
喪失感

億劫な発語
力ある沈黙
言霊を追う ....
ドキドキするよ
あなたに包まれる
夢を見て

ぼくはいつも
上手にさよなら
できなくて

終わりを知ってるのに
知らぬふりのまま
ラインを越えた

もう少し丁寧に
時 ....
困難のトンネルを這い
産まれて
同時に
死がひとつ立ちあがる

混沌のうちから
産まれて
言葉にまみれ
詩がひとつ立ちあがる

墓場さえない
うたは埋もれて
読み人知ら ....
ウツウツしつつ
鬱憤はらし
クヨクヨしながら
苦を昇華する


ビクビクしては
吃驚ぎょうてん
クルクルまわる
狂った脳天


タンタンとして
耽溺する水
モヤモヤして ....
自由という
苦境
自我という
魔物

奔走する
道程
翻弄される
生命

この身は
いったい
なにものか

なにものでもない
混沌のうちの
ひと泡
ぼくはただもう
汗をかいて生きよう
排ガスさえ流れてこないよ
よどんで静止する空気のなか
一瞬!の風を
ヨットの帆のよう
全しんをぱんと張って受けている
止まっては溶けつつ
ひたす ....
ここに根を生やせ
ここに
ここに倒れこめ
ここに埋葬される
ここに
ここは不毛の故郷
二度とは帰りたくなかった
ここには

生きている
生きている
生えている
生まれてくる ....
あるスピードをもって
街の夜明けをめぐっていると
かどを曲がるたび
まあるい月が現れては消え
消えては現れるのだ

四角い建物の影に
あるいは影から。
黒い樹々のあいだに
あるい ....
とてつもなく大きな空の間を
できるかぎり大きな愛を以て
苦しみながら
かけぬけよう

きれいなうたが
きれいな風にのって
なにものでもない人間の
こころを
くすぐったりして

 ....
心きゅうきゅう
キュウキュウ鳴いて
きゅうきゅう詰め

頭くるくる
クルクルめぐり
来る狂う気配

体きりきり
ギリギリいっぱい
きりきり舞い

魂しんしん
心身の
深 ....
しろい花
きいろい花
むらさきの花

白い作為
黄色い極限
紫の無意識

対象知らず
しるしなき
供花は咲きほだされて

立つ雲
しずかなる
狂歌は所在なく奏でられ
生きて
居ても

死が
始終

奢り
躍り

  *

信の
真相

摑むも
束の間

広がり
開かれ

  *

書く
観念

毒 ....
新年
まわりゆく月日
新しいといえるか
迷いゆく道

死の年
まがまがしい月日
もはや過去だ
通いゆく血

あの夏は遠く今
見えるのは
白い冬の日

あんなに嫌悪した脱 ....
精神の病み
闇のなか

意識下にある
闇の発現

光と闇が交錯する
名状しがたい世界に迷って

クルクル苦しく
来るもの拒めず

精の神を畏れつつ
生の芯をもっていたい
 ....
繋がらない
伝わらない
孤独を感じる
こころは子供

賭けている
書いている
綴ることに
ついやす力

伝播する電波
妄想の様相
あしたの頭はどこ行くか

スルーされて ....
睦月
 仲むつまじく

如月
 心の不如意

弥生
 ヤみヨるイきる

卯月
 卯の花ぐもり

皐月
 さみだれ誰の涙か

水無月
 天には水無くなる

文月
 ....
ことばが
うたを欲っする
ポエジーが
リズムを欲っする

その力動
具象の発現
波の流れに
まかせるちから

口ずさむのは
名状しがたい
祈りのメロディ

大丈夫
世 ....
喜々として
危機を迎える
あぶない橋を
渡ってきたんだ

とうとう
滔滔たる流れに
あふれる思いを
分かつことができるか

ダイナミズムの波の中
本当のこと
解りたい

 ....

と発語すると
鼻白む思いだが
それは存在可能だ

安易に云えば
隣人への愛
自己への愛
ひいては敵への愛さえも

ここまで生きられたこと
そのこと自体
愛だといえる
 ....
梅昆布茶さんのシホ.Nさんおすすめリスト(23)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日のつなぎ目に- シホ.N自由詩620-12-23
たったひとつの強み- シホ.N自由詩820-6-11
孤独のうた- シホ.N自由詩919-9-6
夜の背後- シホ.N自由詩1217-2-14
美しい世界- シホ.N自由詩214-3-24
あなたを捜す- シホ.N自由詩214-2-6
無名の人- シホ.N自由詩613-7-1
風来坊- シホ.N自由詩612-11-14
ひと泡- シホ.N自由詩6*12-11-5
汗をかいて生きよう- シホ.N自由詩312-8-7
ここに根を生やせ- シホ.N自由詩212-6-3
- シホ.N自由詩412-5-10
愛そのもの- シホ.N自由詩2*12-4-25
意味深深- シホ.N自由詩612-3-27
花の色雲の影- シホ.N自由詩312-3-18
難問- シホ.N自由詩312-2-18
一月- シホ.N自由詩212-1-8
生の芯- シホ.N自由詩211-12-28
あした- シホ.N自由詩411-12-24
ひととせ- シホ.N自由詩211-12-19
発語- シホ.N自由詩311-12-17
過流- シホ.N自由詩211-12-13
生きる愛- シホ.N自由詩411-12-8

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