すべてのおすすめ
とうとう視線が私の上になった君
私と背比べをするときにしゃがんで笑みを作る
肩幅も広くなってすごく足もしっかりしてて
そんなに私と背が変わるわけじゃないのに
どうしてこんなに男 ....
ただ子供のことを思うだけで
いろいろな将来のことが不安になって
そうして生きていることさえ虚しくなる
誰がそんな思いを受け止めてくれるのか
生きているということを喜びと思えるように
....
過保護になり過ぎた時代に間違って先走って坊やの道を
作ってあげそうになってしまうんだ
でもそれは余計なこと
してはいけないことなんだって
教わったよ
すべ ....
新年がやってくる
お腹にいた君も
来春には中学生
中学生ってどんなだったっけ?
お母さんは中学一年生のとき
素敵な仲間に囲まれて
ときにはいろんなもめごとに巻き込まれたりしながらも
....
声を大きくして泣く頃はもう過ぎて
しとしとと降る雨のように涙はいつしか零すようになり
とめどなく響く雷鳴に
心はどんどん堕とされていき
私の笑みは消えゆく
その頃 ....
誰もが弱い
誰もが日々不安
だけど、
生きていくのが運命
与えられた人生を
生きるしかないのだけど
切り開いて
生きていくことは
出来るだろう
寂しさや切なさの中で
....
もう少しで手もつないでくれなくなってしまいそうなほど
大きく成長してくれた君と二人で湖へ出かけた
とても嬉しそうに満面の笑みを向けて
本当に楽しそうにたくさん駆けまわっていた
私の ....