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ブラインドタッチのせせらぎに
あなたが流れている
まぶたをおろして
まるで ひとりでいきているかのように

真夜中の岸辺は
いくつもの{ルビ蹠=あなうら}を傷つけるという母のおしえが
 ....
帰宅の
駅のざわめきに
隠されて降りつづける
夕立
だれも見つけることができない(のは
だれもが濡れて
まばゆい、構内の
あしもとから順に深海になって

快速電車が文字の編み目を ....
あなからこどもが零れ落ちるように
夢をみている
いつか
あなたの我慢がフローリングを濡らしたように
だれかの白い肌がりんごのように


なめらかな弦
だれの望みだろうか、
夜は ほん ....
梅昆布茶さんの伊月りささんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
真夜中の岸辺- 伊月りさ自由詩9*12-9-13
家路- 伊月りさ自由詩7*12-7-5
うぶごえ- 伊月りさ自由詩9*12-1-5

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