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さあ来いよ
轢いてみろよと言いつつも
迫る鉄塊 よける私
あ   な た    
            の   首   を
 
                      絞めて



押 

  し 花   ....
何を書こうとしたのか忘れてしまった
私はお風呂の中で
或いは教室で、バス待ちで
ふと詩を思いついたのに

それを脳みそに留めたはずなのに
今こうしていざ向かい合うと
うっかり何処かへ ....
雨で濡れた制服を物干しにかけると
お気に入りのセーターと
向かい合ってゆらゆらとダンスを踊った

優しい雨のなか
口ずさんだのはジーン・ケリーの“雨に唄えば”

これは何処からきた雨 ....
海とよく似た青いパンプスが欲しい
女の子は 愛に生き 愚痴を喰らう

すこし綺麗でいたいと思う
化粧をおぼえて 誘うことをおぼえる
何処で習ったのかは 自分にもわからない

遺伝子のなか ....
あー あー きこえますかー

こちら、地球です

地球です


けっきょく滅亡はしませんでした

とくにおっきな変化もありません

いつもの日常でしたー


 ....
リボンという名の首輪を外し
第一ボタンという名の戒めを解く
スカートを3回折って
わたしは走る
この足2本の赴くままに

どこに行くかなんて
私は知らない 君も知らない

ほんの小さ ....
苦しいだろうと言ってくれ
悲しいだろうと言ってくれ

いまは
金も名誉も酒も男も要らない

いままで慰めを当てにしてきた全て
いまは 要らない


やめた筈の煙草が恋しい

あ ....
わたしはねこ
あなたの脇のした 或いは
ストーブと向きあって 眠りたい

わたしは陽だまり
あなたが苦しくなったとき
そっと寄り添わせてほしい

わたしは鳩
平和なん ....
学校指定のカバンとエナメルを横に置くと、どうしてもふたり分の座席を占領してしまう。日が落ちきって、人も疎らなバスの車内がありがたい。いくら荷物が多いと言えど、ふたり分を占領することはなかなか勇気がいる .... 年頃だから

家族共用のコップがいやで

表面張力の水で くちをゆすぐ

吐き出した 唾液まじりの泡々は

キシリトールが効いていて


小4のくせして

甘ったるいイチゴ ....
梅昆布茶さんの川上凌さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
銀の車体が怖かった- 川上凌短歌213-3-2
押し花- 川上凌自由詩5*13-2-21
忘れてしまった- 川上凌自由詩7*13-2-21
優しい雨- 川上凌自由詩17*13-2-16
女の子- 川上凌自由詩9*13-2-13
世界の終わり- 川上凌自由詩11*12-12-21
反抗予告- 川上凌自由詩10*12-12-19
いまは、要らない- 川上凌自由詩2*12-12-15
さみしい関係- 川上凌自由詩12*12-12-13
うしろのおっさん- 川上凌散文(批評 ...2*12-10-30
ながい夜- 川上凌自由詩2*12-10-28

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