現在完了で私は部屋が片付けられない
夏休みの宿題は その日のうちに書きとめられずに
お天気欄は空白のままだ
(そしてその結果、いまでも宿題は出せずにいる)

宿題を片付けられないまま思春期に ....
私は、春という季節が少し苦手なのだと思います。
何故か、春になると、漠然とした不安を覚えます。
澄んだ空の下に立つと、柔らかな日差しを浴びると、居心地の悪さを感じます。
カーテンから部屋へと ....
また太陽が沈む
ふと淋しくなる
やがて朝が来て
夜が来て
日が昇って
夕焼けを眺めて
奇妙な夢をみて
目覚まし時計を止めて
目を閉じて

やがて死ぬ
僕は無くなる
君も無く ....
禿頭にパンチパーマが生えてきたような

夜の街路樹に仄見える青葉は外灯にてらされて

現実世界にうまれた幽霊のようだった

コンビニは看板を消していて

さっき接待に使った天然ふぐ屋も ....
見上げれば、空は青く


明日のことはおろか
一呼吸先でさえ、不確かだってことに
鈍感だったのかもしれない

足元の奇跡は
叫びたくなるほど脆いというのに
気がつかずにはしゃいでいた ....
ジョン・デンズモアは口数の多い方ではなかったが、
思い出についてドイツ語で語るとき、
多少語彙の少なさを補うように、
饒舌になりがちな朝があった。


そんなときシナモン入りのアイリッ ....
ゆっくりと寛ぐ
夕食後
時間がまったり
流れる

ジャズの音
エレキ
ブランデー飲んで
楽しく

笑って
泣いて
怒って
忙しい
俺はゴキブリみたいな愛し方しか出来ないが







 ....
コーヒ−カップの底で
四角い哲学者が
溺れながら
プラトン的愛について
考察している

僕が
スプーンでかき混ぜると
永遠を
ひと時が飲み込んで
一行の詩が
生まれた
わたしの奥にあなたがいるの
あなたが知っている扉の開け方

あなたの嘘が
わたしのこころに深くささって
そこに木がはえて
大木となって居座っている

あなたの嘘は
わたしのこころ ....


暗くないんだって *
何度言えばわかるんだろう
―*
〉エレクトロニクス 〈 エレクトロニクス *

(曼陀羅に浮かぶ釈迦は横になっている)

宇宙にはこんなにたく ....
いつものように夜を歩いている

星の瞬きをながめながら高台からくだってゆく

車や帰り道のひとと二三すれちがう

街のあかりは傾いている

最初の信号に出くわすと

すっかり道を歩 ....
むかつく

むかつく、なんて、
うつくしくないことばだろう


もし、このむねのせつめいのつかない破綻を、
正確に、
かつ精妙に、
表現できることができるなら、
むかつく、
 ....
墓地の芝生の上を
早春のあかるい風が吹き

ある白い墓標のかたわらで
小さなデイジーの花束が
微笑んでいた

そのことをくりかえし思いだす
私ひとりの影と
しずかな陽射しと

そ ....
スーパーで









値引きシールを






 ....


不憫にも
後々悔やまれることがあるとするならば
自然とは(我々を全く理解しようなどとは思わない)ということ 。
人々は突然愛する誰かを失ったときの哀しみを、時化に受け立ち向かう ....
片方の翼が傷ついた水鳥

もう思うように飛びたてない

仲間たちと一緒に飛びたいのに

舞い上がることができない


あの青い青い空に向って

もう自由に羽ばたけない

黒い ....
転んだはずみで
地球のコアに近づいた

膿みたいに
どくとくと脈打っている

心臓の周りにへばりついてるみたいだ
ポンプが上下するたび
わたしは息をする

わたしと平行に
地球は ....
また 泣いている
性懲りもなく

言葉をかくものは
言葉でやられる

ソングライターが
急性ストレス障害になる

画像プラス言葉は
激しい

揺れる
揺れる

心も脳も
 ....
感情 (使いきりタイプ)
ロボットになることを躊躇わずに、ロボットとして生まれることに罪悪を感じず、ロボットが生活を営むことを赦し、


私は、人間と共にありたいと 
私は、人間と共にありた ....


(真に燃えるのは
アルファの星が降る夢だろう *

俺さまを散々利用しといて
いまさら逃げようなんて
虫がよすぎるぜ

(同意したはずだ
)光りとなり
闇となって ....
ゼロなんてあるのだろうか

幸福なんてあるのだろうか

桜ぼっちの三月

もう二度と会えないひとなんて

ほんとうにいるのだろうか


街道のところどころに桜を見つける

オ ....
うずらのたまごの
からに
お花を挿して
ちいさなちいさな窓辺に飾る

窓はまだほんのぽっちり
かすかなあかりを入れるだけ

川べりをそっとあるく
ふたりで
手なんかつなげたらいいけ ....
無音 やがて そして



銀に回転する木霊を破壊する金の雷鳴
その雷鳴が回転して赤土色の轟鳴となる
その轟鳴が崩壊して土砂のように大地は捻れる

酷い眩暈が頭痛へと直結する
感覚神 ....
いっぺんだけだぜ?























いっぺんだ ....
いろいろなものを
誰よりも多く掴もうとして
硬くなってしまった
てのひらの
欲張りな力を
少しずつ緩めてみよう

うっかり掴み損ねたものは
そのまま放っておけばいい
本当に必要な ....
宇宙式の貨物船にのって
オールトの雲のなかを航海している
太陽から1.47光年離れても
まだお前の重力圏内にいる

まったく、すごいやつだよ
お前ってやつは

RC2052年18月03 ....
たった一つの言葉が言いたくて
書き始めた詩が
僕の手を離れて宙に浮かぶ

こんな筈では無かったと
何回も書き足して
つなぎ止めようとしたが
ますます詩は僕の部屋中に拡散し
言いたかった ....
そざつな草むら駆けだしている

雨の窓辺にピアノをたたいている

薄曇りの鏡にあたしがうつっている


夕べは花芯をそよいだゆび

朝には枕にもたれているの

肉の夢をむさぼりみ ....
)たまには違う(世界)を見せてやろう‥と
いやがる(猫)を無理矢理車に連れ込んだ 。
ひとつ先の(公園)で放してやると
猫は一目散に逃げ出した 。
(犬)は主と旅をする
)猫は旅を ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
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