Hug me.
Hug and kiss me.
Hug, kiss and love me.
Hug, kiss, love and feel me.

想いの
道のとちゅうを
あるき ....
{引用=


二月のはじめに降り続く雪の
その多すぎる水分に浸りながら眠っている
白い指の腹を瞼にあてては
薄明かりに浮かぶ声を亡くしたさかなたちを
夢から逃がしてやろうと
 ....
にがつのあさが春にむかう

大連でもはるぴんでも青島でも

死の世界はかんねんてきな世界か


はるたちあがるあすは立春

節分がふゆとはるにき節を分ける

これをしもまた

 ....
パステルの世界広がり
この一時 空がてれる
やわらかなブルーと
うすももの雲が
ほほ寄せあって

ほらね
ほんのりグレーの雲
きょとんとくぐって
天使がふんわり
降りてくる

 ....
午前一時七分

   ごらん
   粉雪が降っているよ
   まるで天使の羽が舞っているように
   今は
   僕らだけの窓辺
   君と一緒に過ごしたクリスマス
   最初の告白
 ....
スプーンの凹みがきんと冷えていて/くっついちゃった舌とバニラと


水銀の湧き上がる速度いつもより遅いの、ぜんぜん熱なんてない


「純正のクーベルチュール」を用います。失敗しては、買いに ....
地下鉄は難しい
乗り換えなくても難しい
行く先々で枝分かれしないでほしい
でもまず乗り換えが難しい

地下鉄は地下にある
地面直下だったり深かったり
違う駅名の駅が重なっていたり
同じ ....
* まご

孫という字は
花に似ている
近くで見れば
込み入っているのだが
遠視眼で見れば
花に違いないのだ

わたしは間違っていた
孫を見ていれば
それがわかる
虫けらもあり ....
あどけない湿度

風ほどけてそぞろに

空では光や影がであっている

来世への階段を幻視する


遠い空に

春に

屹立せよ風

自殺に憧れるその鼻を

岬のむこう ....
母は24歳のとき、実業家の三男である父と見合い結婚をした。
父は教養のある人間だが、商社マンにはあいにく不向きであった。
売掛金の回収が滞るとすぐに実家を頼りにして借金をし、
その金は祖母が何時 ....
私の飼ってたハムスターを紹介します。


一代目 むぎ ♂
  と
二代目 めい ♀

二人とも
よくわたしのフードで寝てたかわいい子です。

めいの死は腫瘍が原因でした

あ ....
{引用=
赤くて甘い熟れた先端よりも白くて硬くてすっぱいお尻を
齧ったときのほうがずっと春に近づけるんだってさ。
朝から晩までへたのまわりに齧りついたのに、今日の天気は雪です。
舌がただれて痛 ....
今度こそ 今度こそ
何度も同じ言葉を繰り返してきた
そしてまた 同じ言葉を吐く
今度こそ

自分の中の甘え 怠惰
肉と一緒にそんなものたちを
洗い流してしまいたい

他人の視線も気に ....
   


       たった二文字をいえなかったせいで


       いや、いわなかったせいで


       いまこんなにも、後悔してる 
愛され方にコツがあることを
実はあんまり知られていない
自分の願う愛され方と違っていても嘆かないで

愛されるために笑顔でいることは
実はあんまり有効でない
つくり笑いをした後の顔の筋肉は ....
好き好き大好き
あいしてる

そんな言葉じゃ足りなくて酸素不足で苦しくて

ねぇねぇぎゅっとして

早くあなたに会いたいなぁ
雪の上に残る
踏みしめた足跡
一つ増えるごとに
私は素直な心を
取り戻していきます

小さかった手が
だんだんと大きくなるにつれ
大きな愛情から
逃げるように
離れた強がりの私は
 ....
               奇数行 萌木 碧水
               偶数行 奥主 榮

  この先を曲がりいる
   だらんとぶら下がった
  はたとしずまり
   くもの し ....
夢や希望も見失い 
怒りと憎しみ傷付け合った
その拳には一体何を 
握っているのだろう

共に始まり共に終わる 
思い出して欲しいことがある
どんなに詰まらないことだって 
それが暮ら ....
雪が枝からばさりと落ちる頃
山間部のお昼です
除雪車もとまって のどかな風景

年がら年中 年寄りばかりのこの村では
序列通りの決め事と
しわの多さで明日が決まる

子供たちは 真っ赤 ....
時間は繋がっている
ようでいても 実は
繋がってはいない。
ただ
連続して 重なってはいる。

繋がっているのならば
常に未来は予想できるはず。
川に浮かべた笹舟の様に。
でも実際は ....
夕暮れの町を潜る

そこは、綺麗な町

雪を踏む音が響く

電柱の影、重なる少女


烏の親子

頭上から影を降らす


右に立つ案内板の文字


 ....
雪雲の上の砂かけ婆ぁ
妖怪だからといって寒かろうに
詩々累々と雪が降ります

日々降り積もる詩の数々は
先々どんな化石になるのでしょう
ラーゲルシュテッテン・インターネット

シエラザ ....
■罫線

歩くことなんか出来ないってわかっていても
真っ直ぐに続く道を知りたかった
言葉はあまりにも無防備すぎて崩れそうで
その柔らかさを利用して思い切り固くした


発しては、ほろほ ....

手の内に隠した、種を、気づかないふりしていてあげる

それが花になって、誰かを笑顔にするなら。



膨らんでいる、と君が言ったから
目を凝らして、枝を見た

そうではない、と気づくまでは、もう ....
居所がもう私には少なくて台所では片足で立つ

それは嘘マイナスイオンの存在とかも君が残したぬくもりさえも

僕たちの心ちぬちぬ降る雪の積もる重さに少し似ていた

イヤホンの耳にソフトな ....
冬の終わり、夕暮れの川原に

少しさびしそうな背中をした旅人がひとり


その背中を今日も

夕陽がじんわり染めています


雨の日も雪の日も

夕陽はいつも

旅人の ....
鳴き雪がきゅっきゅとうたう銀の道、負けじと春の歌くちずさむ。                 奇数行:萌木 碧水
                偶数行:奥主 榮

  するり とすぎた
   形がないまま ふわりと
  いま なにが流れたの
    ....
だれの悲しみも
きっと癒せない
アルファベットは知ってはいても
心をうつ
その言葉の意味をわかって
この言葉は生まれないの

だれかのために
うたうことはない
そうだと 言ってしまっ ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
14- 月乃助自由詩10*10-2-4
二月のはじめに降り続く雪の- あぐり自由詩3*10-2-3
かんねんてきな世界- 吉岡ペペ ...自由詩310-2-3
天使の時間- 鵜飼千代 ...自由詩7*10-2-3
アヴェ・マリア- 乱太郎自由詩15*10-2-3
風に舞う雪を見ている- ことこ短歌12*10-2-3
乗り換えコンパス- 海里自由詩510-2-3
花ことば- 合歓木自由詩310-2-2
春に屹立せよ風- 吉岡ペペ ...自由詩710-2-2
つっかえ棒- 伊織自由詩5*10-2-2
わたしのペット- ありす自由詩310-2-2
((いちご)のつぶつぶ。)革命- 夏嶋 真 ...自由詩30*10-2-2
ダイエット- 綾瀬のり ...自由詩810-2-2
『すき』- くろきた自由詩410-2-2
愛され方のコツ- 朧月自由詩410-2-2
ピンク- つゆ自由詩4*10-2-2
足跡- ミツバチ自由詩22*10-2-2
交錯詩「路地」奥主_榮__萌木_碧水- 鵜飼千代 ...自由詩4*10-2-2
優しさと愛を感じて- 板谷みき ...自由詩3*10-2-2
名水の谷- 朧月自由詩410-2-2
未来の作られ方- 美琴自由詩410-2-2
綺麗な町- 山中 烏 ...自由詩3+*10-2-2
撓る雪- 海里自由詩110-2-2
ノートのおと- あ。自由詩12+*10-2-1
魔法- クローバ ...自由詩3*10-2-1
ふしだらな夢- キッチン短歌310-2-1
やさしい夕焼け- 楽恵自由詩5*10-2-1
-17℃(swinging_snow)- ことり ...短歌4*10-2-1
交錯詩「風」奥主_榮__萌木_碧水- 鵜飼千代 ...自由詩5*10-2-1
天然果汁- 朧月自由詩410-2-1

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