世界が声を失くしても
消えない音符と手を繋ごう

脳が奏でる
たった一つの音楽

外国語よりうんと近くて
私が使う日本語より
少し遠い言葉達

その歌の中に自分を見た
その人 ....
へなちょこ人のへらへら絵がかかれた薄っぺらなかみがくねくねしながら、
「ちょいと、そこのあんた、あたしと遊ばない?」と、指を誘う。

蓮っ葉かみは、指に抵抗ざらざら。

さらさらときれいに流れない ....
{引用=



 こんなにもかなしくさびしい目をした
 青い犀は
 かつてみたことがない

 霜月はじめ
 いや
 ぎりぎり瀬戸際のこの師走のおわりの
 月さえ凍える
 しろい ....
すべての<色>に撃たれていよう

業火に灼かれ白い灰となるまで

サービスエリアで雨に撃たれた

車のなかから外を見るようなふりをした


ひとは明日を信じていた

ひとは不安を信じていた

俺はだか ....
伊弉諾(イザナギ)の鼻から生まれた素戔嗚尊(スサノオ)は
母と逢ったことも無く
それでも母恋しさに泣きわめく

八拳須心前
(やつかひげむなさき)にいたるまでなき
いさちき青山は枯山なす。 ....
今日知らない町を歩きましたわたし
駅の前に車の走っていない大きな道路がある町
市バスにおばあさんが1人だけ乗っている町
ここはあなたと彼女の思い出の町でした わたしひとりきりで
道の影に公園の ....
いかないで

寅年のおひと

Wonderful萌えっち犬より





(2010・12・29mixi)
君と会ったら
君と交わす言葉で
森を作ろう
いろんな樹がざわめいて
ざわめきの中から 光がこぼれてくる森を

君も(そう 君でさえも)
僕を救うことはきっとできない
けれどそれでも君が ....
冬バイトのメグがつけまつげを付けたり付けなかったりする件














おいおい今日お前イブやで?マ ....
暗がりが暗がりのなかを
剥がれながら落ちてゆく
滴が滴でなくなるまで
見つめ見つめ 見つめられてゆく


見えるものは そこにないもの
赤を隠した 白の毛糸玉
腕に咲く ....
わたしのなかの楽譜





(2010・12・28mixi)
空っぽの眼窩に赤い紐通して天井からぶら下がっているきみへ

七歳から十四歳までの少女をマーマレードに加工する工場で働く

キュッて搾ったら酸っぱい汁がいっぱい出るような女の子が好き

つむ ....

()
目が覚めたなら
))う ふふ って
)笑った
窓にうつる/
/
(((((16分割」
涙は何れ枯れるって
あれはうそです
歳をとればとるほど些細な事柄が胸に凍みてきて
それには
深い傷痕の縫い目を自分に重ね合わせたり
生きものの
生きものたちの還る姿が地 ....
死にそうで
苦しい時が笑う時
すべらないネタ
演りきるんだよ
されて



ちがい

ちがわない

どうにもここにも

きになる






(2010・12・27mixi)
次女を産んだ 赤十字病院は
母子同室だった

その日は 満月で
ベビーラッシュ

   土屋さんは もう大丈夫よね

そう 看護士に言われて

まんまるの目の大きな新生児は
半日 ....
からっかぜ

おもむく

西から

からまりかえる





(2010・12・26mixi)
12月26日のサンタクロースは、
たった一日で、
こんなにも小さな背中になってしまうのかい、
疲れきって、
足はしもやけでむくれ、
街はツリーや電球の撤去もいまいましそうで、
はや、お正月 ....
夢に根ざした情熱は
けれどガラスのように脆い炎だ
その熱情は外に向かって放たれ
壁の前に砕け散る
それでも消えずに突進し続ける
ドン・キホーテの姿は哀しい
ゴッホの空咳 コッホ、パスツール ....
ことし
蒸し風呂には冷たそうな
淡水魚の夏
交じりあう水は予想外でも想定外でもなく
伝う虎落笛
冬は必ずやってくる
/
たくさんの別れがあり
哀しみを思う))される余韻が苛立つ「 ....
私はしまい過ぎて失くしてしまう
大切なものほど奥へ奥へ
しまい込んでしまう

いざ必要な時が来ると
どこにしまったかオロオロする
探さなければ間に合わない

記憶のかけらを
ひとつひ ....
彼の家というものに誘われたのが
初めての クリスマスの夜だった
家族に紹介するというので
料理など持参してみたり
めいっぱい緊張して気を使って
ぎくしゃくと挨拶をすませて彼の部屋に行くと
 ....
 
 
新しいスリッパが
いつかぼろぼろになった時
その懐かしさに
胸を熱くさせる
二人でありたい
 
 
もう既に酔っ払っちゃってるから詩か散文か分からない日本語の羅列












 ....
シカゴとか
マドリードとか
各部屋の
扉にあって
雄琴のソープ











 ....
白い球はカーブを描き
握り損ねた手
ほら
頭上を、空高く飛び越え
砂原を駆け上がり
野を越え 谷を下り
小川をながれて
目のまえのどぶ板に 隠れると
あなたは道を横切りしゃ ....
するからこい





(2010・12・25mixi)
メリークリスマスお前ら
世界中の恋人たちがこれから
夜通しファックしようってのに
わざわざ現代詩フォーラムに
ログインしてるお前らのこと
俺は愛しているけどな
連れ合いと一緒に
三鞭酒か ....
とまれない夜






(2010・12・24mixi)
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
優しい剣- 三奈自由詩1110-12-31
ざらざら- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*10-12-30
雪の往還にたつ青い犀___ーー_堀晃の絵画を観て- 石川敬大自由詩19*10-12-30
サービスエリア- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...510-12-30
スサノオ- ……とあ ...自由詩10*10-12-30
片足あげて飛び越えていく- とんぼ自由詩110-12-29
萌え〜- 阿ト理恵携帯写真+ ...2*10-12-29
幾千のノイズをくぐり抜けて- 塔野夏子自由詩5*10-12-29
ゆう子あい子りょう子けい子まち子かずみひろ子まゆみ- TAT自由詩4*10-12-29
夜と径- 木立 悟自由詩510-12-29
雑音- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*10-12-28
メイドイン子宮のアンドロイド- 魚屋スイ ...短歌710-12-28
雪の朝- アラガイ ...自由詩3*10-12-28
涙イコールせっくす- アラガイ ...自由詩10*10-12-28
甘えんなって- TAT短歌3*10-12-27
- 阿ト理恵携帯写真+ ...4*10-12-27
泣き声- 森の猫自由詩7*10-12-27
ねこのぞき- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*10-12-27
12月26日のサンタクロース- はだいろ自由詩310-12-26
ゴッホの空咳- salco自由詩12*10-12-26
汽水域- アラガイ ...自由詩7*10-12-26
お片づけ- 小川麻由 ...自由詩4*10-12-26
昔のクリスマス- 砂木自由詩8*10-12-26
スリッパ- 小川 葉自由詩3*10-12-26
言っただろうが- TAT自由詩2+*10-12-25
私の性の体験談のコーナー- TAT短歌3*10-12-25
キャッチボール- アラガイ ...自由詩5*10-12-25
すなねこ- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*10-12-25
ED- セガール ...自由詩1210-12-24
STOP- 阿ト理恵携帯写真+ ...4*10-12-24

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