君への愛が終わったから
録画してたドラマ一気に見よう
もうだらだらしていいんだ
夜中にポテチ食べちゃってもいい
朝からビール缶で飲んじゃってもいい
昼になっても外でなくていい
ちょっとエッ ....
生まれて初めてネット喫茶へ行って
ベッドのように深くもたれかかる事の出来る大きな椅子に座って以来
僕は椅子に深く腰掛けるのが好きになったのかもしれない
いつかあの椅子を買うことを夢見て

そ ....
土色をした歳月の掌が
猫の舌のようにざらつく突起で
軟らかな思想を舐め取っていく

塩責めされた蛞蝓は
実はそっくり中身だけ
粘膜を抜け出し
逃げていた

{引用=「それは 思想 ....
  山道の草木を横切る
  ギンヤンマの蒼い複眼に
  私たちの過去が沈んでおり
  どうやら今も放熱を続けている
  遠く 手放してしまったものも
  未だ近く 触れられるものも
 ....
薄いオレンジのむこうに

行くと思う

ひかりを見に行くと思う

薄いオレンジのむこうに

行くと思う

ひかりを見に行くと思う


ききいってしまう

なにかのものまね ....
ささやかれている
この世の終わり

大きい火山が噴火したり
全てが海に沈んだり
この世の終わりというけれど
始まりでもあるんだな

全てがまっさらなくなる
というものも
気持ち ....
            150726

車ごと埋められた僕たちは
炎暑の中で窒息している
国の成り立ちはかなり暴力的だと信じているので
これも新しい国への礎になれるのかなと信じて
酷暑の中 ....
におい、によって呼び起こされた記憶は他よりも色あざやかでいつまでたっても去ることがないのだった高校の部活の秋の地区大会で楽屋に使った研修館の部屋の終演後に着替えるからと言い置いて閉じこもった押入れを後 .... 白いシャツに染み付いた
香水の匂いとスパゲッティの点々に
日曜日の名残を感じながら
指先を黄色くして
ごしごしごしごし 洗う

とっちめてやる!
という わけのわからない怒り ....
かなぐり捨てたいものは、
その背中にはりついた。
私の羽根だ。
羽根は強烈な接着剤で
そ ....
圧倒的なインプットで
圧倒的なアウトプットへ


圧倒的なアウトプットで
圧倒的なインプットへ


今日の終わりには
少しでもいいから
圧倒的にアウトプットが
インプットを上回っ ....
気持はいつも
うち側へはじけたから
つまらない奴だと言われていた

たしかにわたしは
つまらぬ女で
するすると全部抜けていってしまうのだ
やって来て 去っていく

いくつもの時間 ....
            150725

エアギターの名人、メタルギャーの軋み音
コンデンサーのくしゃみ
爆発する前兆ダナと思いながら使い続けて
2年が経った1940年代のアメリカ製のラジオ
 ....
平家の怨霊に千切られたり

画家が自分で切り落としたり

耳だけになった耳は

視ざる 語らず

そばだてるだけ

集めつづけて

誰にも渡せない

にくの花弁の内がわで
 ....
何でも好きなこと書けばいい
自由しかないから悩むことない
個性を全面に出せばいい

様々な色を使って書く
自然の流れに乗って

心のままに書いた絵は
迫力がある見応えがある
いつまで ....
 港町を照らす外灯が昨日の過ちを優しく包み込む。
 日ごと繰り返される真夜中の徘徊に彼は意識を組み込もうとしている。
 苦しみは土着し、天を仰げば悲しみに満ちていた。
 振り向くと死が彼の背 ....
できるならば、あの葉脈に、幹に忍び込み
同じように呼吸し、尋ねたい。

棘(いばら)したたるみどりに囲われて
整然と並ぶ長屋と、神社とお寺とおはかがあり、子は決して生まれず、入り口があって ....
詩人たちはとしをとって
もうあまりうたわなくなった
すばらしいいくつもの詩集はとじられたまま
本棚にじっとすわっていた
それからもまた時間がたって
詩人たちはますます黙したまま
だんだ ....
あの日からずっと、
空のゆくえを探している。
鏡のまえで
呪文のように
六文字を唱えただけで
空 ....
     きらきらと
     ひかる星たちかくしもち
     きみは泣く
     ちからのかぎり
     きみは泣く
     まっすぐに
     ひたむきに
     た ....
フリーマーケットにはまさかフリーダムは売ってはいないが
団地の夏祭りのフリマに無職の37歳
嫁に食わしてもらっている松岡君と出店することにした

家に眠っている書籍が主体で
売り上げの半分は ....
この乾き。夏の、
とっくに過ぎ去った逃げ水が
ひとり影法師を探す
刻印のある手紙についておもう

頭痛が呼び覚ます記憶
思い出すことも忘れることも
間違いのように、車窓の
 ....
誰も言わなかったことがある。
私を食べたいと。
けれどもあの、
煙草で黄ばんだ刃は
少しずつ私の頭に浸透した。
そうして私に似合わな ....
股関節にくるまれた
まるい歩みが
つや消しの宇宙に
冷却する。
 (恥ずかしげ、に

船賃六文
、なんて
いまどき
、ないから。
 (百五十円、でどう? 船頭さん

二年まえに ....
あつい夜
きみはかんたんに
きみを脱いだ

なにも覚えていられないくらい
美しい夢が終わって
抜けがらとぼくは朝を迎える
そうしたらもう
どっちが思い出なのかわからなくなっているん ....
わたしたちがあんまりゆっくり歩いたので
街はどろどろに溶けてしまった

間にあわなかったね

でもべつによかった
まだ潮や空はのこっていて
わたしたちはもっていたパンにそれをつけて ....
想いを切り刻んで 記憶は泣く
スマートホンもデジタルカメラも 人の目に映らなかった頃
思い出を自販機で買い取った彼女の空は
空白のまま歳月を渡る
数年前傍にいたはずの笑顔は カラカラに ....
伝えんとする意志が世界をきりとるとき
言葉が生まれるのかもしれない

飲みにさそった結婚前のきみに
きちんとこれからのぼくの計画を話そうと
想ったがなにもなかった

あなたの推薦をうけな ....
あたためる
 凍えた心
あらためる
 歪んだ夜

ほとばしる
 今現在
先走る
 未来予想

いくつもの
 思いの片々
いつくしむ
 世の端々まで

いのちの選択 ....
幸せにはじまりましたとさ。
幸せにもらいましたとさ。
幸せにあげましたとさ。
幸せに分かち合いましたとさ。
幸せに歩きましたとさ。
幸せに休みましたとさ。
幸せに走りましたとさ。
幸せに ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15765)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自由- かの自由詩5*15-7-27
人生は風と旅- Neutral自由詩315-7-26
夕焼けを映す汚れた水たまり- Lucy自由詩11*15-7-26
過去- 草野春心自由詩415-7-26
ひかりを見に- 吉岡ペペ ...自由詩415-7-26
この世の終わりが来るときは- 瑞海自由詩6*15-7-26
- あおば自由詩8*15-7-26
エアー・コン/即興ゴルコンダ(仮)投稿.57- こうだた ...自由詩2*15-7-26
洗面台にて- 凍湖(と ...自由詩4*15-7-26
- あおい満 ...自由詩215-7-26
圧倒的な宇宙的なアウトプット- komasen333自由詩2*15-7-26
ちりぬるを- はるな自由詩715-7-25
エアー・コン- あおば自由詩3*15-7-25
すでに萩原でも日吉でもなく- ただのみ ...自由詩9+*15-7-25
画用紙- 夏川ゆう自由詩415-7-25
横浜港にて- ヒヤシン ...自由詩6*15-7-25
誇りのために、あるいは怒りのために- 凍湖(と ...自由詩115-7-25
ゆれる- はるな自由詩215-7-24
空のゆくえ- あおい満 ...自由詩415-7-24
きみの星- 石田とわ自由詩14*15-7-24
フリマの夏- 梅昆布茶自由詩1315-7-24
抱く- かんな自由詩3*15-7-24
同じ月- あおい満 ...自由詩415-7-23
火葬場- 草野大悟 ...自由詩515-7-23
あつい夜- はるな自由詩715-7-23
夕食- はるな自由詩315-7-23
使い捨てカメラ- 為平 澪自由詩1015-7-23
花園- 梅昆布茶自由詩1015-7-23
眠り- シホ.N自由詩115-7-23
幸せに暮らしましたとさ。- komasen333自由詩1*15-7-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526