海の森は林道からはじまっている

その入り口にはフクロウがいて

たまに人間に預言めいた案内をする

うえからひかりが射し込んでいる

月のひかりがちぎれ雲みたいになって

道には ....
嗚呼 私は
あなたの腕の中で
途方に暮れてしまいたい。
がば!がば!
がばがばのがばちゃん
おさんぽしよぅる
う手々をうしろに組んで
がば!がば!
がばがばのがばちゃん
おとうふ屋さんのおみせ
おとうふっておもしろいねぇ!
雲よりもふにゃふ ....
京(みやこ)の雪は
帰省の翌日
天気予報にあったとはいえ
数年来の大雪で
暮れの街が大混乱
テレビのニュースでのみ見る
京の冬らしい姿に
立ち会えなかった

呑んでは ....
{引用=


肥大化する奥歯をなだめすかしていると
父と母を三人称にしていた


名付けられないものが多すぎるので
みんな言葉を捨てる
胎内の空洞にはまるものはどうしてか
その必然 ....
ぴたっと

ゆび

ばれないうすさ

ゆきどまり

跡いないない




(2011・1・8mixi)
吹きすさぶ風に
みがかれて
凍てつく水に
すすがれて
透き通ってしまった
哀しみは真冬の
背骨に宿った

遠ざかる空に
みはなされて
優しすぎる光は
とどかなくて
行先すら ....
しぜんを
かんさつしたいけど
このしろいたてもののなかで
はたらいてばかりいるから
しぜんをかんさつすることは
できないとおもっていた

なのに
このしろいたてものの
な ....
夜はどうやって夜になるのだろう

ひかりはなぜひかりなんだろう

ひとはなぜひとを好きになるのだろう

どうしてそれを愛などと呼ぶのだろう


こんなこともわからなくなっている

 ....
あなたにはさみをいれて
いかれて
飛びでて
じゃじゃじゃじゃーん
「恋は目から入るもの」
さしも見事にゆきちがい
なじりぶって遁走かたじけなく
音楽室に飾ってある巻毛男にぽあん
石にキスするようにお ....
はずれたの

きせつに

しゅわしゅわ

イノセントにさいたラベンダー

きみのよるに
しみこませる





(2011・1・7mixi)
道端に人が横たわっている
居眠り運転の自動車がやってきて
定刻通りに轢き逃げしようとしている
その間にも私には守るべき家族がある
見なければ見ないことに出来たその人にも
同じくら ....
ひび にげない
ひび おこたらず
ひび のり

こゑ

おしまずいとわしいことがいとしさへいとうるわしく




(2011・1・6mixi)
無線紙の上
這い伸びる
黒インクの静脈は
冬ざれの様相で
ひたひたと
忍び寄る

絡み付く
{ルビ荊棘=けいきょく}の枝を
程良く剪定し
暖炉に放るのだが
パチパチと
節は爆ぜ ....
夜にさまようノマド
夢に似た旅路
くらやみの中へ
伸びていく根毛

黒髪の思い出は
満月の丸み
汲み上げられて
つきあげるよろこび

歌うことばすべてに
ひとしく炎、やどれ
こ ....
90分の時間をつくるために奔走し、
モノレールから駆け出したぼくは、
落語会へ行く前にカップラーメンをスープまで飲み込んだ上で、
会いたかった女の子と再会した。
本指名3万円で。


志 ....
「実数」最大公約数でも最小公倍数でも共通
    項は言葉ひとつ。そして、僕らは無
    限大の幻想に迷い込み、実態の無い
    虚の世界で戯れる。愛を確かめ合お
    うと指折り数えた ....
-あれから幾年- (大袈裟)

取り合えず 大分より無事に帰還!(ヤマトか!)

丁度 1週間前に帰省した時は 声も出てね

飛行機の気圧に耳をやられて
降りてから暫く  酷い難聴か 中 ....


Oh sore mi〜yo
koe ga suru
哀しみ の ジルヴァ

願いは すべて いま
この海のなかに

愛しあっ ....

夫があまり鋭く見つめるから
わたしはしだいに削れてゆく
夫と婚姻関係を結んでからのわたしは
もう余程うすっぺらくなったらしい
強く手を握られると
きしゃり と指ごと潰れるから
か ....
 
『現在地発売中』の看板をみて

へえ、『現在地』売っているのか、やるな

って思ったんだけど

それはほんとは

『現在発売中』だったので

なあんだ、

いや、待てよ、 ....
こうでしかありえないうたゆこうでしかなしえないことばあいでしかたりえない夜あかし

おかしのむ
パソコンうつ
ほんかう

誤解はきゅう階でうっています

おく上にあってあがっておくびょう気
右きき左 ....
うわさは和ぬきうさはらし

くだけてちるなみ(だ)にとかしてこなごな貝殻みたゆけしゃあしゃあ





(2011・1・5mixi)
僕は我ながら屑で

















明日以降も生 ....
優しさなら全部あげるから バファリンの代わりに 傍に置いてよ



何も言わずに ただ料理を平らげる 私はそれが嬉しかった



君の手は 無から有を 産み出して 無限の未来を 私にく ....
{引用=


つつがない日々の帰り道で風が止む

あのひとがいなくなったらわたし、
どんな顔して ここを歩くの

それ以外
変わりようもない流れの中で
緑のフェンスにすがろうとして ....
{引用=


話し相手が必要ですか
明日がきみにも必要ですか
呟く意味なんてないのに
誰かに聞かせたい風の音を吸う

今日もまた
さようならを言いに来て
ほんの一口、ブラック飲んだ ....
なんでも操る、みさおと読んで<みさ>
ベストを尽くすが信条の<ベっさん>(マカロニサラダいつもあげた)
歴史に名をのこす選手になる<レキ>(フォーメーション理論に興味)
修羅場をくぐりぬける<シ ....
ぼくはきみにいそがしくて

きみをやきつけられなかった

マリーちゃん、かぜがよくなった、会いたい、

ぼくも会いたい

来週むりやりじかんつくって・・・

じかんなんかぼくにつくれるはずなかろうに
 ....
あたしの好きだった世界は
こわれてしまった
あたしの好きだった歌は
こわれてしまった
あたしの好きだったあの人は
こわれてしまった

どうやっても直らないのです
それらはすべてわたしの ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海の森- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-9
途方に暮れる- れもん自由詩111-1-9
がばちゃん- salco自由詩3*11-1-9
綾(あや)- yumekyo自由詩11*11-1-8
わたしは水ではないので- あぐり自由詩311-1-8
しろゆび- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*11-1-8
- nonya自由詩19*11-1-8
あったそこにあった- 小川 葉自由詩511-1-8
夜は- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-7
きれいな眠り- 阿ト理恵自由詩5*11-1-7
ゆめ- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*11-1-7
友達- 小川 葉自由詩411-1-7
日夜朝暮- 阿ト理恵携帯写真+ ...2*11-1-7
シロフォン・クーゲルバーン- 鵜飼千代 ...自由詩18*11-1-6
冬の夜の即興- 橘あまね自由詩1311-1-6
姫はじめの女- はだいろ自由詩311-1-6
数学のみが自然の営みなのか- 乱太郎自由詩12*11-1-6
ウイルス・トリップ- 藤鈴呼自由詩3*11-1-6
sunahama(Mr_yazawaに_捧ぐ_序)- アラガイ ...自由詩1*11-1-6
dissimilation.- 吉田ぐん ...自由詩4911-1-6
現在地発売中- お菓子自由詩2*11-1-6
おとな- 阿ト理恵自由詩3*11-1-5
うわさ- 阿ト理恵携帯写真+ ...1*11-1-5
冗談はのけて- TAT自由詩2*11-1-5
ラブレター- ミツバチ短歌7*11-1-5
かえりみち- あぐり自由詩311-1-5
安全装置- あぐり自由詩111-1-5
部員のなまえ- 吉岡ペペ ...自由詩311-1-5
マリーちゃん- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-1-5
こわしたな- 森未自由詩4*11-1-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526