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いいえおじさん心の
じゃなく
心は闇なんですおばさん
そこに光は射すでしょう
頭蓋骨の中
風さえ入って来るでしょう
明るい気分が領します
色彩がこぼれ温度がながれ
音声がはずみ意味がお ....
 冬
誰もが道行く姿に目をみはった
くすんだ家並の下町
それは何よりも奇異に映えた

女は山の手の私立病院に通う
病人ではない、看護師で
給料とボーナスを貯めて八年
恋人のひとりも作ら ....
健さん
坊やには雪駄が要るのでしたよ
とうに廃れた503
そんなものをいまだ穿き
巨乳のアルビノを抱きたがるくせ
面やつれのお杏さんを探している

かほどに行き暮れているのは
待ちあぐ ....
{引用=オープニングテーマ}
アワビさん
          作詞 林春生 作曲 筒見恭平
          補作詞 囃猿尾
          歌 右野土佐乃


子どもがハマった ....
わん、わんわん!おい、そこの!
きさま男か? 嗅いだ事ねえ野郎だな
どこのどいつだ、え?
いっぱしのメンチ切りかよ上等じゃねえの
ここらはぜんぶ俺のショバだからなァハァハァ
そこに小便したら ....
待ちに待った夜が来て
冷たい風が触れ回る
枯葉を転がし踊り出す
{ルビカリアッハ・ベーラ=冬女王}の布告だよぅ
ゥゥゥウウー カラカラカラ…
南の御座には{ルビケリドウェン=冥府魔女}
出 ....
海底が隆起し水位が下がって
エベレスト界隈が空中に生えた頃
ナマズは汽水に放り込まれて
激烈な減圧に体を硬くしていた

それから雨が際限なく降り
雷鳴をも呑むほどの洪水が引いた頃
ナマズ ....
手渡され
キャベツを剥いている
一つが終わるとまた一つ
終日キャベツを剥いている
来る日も来る日も剥いている

甘ったるい青臭さ
葉をもぐ音は眠気を誘う
額に縦皺や青筋を浮かべ
倦み ....
 第1部 じいちゃんと台風

ウロウロし出す
そっとウキウキ
ほんとはウハウハ
活性化するじいちゃん
こめかみファルスを膨らませ
『備えあれ』
コレステ憂いの血が騒ぐ
ロンサム・ジョ ....
明けにヒグラシが啼く
カナカナカナ…
 そそっかしい奴
夏の薄明は薄暮に似て
あの個体は感知できないのか
明けは涼しく暮れは蒸すのに

カカカカカカ…
ほら、また啼いている
確かに夜 ....
今、ワールドカップに目を注いでいる
地球人の何パーセントが肯うだろうか
なるほど彼は年相応だと
四年前は四十二、三というところ
何と二十六だった
あり得んロッベン

ファン・ペルシーと同 ....
{ルビ日日=にちにち}を雑巾雨に打たれてる
一茎だけの蘭の花
百合より白い貌うつむけて
お前も夢に見ているか
さふらんのあの黄いろ

淡むらさきのさふらんは
遠く乾いた国に咲く
雨に溺 ....
{引用=おっぱいの弾力が失せた女は信用できない
       … 夭折の男根主義者(ダンコニスト)
             セルゲイ・メンタイコスキー}
 ビッグ・ティッツ

海潮音の記号 ....
垂乳根の母がそうしてこわれたら
貌あおみどりにこわばって
幽鬼のように見えましょう
蛍光管は外しましょ

こわれた母には濃い{ルビ布=きれ}でなく
産着の色を着せたげます
さきの事実は疾 ....
芥川龍之介とマリリン・モンローは
 
 一、生母の狂気遺伝にぼんやり怯えていた
 一、心身疲弊と神経症状に苛まれていた
 一、常用眠剤プラスαで眠り死んだ


傑出の質量はあたかも
恒 ....
 さっぱりわかりませんの
 もう何が何だか
とヘロデヤ
眉根を寄せて声をひそめる
ご近所さんと同じくさっぱり
「いや? 何かフツーのお子さんでしたよ?」

 母ひとり子ひとり
 懸命に ....
苛性ソーダを鍋で煮る
知っておるやら何の日か
泡立つおはじき夢に見る
わしの願掛け{ルビ三隣亡=さんりんぼう}

睦月いち足すじゅうににち
黒丸しるす{ルビ天赦日=てんしゃび}は
ひがみ ....
あれは
花の散る音だよ
花びらの儚くはがれ
地に落ちる音
砂に擦れる骨片の
乾いた軋みのようだろう

あれは
時の流れる音だよ
流砂のさらさら崩れ行く
風と波の造る音
私の体を通 ....
にわか雨が去ると
真冬の風が通りみち
樹木も人も躰を震わす
「バーイ!」
「バァーイ!」
交差点の娘たち
無敵の若さにさざめいて
もっと綺麗な明日に生きる
ヒラヒラと手を振って
ひと ....
中天の直射を受け
干したばかりの洗濯物から
モヤモヤと蒸気が立ち上る
ハンガーも黒だから見える
太陽ってありがたい
十一月も頼もしい
…待て
これは皮膚にも…
三百六十五日
晴れた日 ....
 主よ
 わたしは今日も持てる者をそねんで
 劣等感に苛まれてしまいました
レックス・テックス君は祈るのだった

 主よ
 わたしは今日も愚かな人をあざけり
 心で罵声を浴びせてしまいま ....
輝く雲の湧きあがる空の果て
若者の最期は誰にも見届けられない
彼は太陽をその目に捉えて
振り返った時には姿を消していたのだ
母は名を呼び続け
長の年月探し続けたが
父は真新しい墓へ参る度に ....
帰宅早々インターフォンが鳴り
え? 宅急便?
受話器を取ると
「とりっくおあとりーと!」
子供達の雄叫びが両耳に飛び込んで来た
驚いた
かぼちゃランタンがそちこちに並ぶ時節
とうとうアク ....
{引用=初等科之部}
 よいこはねとけ子守歌

ももたろうのおはなしと
かぐやひめのおはなしと
ねむれよいことねかされて
ごっちゃになったゆめをみて
ひとりでよなかにめがさめた
ごとご ....
ジェロニモは古い雑居ビルの二階にいる
逆立てた金髪の根元半分が黒い
豪壮なプリンあたまの
ぶざまに鼻の長いこの青年は
いつもどんより倦み疲れた顔で
ほぼ毎日同じ電車でプラットフォームに吐き出 ....
見世物なんかにならないよ
こっちが性に合ってる
 ブランシュは言う
家柄がいいし
学もあるのでね
愛されて育ったのよ
悲しまれて育った

これはね
でもあたしの脚じゃない
姉さんな ....
猫がふと
ベッドの上に端座して
スピーカーから流れる
フランソワーズ・アルディに耳を立て
神妙な顔で聴き入っている
「私の青春は去ってしまった…」

猫にもアンニュイがあるのだろうか
 ....
耳を塞いでよく聞きな
俺の生い立ちはこうだ
頭を巡らせてみると
格子の向こうに四角い光
その中からこっちを見ている一本の木
やっと首の据わった俺が
ベビーベッドの中にいたというわけさ
何 ....
休日の正午前、
あなたは図書館に向かう歩道を歩いています。
2メートルほど前にトロピカルピンクの半袖ポロシャツ、
ストレートジーンズの中肉中背、
22、3歳と思しき男性がふと立ち止まり
左脇 ....
「御用邸の月」という
那須のお土産を食べている
おととい貰った
「萩の月」そっくりな
数多あるパクリもんだ
案の定カスタードが全然劣る
何で真似さえできないのだろう
ウコッケイでも使って ....
殿上 童さんのsalcoさんおすすめリスト(289)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アノミーちゃん- salco自由詩1114-12-19
スプーン- salco自由詩1514-12-4
昭和残響伝- salco自由詩314-11-26
アワビさん_エボラさん- salco自由詩314-11-10
ドギーの午後GO- salco自由詩414-11-3
大人の国- salco自由詩914-10-25
ナマズ- salco自由詩1714-10-15
キャベツ学舎- salco自由詩1014-10-1
台風とじいちゃん- salco自由詩714-9-22
誰そ- salco自由詩914-8-23
ロッベン- salco自由詩6+14-7-29
黴雨- salco自由詩1114-6-30
春のおっぱいフェスティバル参加謹呈・其弐- salco自由詩714-3-16
ひな- salco自由詩1114-3-2
我鬼窟主人と飢餓靴女- salco自由詩714-2-4
サロメくん2- salco自由詩514-1-24
拾参憑き姥(ぼ)の暦うた- salco自由詩614-1-4
散華- salco自由詩1113-12-16
さよならの刻- salco自由詩1213-12-13
不感蒸泄- salco自由詩413-11-17
神は汝を赦し給う- salco自由詩713-11-11
R_- salco自由詩1013-11-7
黒船- salco自由詩13*13-10-31
性教育庁唱歌- salco自由詩4*13-10-27
ジェロニモ- salco自由詩10*13-10-17
寄生体- salco自由詩6*13-10-10
ぺピータ・ベーチョの或る日- salco自由詩9*13-10-7
パターナル- salco自由詩13*13-10-2
開口- salco自由詩5*13-9-25
生活- salco自由詩9*13-9-19

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