浅黒い皮膚の色 その足
足首に 色褪せた鈴つけて 何を呼び出すの

貴女がコマ送りで踊れば 揺るがす影響

ブレイズが時をかける様に弾む 弾力に緩めた苦しみを放ち
瞳の縁に貴女だけの境界線 ....
きれぎれのふくをひろってあるく
しっているだけ めんをたどって

とり
いってしまったよ

くびをまげて
さけぶのじゃあなくて
いきをはくみたいに
まげて

さいしょのとりの ....
それは ふいにこみあげてきて
鳴り響く 主旋律となることはなく
深く沈み
日常の底に
寄り添うように流れて
かすかな音色をも
ひきたてる

だから
哀しみを抱いて生き続けることを
 ....
神様

腹が減ったんだ
俺を愛してくれるなら
カレーライスをおごっておくれ

神様

風が冷たいよ
俺を愛してくれるなら
冬をどこかに追い払ってよ

神様

海が恐ろしく唸 ....
耳をすますと
遠くで 風が吠えている
近くで 何かきしんでいる
屋根
つらら
わたくしの骨

あおい湖の底に
沈んでいる蝋のような少女に
今夜も会いに行く
半透明の
永遠の
生 ....
いいよ
わからないでいてあげる

まつ毛の角度や
飲み干されなかったコーヒー
長いまま燃えつきる煙草
いつもと違う靴

あたらしいゲーム
みたいに
わからないでいてあげるよ

 ....
音楽用語だろうが
ゆるさとかのんびりとといった意味らしい

わざとリズムをはずすこと
あえてちょっと遅れる

もたもたでもないしとんがり過ぎもしない

ドラムの神様とと言われるスティー ....
泣き出しそうな夜の淵

思い出すのはきみの声

少し掠れた低い声も

ひっくり返って照れた声も

不思議な宇宙を繋げるように

それは少しずれていて

可笑しくて柔らかくて大切 ....
               130117


本部のマネージャー氏曰く
よく噛んで頭脳の活性化を高めるのだ
だから、今日からは、
すべからくりんごは皮ごと囓ること
間違ってもすりおろし ....
虫食い算のように所々破けた穴に

正解を埋めていく作業は

途方もなくわたしを混乱させるのです


何を埋めても

どこを埋めても

間違いのような気がするのです

 ....
嘘が許せないなら

現実を受け入れる強さを

持たなくてはならない


嘘を憎むのなら

誰かを傷付ける罪を

覚悟しなければならない


完璧なんてどこにもない
 ....
涙がひとしずく流れたら

それが合図だ

明日を輝かせる

合図だ


泣かずして強くはなれないから

泣かずして優しくはなれないから


明日の輝きは

 ....
過保護になり過ぎた時代に間違って先走って坊やの道を

作ってあげそうになってしまうんだ



でもそれは余計なこと

してはいけないことなんだって

教わったよ



すべ ....

お玉におかゆが残ってて

夕べ
ゆきひらでほとほと煮ました
温かいものが食べたくて
お米しかなくて

夕べ
お米を見ました
白くてひかっていて
さらさら洗うとすきとおる ....
土下座する機会与えてもらえず冬の日本海 ギュッと閉じた
眼の奥の熱
ジワジワと
脳裡に浸みゆく


からだの寒さを
毛布でくるみ
落ちてきそうな
天井を見つめる


六十兆個の細胞を
生かすも
殺すも
 ....
(以下英語で)
「カスタマー・サービスです」

「あの、レ・ミゼラブルの上映スケジュールを知りたいのですけど…」

「それでしたらウェブサイトで調べて下さい」

「さっき調べたのですが、 ....
今 この時に
私はあなたと同じ日暮れを
病んでいる

今 この時に
私はあなたと同じ孤独を
呼吸している

そしてもう二度と会うことはないあなたと
今まででいちばん
近いと感じてい ....
冬の薄暗い回廊を
渡ったところに教室があって
頭痛を抱えたままの君は
そこをめざして歩いていく

壁にはたくさんのテレビがついていて
音もなく瞬きながら
世界中のつらいニュースを
さか ....
からからと 庭の枯れ葉は 風に舞い 集まってゆく 雪のように



チチチチと 小鳥は木の実 ついばんで 眺めるわたし 息をひそめて



ベランダに 小さな服が 並んでいる 冬の陽射 ....
赤いウミウシの模様であった
デパートの包装紙
それで母はちゃっちゃかと洋服の型紙を作る
かつて何かを包んだものの匂いがしていた

ヒトガタに切った人形が
夢のなかでトモダチになるように
 ....
ふと雑誌の広告を見て
コーセーという化粧品会社の存在を忘れていた自分に
ちょっと驚く
長らくpdc(ポーラデイリーコスメ)を使って来たからか
いずれ価格帯のせいだろう
ドラッグストアやスーパ ....
直ぐに裏返るその舌はダメ

不安?



反発ばかりしていて
慣れていない発音の不自然さは
個人授業してあげるから


お仕事はちゃんとやってね





 ....
そうよ歩いて行って
分かれ道は両手を広げて ますっぐ渡ればいい

イメージの運命を耕しながら 開拓を営め
そうよ歩いて行くの
重力は あと100億年は繋いでくれるイメージだから
そうよ歩い ....
黒にひかりがまじりだすと青になった

しばらくすると青がうすまり白くなった

ピンクやオレンジに雲は染まった

ただそれだけで互いに好き合っていた


からだひとつ、ただ寒いと感じていた

ぶるぶるぶ ....
  愛することができたものと
  愛せなかったものを
  苔色の水面に
  あなたが浮かべる



  夕暮れはしだいに  
  薄くひろくのびてゆく
  冬空を流れている、 ....
大教会の

ステンドグラスが

粉々に割れて

天使が落下してきた

大理石に叩きつけられ

散らばる宝石の上で

息絶える



幼い君はそ ....
は罪

は泥棒のはじまり

が重なり身動きがとれない

三昧の・・・

も方便

でもイイから

は嫌い



嘘だとおもったら、人間でした。
                 130116



ゴジラは怪獣である
怪獣とは奇怪なケダモノだと漢字から読み取った
しかし、
ゴジラはどう考えてもケダモノではない
体毛が無いのだ
 ....
いい格好しなくていい
むしろ
ちゃんとしているとつまらない
ちゃんとしない人生を生きる勇気はないけれど
せめて
目も口も鼻も
とんでもなく
へんてこにしたれ
おかしくしたれ
ぶっちぎ ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秘蜜- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-18
イモセ- ミゼット自由詩5*13-1-18
ウッドベースの響きのように- Lucy自由詩11*13-1-18
海岸線- まーつん自由詩6*13-1-18
第四楽章- Lucy自由詩14*13-1-18
白い- はるな自由詩1113-1-18
レイドバック- 梅昆布茶自由詩11*13-1-18
夜の淵- Mélodie自由詩113-1-18
すりおろした林檎- あおば自由詩5*13-1-17
答え- 永乃ゆち自由詩2*13-1-17
- 永乃ゆち自由詩3*13-1-17
合図- 永乃ゆち自由詩1*13-1-17
此処に在る思い- 桜 歩美自由詩6*13-1-17
お玉におかゆ- ふるる自由詩15*13-1-17
土下座する機会与えてもらえず冬の日本海- 北大路京 ...自由詩7*13-1-17
足音- シホ.N自由詩613-1-17
ああ無情…でも負けない!- 夏美かを ...自由詩28*13-1-17
カモメの朝- Lucy自由詩11*13-1-17
冬の回廊- Lucy自由詩21+*13-1-17
冬の日常- ミツバチ短歌313-1-17
かりぬい- そらの珊 ...自由詩34*13-1-17
オバサン覚え書き- salco自由詩10*13-1-17
個人授業- 鵜飼千代 ...自由詩9*13-1-17
チャプター0・001- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-1-16
朝の歌- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-1-16
浮力- 草野春心自由詩713-1-16
決別- 多紀自由詩11*13-1-16
人間でした- 芦沢 恵自由詩20*13-1-16
ごじら- あおば自由詩6*13-1-16
笑いあって福きたる- そらの珊 ...自由詩19*13-1-16

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