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よきかな、よきかな、

ひつじさん、さよなら、でも、ねむれないときはよろしくね

よきかな、よきかな、

さるさん、あといくつねると、くるさん

よきかな、よきかな、

き ....
あの花の名前を知らないならさっさと調べればいいと思うし、台所で話しかけたかったらさっさと話しかければいいし、もたもたしないでちゃっちゃっとやっちゃいなよって思うのよ、ときみはラガービールを片手にフ .... 悲しみの透明なあり方よりも楽しみの存在の軽さに


たちまちにうっかりうかれ浮遊するさみしさをのむホットチョコレート


そこからはおはようさまにこんにちはさよならにさよならする憎しみ ....
いやなけはいにみあげればすいたばかりの和紙みたい月が五線紙のような電線にひっかかっていてシがなっている苦い昼を閉じるため視線をずらしてソラみたことかとならしてみる今夜はおでんにしようかとわたしと大 .... です。です。です。〉〉〉〉〉〉〉はかない、こゑがこだまする。〈〈〈〈〈〈〈です。です。です。荒野の。はて。はて。はて。〉〉〉〉〉〉〉〉サンクチュアリが地を行進してアンドロメダマが遥かかなたから傍観 .... すくってもすくっても水溜まりにうつった虹をすくいとれず、ぽたぽたとおちるのは汗と涙ばかり。最近、元気のないかあさんに見せてあげたかったのにとぼくは途方にくれ高い空をみあげた。もちろん虹はとっく .... 確かではない静寂に
ぼくらは包囲されている
心配することはない
ナイフはある
鋭利ではないが

脆弱な肉体でもかま(わ)ないたくましいたましいがあれば

あたりまえにすべき ....
オすシりアいゲットバックオーライかわいいシマリスさんのもぐもぐ食べてふくらむ頬袋がま口お財布がなんかちょうだいとおねだりする黒い瞳はわたしの頬をゆるゆるオシアゲ、オ、シアゲは2355猫入りちゅうす .... 気をつけてねって云われて火をつけてしまったぼくらはどんな色も内包することができない孤独な白であるところのたてしまという島へ行ったらしまうまになってしまった ぼくたちはうまくいっていた。春のにおいするような冬の休日のあったかい午後には中庭のハンモックにゆられ、ひなたぼっこしたり、ウクレレで大橋トリオの歌をうたったり、しゃかしゃかふった缶ビールの泡をかけあっ .... はじまりのまりを蹴りました。誰も傷つかないよう、わたしがきみをよびよせるたび、わたしは嘘つきになって、きみがきみのいるところだけが透明になってゆく。テトラポッドは波しぶきをくい止めて。非常口のひか .... はさみこまれた、ひる、そらぞらしいアンバランス、ゆれたえだ、について、まだ、なんのこたえもみつからないはなし、などが、ばらばらと、あかるいみち、はだしであるくあしのうら、にささり、予想天気図の気圧 .... はじけてる星屑を盗んできてよ。こんぺいとうじゃだまされない。みんなしてるみんなって、どこのみんななのか氏名住所を挙げてみなさい。わたしのわたしで描くわたしきり、とけないマシュマロを食べたら、冬 .... エンディング月
シェリー酒にどっぷり浸かった午後3時
頭の中でひしゃげた低気圧なカレ
にょろん
耳から抜き出し
42℃の風呂にいっしょに入る
ぷちん
弾け
「おはよう」
大きく延 ....
うまれた
ねむった
たべた
わらった
うずくまった
ないた
しゃぶった
さわった
つかんだ
なげた
こわした
ゆびさした
おどろいた
どもった
ならした
あゆんだ ....
夜更けのキッチンの窓辺に置いてあるクロッカスの白いふさふさな根っこが揺れた

ボイルしていたエビが跳ねた

ハードボイルドな銃声に

星もわたしもたじろがない

それはフィクシ ....
ビールは水曜のネコ。
おつまみは柿の種。
映画は、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のスプートニク2号で月にいったきり帰ってこなかったライカ犬に比べたら僕はまだましさと言うイングマル少年、「トレイン ....
これが、わたしにとっては、この世の中でいちばん美しくって、いちばんかなしい景色です。1962年11月27日岩波書店初版本「星の王子様」130ベージの景色に似ているけど、すこし違います。


 ....
きみのすきなもののなかできみがいちばんすきなわたしは雨の匂いするきみの目にうつる同じ速さでかわいてゆくからだは違う速さにならされてさよならしたあとにふりかえるタイミングがいっしょだったらまたあ .... しょくぶつといえば みどりとはかぎらないけれどカノジョの部屋はみどりにみちあふれていてカノジョのためいきをすいとりうつくしい朝をさしだしてくれる
        テラリウムはきらいといい ....
せつなこと分解してことのはよむ永遠のきみの首をどうにかしてしまいたいぼくは、水彩が部屋から逃げて冬めいた色のなまえをかってにつけるきみを階段から突き落とすしかなくて、きみは笑いながら泣いている .... 扉のむこうにあるおはようはいるからだからぬけられずあな(た)のなかからセロファンめがねごしにみる空にうそつき。リラ・ラーソンのしましまねこTシャツはりねずみ100匹リラコで言畑二丁目まではふら .... うまれた、てのぬけがら

まれにうまれたてだから

とりせつはやさしく
きみとぬすんだごがつのかぜのゼリーをクマがぽろんとおってしまったスプーンのたまでやわらかくすくったらす(く)われてしまいました、夏。 美学とは通りすがりの余韻です
うかんむり招くは窓に存在のひらかれたこころひとりふたり
日曜日尖った文字がほどけてくきみのあくびが伝染するの

もりのおくかくうのさかなレンアイのうみますたまご ....
まどみちおさんの訃報に泣いている場合じゃない!ので、。ちょっぴり、あわい思いでなんかをですね。恥ずかしながら書いてしまうことにしました。
たぶん1996年頃です。フォンレター送りました。まどさんへ。 ....
元旦
ぽかんと開けた口に

〈賀〉が入って わたしは   わたがし   になった   べたべた   甘すぎて   たまらん   と
〈誰〉が逃げだ   し
   わたがし  ....
  に売る寅年生まれのわたしアトリエ
まぶたにキスしたらあなた流れてゆきそうで
へばりついたことばの触覚しぼみ
たましいのサイズは変わらないのに
重さの変動はげしく
じたばたあたふ ....
ありのままをみせる蟻はいないけど、わたしたちはあるがままに暮らす人だったので、ゴシック体でゴシップ斜め微笑み返しでお互いの口の中へウィスキーボンボンを放り込み、舌べらで潰しあった。薄っぺらな唇を噛んで .... さんずいと林の狭間をうろつきながらハンドルを握っていると
「もうすぐひがくれます。ライトをつけませんか?」
壊れたはずのナビがしゃべる無機質な声に、さんずいのよこで立ちくずれそうになった。
殿上 童さんの阿ト理恵さんおすすめリスト(227)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
よきかな、よきかな、迎春に添えて、 - 阿ト理恵自由詩7*15-12-28
僕は寝ているふりをした - 阿ト理恵自由詩9*15-11-5
悲しみの透明なあり方 - 阿ト理恵短歌12*15-11-2
苦い昼- 阿ト理恵自由詩8*15-10-22
きこえる- 阿ト理恵自由詩7*15-10-12
空が落ちてる_ - 阿ト理恵自由詩3*15-10-9
サイレントジャック_ - 阿ト理恵自由詩7*15-10-9
オシアゲ- 阿ト理恵携帯写真+ ...10*15-4-15
よこしまなきみとさかしまなぼく - 阿ト理恵自由詩8*15-2-2
バニーガールの二等辺三角形_ - 阿ト理恵自由詩4*15-2-2
A_DOG_DAY - 阿ト理恵自由詩12*15-1-28
hot_oolong_tea - 阿ト理恵自由詩6*15-1-20
冬、はじめました。 - 阿ト理恵自由詩18*15-1-16
ひきだしあいた- 阿ト理恵自由詩7*14-12-18
少年よ我に帰れ- 阿ト理恵自由詩4*14-12-18
重星のこすれる音 - 阿ト理恵自由詩8*14-12-9
水溶性キネマ- 阿ト理恵自由詩6*14-12-9
海と星 - 阿ト理恵自由詩17*14-11-20
ふりかえる距離 - 阿ト理恵自由詩2*14-11-2
ひきだしにテラリウム- 阿ト理恵自由詩3*14-11-2
きみのすべてよ応答せよ_ - 阿ト理恵自由詩7*14-11-2
はためいわくがはためいている - 阿ト理恵自由詩5*14-9-30
うまれたてのぬけがら- 阿ト理恵自由詩12*14-8-5
ゼリー色の夏- 阿ト理恵自由詩11*14-7-27
通りすがりの俳句トキドキ短歌たち - 阿ト理恵散文(批評 ...10*14-3-4
どんなにわたしがまどさんをすきかかくことにしたぞう(泣笑)- 阿ト理恵散文(批評 ...15*14-3-1
我田引水- 阿ト理恵自由詩10*14-1-3
ウルトラ- 阿ト理恵自由詩7*13-9-19
WORD+L=WORLD - 阿ト理恵自由詩19*13-9-9
夏が終わる、それは、不意打ち - 阿ト理恵自由詩6*13-9-9

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