愛しの ポンぽこりん
森の猫

すらっとした
チノパンの下に

君は
ポンぽこりんを
かくしている

家に帰り
手を 洗い
メガネをはずし
スウェットに着替えると

あたしの待つ
おこたの隣りに
座る

運転の疲れで
軽い いびきをかいて
寝てしまう


起こさないで
おこう…

すると
ポンぽこりんが
現れた

なんだか
猫の赤ちゃんが
ミルクを飲んだ後の
お腹を思い出す

かわいい

あたしは
ポンぽこりんに

頭をあずけ
息のリズムに
乗る

しあわせ

ねっ
ポンぽこりん

あたしだけの
ポンぽこりん



自由詩 愛しの ポンぽこりん Copyright 森の猫 2011-02-28 03:23:33
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