どうして
涙が
でるんだろう

いつも そう

泣くなって
言わないよね

一緒に
泣こうか

一緒に

月を見上げて
ね…
眠いんだ

だから設問

くれよそら

問題ダダン!♪

ミシシッピには?
 ....
中古の馬車に荷物を積み込んでいたら、
ロビーが集まれというので、
てんでに破れたコートのポケットから、
盗んだ缶詰をふりまきながら、
俺たちは来た道を振り向いた。

もうやめたい、とロビー ....
空は
むかし
透明で

この世の青いもの
全部すいこんだ

(わたしの青いブラウスも
空に持っていかれた)

空は
いま
青色で

透明な雨を
はきだしている
長崎に着くと雨に降られた

道に迷い倒れ込むようにして部屋に入った

さっき居酒屋で着信があった

もう五年会わない東京の女からだった

再会をやくそくして電話をきった

つぎの日仕事を済ませそれから ....
やるせなくて仕方ないから
今日も殴る 殴る 殴る
やり場のない憤りは私の体を離れて
今日も蹴る 蹴る 蹴る

壊した自動販売機のへこみを見る度に
自分の幼さと体の暴走を嘆く
涙なんかより ....
深く刺さった
棘のように

貴方の名前が
とれないの

つぶやき過ぎたせいかしら
泣き過ぎた せいかしら

棘は
痛みはしないけど

あたしの身体の
一部になった

まっ ....
めったに出勤せず、
出勤してもすぐに完売、
その店の他の女の子より、
1万円も高いのに、
いわゆる大看板。
そのサービスは、
いちど体験した人はみな絶賛の嵐、
ただ、会う事は困難を極め、 ....
ありがとね
ここで降りるぜ
今降りる
ではグッドバイ
ここでサヨナラ

 ....
ずうっと前に
プレゼントしたカップ
貴方は割ってしまったから

新しいカップを
選びます

もう誕生日も
過ぎちゃったから

照れかくしに
娘のカップと
一緒に選びます

 ....
泣かずにはいられない・・・

失ったものの大きさ
遺ったものの尊さ

一枚のフォトを握りしめ 有り難みの 希望へ繋げるのだろう

僅かな光を愛しく 包み込むのだろう

 ....
蜜を食べにおいでよ {引用=音楽の時間} 
誰もが知る有名なこの曲は
(誰も知らない作曲者の名は
   オッフェンバッハだが)
運動会の満艦飾の下で行われる徒競争や
赤いビロード張りのコンサートホールで
聞か ....
あなたは甘い言葉を与えてはくれない
男らしく在りたいから
「云わなくても解るだろ」

私はつらい時我慢しない
女らしく伝えたいの
「云わなきゃ解らないでしょ?」

九州の男と東京の女
 ....
人生は結局自分という檻から一歩も出ずに終わるものなのだ。 買っとけ















 ....
果ての果て
終わりぎわには何が鳴る?
蛍の光?
笑わせんなよ







 ....
水面を見上げると
ちいさなおんなの子の顔

こちらの様子が気になってしかたないのか

大きくなったり小さくなったり




わたしだけの世界
酒屋さんの軒先に置かれた古い火鉢
 ....
もう
君のいるところは
桜の花が一面に広がって
陽気な君を
さらに陽気にさせているのだろう
はかなさよりも
いまのよろこびを
空いっぱいに舞いあがらせて

まだまだ
遠い桜前線
 ....
そうやって
あなたは私を柔らかく傷つける
あきらめという絶望で

そうやって
あなたは私を静かに傷つける
拒絶したような横顔で

幻のような甘い夢は見させてくれないあなただから
その ....
碧か、群青か、言いようのない空を背にして
影になった桜の木が現れた
白いはずの満開の花は淡い紫色に霞む
手前の細いガードレールも同様に染まっている

運転手が鼻声のビートルズを披露する
あ ....
青空に大きなマルを書いてみた。
その中心に自分がいて
その周辺に家族がいて
ぽっかりとした雲には願いが乗って
ふわりふわりと流れて行く

野原に寝転び
雲を眺めていたら
悲しいことや
 ....
蝶の羽根を持つ馬の
たてがみは 毛糸で編まれている
影絵の後ろ 電池の照らす
いななきが 廊下の溝土を蹴る

さなぎに 芽生えてしまった馬は
何もかもが理不尽で
本当の蝶より 大きく美し ....
特に悲しいわけでもない
何があったわけでもない
だけど何だか泣きたくて
誰にも心配されずに済むこの部屋で独り

何処で間違ったんだろう
ううん、どれも正しかったんだろう
歪んだ愛の記憶さ ....
ニキビ薬のかおり 通りすがり

名も知らぬ君だけど

成長のにおいは

知っている
長いうでに春風をからませて
すいすいとあるいていく
かび臭いまちを泳ぐように

恋はもう
ずいぶんまえに終わっているのに
曇天に胸が鳴る
彼がふりむいたら
また恋がはじまってしまう
 ....
あれはもう 海などではありません
すべてを喪失させる 
漆黒の 巨きな悪魔の使い

瓦礫のやまの影に
行き場をうしない
銀鱗をわずかにみせる潮溜まり

確かにあのとき あたしは泳いでい ....
苦しい位が丁度好いの
息ができないギリギリの瞬間が
危うくて甘美で素敵

深く愛して
深く傷つけられたい
消えない痛みを残して
この世で楽しむ

それが生きている本質であることは

間違いなさそうだ

では

なにを楽しむ?

楽しむとはなにか?

この問い掛けに

ぼくらは日々打ちのめされている
 ....
想い出はきらきら光る宝石箱に
そっとしまっておくの
誰にも穢されないように
誰にも奪われないように

時々独り宝石箱を開けると
昔と変わらず想い出はあたたかい
何時だって戻れるから
あ ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 森の猫自由詩3*11-4-15
眠い- TAT短歌311-4-14
The_Band/The_Stoney_Beggining- はだいろ自由詩211-4-14
そらのいろ- マフラー ...自由詩3*11-4-14
激しい桜- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-4-14
violence- れもん自由詩211-4-14
- 森の猫自由詩6*11-4-14
都市伝説の女- はだいろ自由詩411-4-14
グレイハウンド- TAT短歌1*11-4-13
コーヒーカップ- 森の猫自由詩4*11-4-13
泣かずにはいられない- ポー自由詩2*11-4-13
おいでよ- アラガイ ...携帯写真+ ...3*11-4-13
天国と地獄- salco自由詩2*11-4-12
九州の男と東京の女- れもん自由詩211-4-12
あきらめという名の悟り- れもん自由詩1+11-4-11
一個でいいから上等なロザリオを- TAT自由詩3*11-4-11
デトロイト- TAT短歌1*11-4-11
揺れるひと- 恋月 ぴ ...自由詩28*11-4-11
桜前線ははるか- 乱太郎自由詩15*11-4-11
you_can_hurt_me.- れもん自由詩211-4-11
出郷- モリー自由詩711-4-11
深呼吸- ……とあ ...自由詩9*11-4-10
春野- 砂木自由詩7*11-4-10
わけもなく涙- れもん自由詩111-4-10
こうして大人になる- マフラー ...自由詩2*11-4-10
曇天に魚- はるな自由詩511-4-10
泥のなか- 月乃助自由詩9*11-4-10
ドM- れもん自由詩1*11-4-10
いのち- 吉岡ペペ ...自由詩311-4-10
想い出宝石箱- れもん自由詩211-4-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526