単純な方法に慣れて親しんでいたおれには、この街の未来がありありと見えていた。ありとあらゆる工場は廃墟と化す前に打ち壊されて、その代わりに実体のない紙幣に踊らされたモラリストたちが残飯を食ったりするレ .... 浜川崎から羽田線に乗る
古い高速道路はそのまま川崎大師の大鳥居をくぐり
モースの大森貝塚を三周程して
干し網の漁師たちを驚かす

ようやく京浜急行が高架になり環八がスムーズになっても
森永 ....
ある時、愛について熱く語られた。

ずいぶんと、有り難そうに話してくれた。

世界は愛に溢れてるらしい。

愛は全てを救うらしい。

愛は最高らしい。

愛こそ全てらしい。

 ....
もしもツバサがあったなら

あなたのところへ

飛んで行けるのに



もしもツバサがあったなら

あなたのところへは

飛んで行かない


背中にツバサを背負った姿で
 ....
わたしは
わかってことをいうだけの
機械でした


ほら
空を
壊して ぇ おねがい 

だれも
d みt

d

言葉が 拡散して どうか
あなたの なかに

 ....
ミラーマン
キラキラ光る
お友達

なんだか ちょっと
ミッキーマウス みたい

そう言うの あったよネ
最初と 最後の 文字で
人は 勝手な 判断を する

脳内変換をして
 ....
  幼い男児が
  朝、
  一匹の蜥蜴を手に捕らえる
  厚い辞書に差し込んだ
  すみれ色の栞のような朝
漂えど沈まず

なんとなくカッコイイ気もする言葉だ

でも

沈むことがまるでダメなことみたいで

この言葉が嘘くさくて嫌いだ


沈みたければ沈む

漂えど

沈みたい ....
異常心理分析官を憐れむ歌 ホ短調で唄う いけないことだとわかっているのに
あなたの優しさから抜け出せない私は
蜘蛛の巣にかかった蝶のようで

心の中で
小さな声で

私を見て

って叫んでる


あの子は ....
鎌を持ち稲を刈る
コンバインが入れるように
田んぼの四隅を 大きく刈る
いろんな形の田んぼ
とにかく 鎌で刈る

雨が降りそうなので
ブルーシートも 持って行く
雨にぬれたら 機械の中 ....
まず目をとじる
つぎに手をひらく
そして想像してみる

捨てさることのできない
自分というもののなかに
ちいさく
しめってふるえている
自我を想像する
それを捨てる

目をとじる ....
 性的衝動を完了する私は1人の人間として女を見ませんでした。
ある日、その女の存在はブログによって知りました。また、熱心に対面した女がいるかどうかが単独で印象づけられました。

 (文学の塊偏見 ....
父の抜け毛が浮いている
私は風呂に入っている
父の細い髪の毛が浮いている
それはもう白くかすんで
私はただ風呂に入っている
漂っている
猫は一日
ひがな一日丸くなり
日だまりの中で丸くなり
屋根の上で丸くなり
塀の縁でも丸くなり
玄関口で丸くなり
自動車の下でも丸くなり、
部屋の温もりに丸くなり
タンスの上で丸くな ....
川辺を駆ける
風に吹かれながら
息が上がる
汗が滴る
生きている実感が湧いてくる
とてもとてもとても
気持ちがいい
そんなに知るべきことも多くない
澱んだ水を流しさること
ちょうど今 ....
詩は暇つぶしだと言ったら
あなたは怒るだろうか?

だけど 考えてもみてくれよ
暇のない人生というものを?


詩のなかで

説教を垂れるのもいい
悪態をつくのもいい
泣き崩れる ....
一枚の紙の軽さを想う
一冊の本の紙の重さを想う
数冊の本の紙の重さをさらに想う
いつしか私自身の重さを軽々と超えていく


一枚の紙の厚みの薄さを想う
一冊の本の束ねられた紙の背表紙の厚 ....
深夜にめい

にもあれ

にもせよ



はらを座る


おいがきたので ・

にべも
しゃしゃりもない
ききみみもしゃがみこむ
連れられて来て
放たれて

追いかけられて
追いかけられて

すくわれて

入れられ

揺すられ
揺すられて

閉じ込められ
名前を付けられ

見つめられ
見つめられ ....
お相撲さんとシュークリームを天秤にかけて

どちらか連れて帰ってと言われたら

シュークリームは美味しい

お相撲さんは食べれないけれど

美味しそうではある

冬部屋にいたら暖か ....
固く胸がふくらみ始め
女の子はあごの下で
つぼみが育っているのを知る
 不思議なわたし。
自分の体につぶやいてみる
身体の深奥から
まるで一本の茎が通っているみたいな内部から
外へ外へと ....
まるで舞台セットのよう
蛍光灯の光が融け込んで
透き通った 小さな庭園で
   
  水草ゆれて

   ふわりと
  
 紅金色の着物も褪せた
 年増女が二人
  よもやま話 ....
フライドチキン骨ごと喰う 目が覚めたら 夢のような世界だった
楽しくて嬉しくて ほんとの世界を忘れてた
あるときふと 目が覚めて
極彩色が チカチカと
(ひとつも目に優しくないのね)
そんなことを考えていたら
もう ....
はじまりは いつも真っ白だ
そこに黒い線を描き
僕らは僕を表現していく

なんて美しい絵だろう
僕らは白と黒でこんなにも綺麗な絵が描ける
それも感情が露になっているという
様々な風景もみ ....
浅い秋の山麓にはまだ夏が僅かに匂いを留めている

霊園のなか
木漏れ日に似て
かすかな静謐の羽音を伝えるもの

誰かの魂の代償としてここにやすむメタモルフォーゼの
しるし

霊園の空は高く
夏をとむら ....
風のしるし
群青の海は、無辺の解放区


人の言う
海の どこかにえがかれているという 境界線を追う
海鳥の巨きな瞳に
偽りは ゆるされず


    線など  ありはしないのです ....
ヒカルリズミカル刻々 音など立てずに滑らかに
 ヒカルリズミカル刻々 素顔の中に陰りに満たしたり リズミカルヒカル

  仲良しというより 繋がっている 味方の光 余韻の光
  メッセージの反 ....
英字新聞読んでいるふりしている
殿上 童さんのおすすめリスト(15765)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
別れの詩- ……とあ ...自由詩9*12-9-30
昭和遺文- 梅昆布茶自由詩1612-9-30
理解- たまごボ ...自由詩3*12-9-29
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- 佐藤伊織自由詩112-9-29
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- 草野春心自由詩7*12-9-29
漂えど沈めず- 吉岡ペペ ...自由詩712-9-29
異常心理分析官を憐れむ歌_ホ短調で唄う- 北大路京 ...自由詩412-9-29
横恋慕- ジュリエ ...自由詩312-9-28
とってるぞー- 砂木自由詩12*12-9-28
チャイム- はるな自由詩612-9-28
文学の塊偏見趣旨- 和田カマ ...自由詩2*12-9-28
無題- 田園自由詩412-9-28
猫の日課- ……とあ ...自由詩12*12-9-28
川辺- 黒髪自由詩2*12-9-28
暇つぶし(あるいは、暇のない人生)- まーつん自由詩11*12-9-28
紙の民- そらの珊 ...自由詩17*12-9-28
未明うるわしく_ - 阿ト理恵自由詩3*12-9-28
金魚の命- 夏美かを ...自由詩26*12-9-28
似て非なるモノ- 灰泥軽茶自由詩2*12-9-28
女になるということ- salco自由詩11*12-9-28
水中戯曲- ただのみ ...自由詩20*12-9-27
フライドチキン骨ごと喰う- 北大路京 ...自由詩812-9-27
ドロンパ- 三上あず自由詩812-9-27
気付いてしまったこと- きみのて ...自由詩112-9-27
霊園の蝶- 梅昆布茶携帯写真+ ...1412-9-27
ウミネコの国- 月乃助自由詩8*12-9-26
ヒカルリズミカル刻々- 朝焼彩茜 ...自由詩912-9-26
英字新聞読んでいるふりしている- 北大路京 ...自由詩912-9-26

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