満たされなければ
埋め尽くそうとする奔流が産まれて
満たされてしまえば
表面張力に負けそうな不安に

何処までも落ち着く事の無い
彷徨う旅のように
今日も私は貴方の捜索を始める
ホントにナイスタイミング。
一瞬のためらいもない言葉は 気持ち先行で 認識が後から追いつくぐらい。
隙間を探して 疑いを差し挟むのがもったいなくなる。
受け取る私も 発したあなたも 言葉に置いて ....
〈好き〉ってなんだろうね




わたしってさ
誰かを〈好き〉なったことってあるのかな

〈好き〉ってね
愛しているとは違うし

意外と精神的なものだったりして

Like ....
あなたはすぐ
先にいってしまうから
私は追いかけなきゃいけない

私の湿った場所を
どうしてくれるの?

早いことは罪だから

あなたのその手は
私の突起と柔らかい丘をまさぐって
 ....
生じる現象としては同じはずなのに
その仕組み上 先に生まれるから この先ずっと後ろ姿しか見れなくて
捕まえて振り向かせても 滑らかな感情の曲線描く その横顔しか覗けない。


外部に反応して ....
連休の予定・・・全部キャンセルされた。
時間がたらたらと過ぎてゆく。


体調を崩した私を気遣かってくれているからだろう・・・たぶん。

足手まといだから
めんどくさいから  ....
近所の商店街で買った、
手羽先を食べながら、
ゴールデンウィークの最初の3日間で、
遊んだ女について語る。
ジョン・ウェズリー・ハーディングを聞きながら。

初日。
って、もうおとついに ....
起き抜けにchampagne
むしろ浴槽を満たして
煙草の匂いはjazzyに

何て素敵な退廃
絡み合って墜落しましょう
不健康な呼吸

よく分かりもしない上等な言葉で
戯れてるだけ ....
どうしたって零れ落ちる。
そこに選別の意思すら介在しないから ぶつけどころすら判らない。


零れ落ちた 気持ち見習いたちは 路上のコンクリに滲みこむこともできなくて。
愛想もない街の固さに ....
今日 夢を見た
だんだん薄れていく記憶
君の声も 君の匂いもわからなくなって
輪郭だけの絵画のように
現実ではなくなっていたが
確かにあった手応えを感覚として垣間見た
再び抱きしめたが ....
 .... 悲しくて
悲しいときは
悲しいと
言うべきですか?
ひねりもなしに







 ....
smell the sea
colour of the ground
which I've fallen


潮の音が君の波長と重なって
だから満ちては引いてたんだね


 ....
「幸せ」と云ってしまえる自分に驚く
「幸せ」と云われたらきっと
私の胸はかすかに痛むのだろう。

「失いたくない」と思えば思うほど
「失いたくない」と云われたくなくて
だからお願い、何も云 ....
適材適所のフィット感に 私が感じているのはいったい何だろう。


比べたことはないんだけど 
ぶつかるたびに動揺が1つは確実にあって それを振り切るのに半日以上かかる。
世界が幅を狭めてくる ....
「竜巻」

君はハイヒールを投げ出すように脱いで
僕のキャンバスの中で
踊りに明け暮れる
遥か彼方に竜巻が描かれているだろう
あれは
君に惑わされた僕の渦




 「波紋 ....
足りないものを数えて
当たり散らすワタシに

空が頷く

ほんの少しの大事な人に
囲まれて微笑むワタシに

空が頷く

室内から横たわり窓の外を
睨むように眺めるワタシに
 ....
夏が好きな僕らは
陽射しの眩しさに
笑いながらも胸をときめかせていた

初めて迎える
二人の夏に
汗ばんだ期待が香る

総てを感じていたい
火照った躰に
ぬるい水が弾けた
〈ダージリン〉なんだか枕元から気恥ずかしさがよみがえってきます 。
あなたの袖を引っ張ってみたり
言い訳をしてみたり
はがゆさと弄らしさが顔を出してきて
ためらうフリル
そんな休み ....
これが嘘だと言って、あなたはどこまで信じてくれるだろう

なぜなら私は
自分が正直者であることに
誇りを持っていて
あなたは私が嘘を付けないのを
私以上に理解してることを知ってい ....
その人には顔がなかった

ゆっくりと動く喉仏
見なくても分かる 嗤っている
高い位置から嗤っている
私の苦手な目をして
私の苦手な言葉を紡いでいる

その人には顔がなかった

 ....
  きみと歩く
  この細い並木道



  きみが
  春風だから
  ぼくは飛んでゆくよ



  くだらない
  愛の歌だけ詰めた
  おなかをかかえて笑うよ
 ....
パイパンの女がやってきた。
早稲田に落ちて、
第四志望の大学に通っている。
まわりが馬鹿に見えてしょうがないらしい。
顔は、
ひとつひとつのパーツが大作りなので、
離れてみると不細工だけれ ....
くだんの事を
耳にしたことは
あろうか

人に牛と書いて


凶事の前兆に
生まれ
その集結と共に
死ぬという

件とは
人の身と牛の頭
又はその反対とも
伝えられ
 ....
 .... やさしさに馴れてしまわぬよう
敢えて悲観的に考える

何時の日も「有難い」と感じていたい
(見よ―燃ゆる草花
雲)が波に食われてゆく
(潮つたう風は唄になり
唄はやがて大地に音を宿す
「藍染を手向けたいろはに
切れ袖を紡ぐ糸
」真実は諄々と 山を下り
浜裾の襟もとを ....
手を離して得られる豊穣さもあって
電卓から加算の記号を外してみる。


ゼロから始め、その終わりがない無限を終局点に見据えて
得てして努力と比例しない努力を費やし、雀の涙でも加算してく。
 ....
ひかりを見ただけなのに

もう冬でも春でもなくて

春に近い夏に通うようだ


胸が弾かれたようになる

嫉妬や失望の時みたいに

胸が弾かれたようになる


ひかりを見た ....
マークに最後に会ったのは、
れんが通りのヴェジタリアンカフェで、
5本組みの魚肉ソーセージの最後の1本を、
ギンギラギンにさりげないラビットファーのハットのなかから、
鳩の手品みたいにセロファ ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
searchin'_for- れもん自由詩311-5-3
ナイスタイミング。- 電灯虫自由詩4*11-5-3
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don't_leave_me_alone.- れもん自由詩111-5-2
理屈の恋文- 電灯虫自由詩2*11-5-1
キャンセル- ポー自由詩1*11-5-1
GWの女たち- はだいろ自由詩211-5-1
デカダンス- れもん自由詩4*11-5-1
気持ち見習いたち。- 電灯虫自由詩2*11-5-1
間違ってない- 西日 茜自由詩311-4-30
みんなのうた- TAT自由詩311-4-30
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宇宙飛行- やや短歌3*11-4-30
だからお願い、何も云わないで- れもん自由詩411-4-30
フィット感- 電灯虫自由詩4*11-4-30
竜巻- 乱太郎自由詩9*11-4-29
空が頷く- 未完自由詩2*11-4-29
夏が好きな僕らは- れもん自由詩1+11-4-29
チューリップ- アラガイ ...自由詩3*11-4-29
耿耿- やや自由詩1*11-4-29
顔のないひと- 三奈自由詩20*11-4-29
並木道- 草野春心自由詩511-4-29
パイパンの女- はだいろ自由詩211-4-28
くだん- 森の猫自由詩10*11-4-28
ユナイテッド- TAT短歌1*11-4-28
有難う- れもん自由詩111-4-28
島_唄- アラガイ ...自由詩2*11-4-28
増えない電卓。- 電灯虫自由詩3*11-4-28
春に近い夏に通う- 吉岡ペペ ...自由詩511-4-27
T・REX/Nuzzolelse_boogie- はだいろ自由詩111-4-26

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