眼鏡をはずした その人は
鋭い瞳をしていた

はっ
一瞬息をのんだ

心臓がバクバクする

今まで見たことのない
ヒカリを放っていた

話していた 
その人とは違う
別人を見 ....
霧に霞む煉瓦敷の道の街灯の明り
湿った空気の中
ボーッとした街灯の光の奥に
ゆったりとした時間が流れる。

得たいの知れない影と
先の見えない道の先に
あの古びたホテル
アイビーの這う ....
人が好き 寂しがり

お日様 ポカポカ
みんな ポカポカ

 何処にも行かないよね
みんな ぽかぽかと
柔らかい風が 貴方の手の温もりを
忘れかけていた あの日々の温もりを
私の心を裸にして 撫でてゆく

互いに愛していた日々 輝きをました二人

貴方の愛に応えられない私は 深い ....
魂を
丸ごと持って
行かれたよ
返してくれよ
返せってばよ







 ....
口を開けてテレビを見ている時に
突然のお知らせ

わたしに家族が増えました
わたしに家族が増えました

大事なことだから、2度言いました

ヨン様がこちらを見つめて微笑んで
「家族の ....
日々の感情の起伏を
記す


文学なら 直木賞
式部より 冬はつとめて
鎌倉時代 かな文字で
経を説いた 高僧
小説を書きたくて
画家と同居してしまう
宇野千代


一瞬で  ....
馬鹿野郎



愛を知らない、
訳がない。
私は私の愛の形を、
発信し続けているのだが、
誰か一人くらい気づいてもいいのではないかな。

二人の愛から私は生まれた。
 ....
音をはずした
指先が曲がり
おこがましい
眠気へと倒れ
込んでしまう

彼女は私に嘘を吐きました。その嘘はあまりにもたくみでありましたから、私はその嘘を見破ることなど、したくなかった。した ....
旅の荷を置き
コートを脱ぐ

ジョン・レノンのフォト
ゲルニカのポスターが

あたしを迎えてくれた
  あっ・・・

トクンと胸が鳴る

それだけで
緊張がほぐれた

あた ....

歯が痛い 〃 いよいよその痛みにも安定度が増してきたようだ。 少しばかりの体調不良とともに二週間おきくらいにはジクジクと確実に現れる様は、インフルエンザウィルスより質が悪い 。
ほっとい ....
耐え切れないものは 捨てればいい
諦め切れないものは 捨てればいい

そんなの嘘だ 出来ない
私には 出来ない

複雑に混ざり合う 思考

ほんとの私は今どこに…

 ....
私が見えないの
すぐ 傍にいるよ

蝶のように舞い踊り
鶴のように羽根広げ

華を手折りし 君

紅の唇 紅の瞳

叫んでるよ 君

届かないって 傍にいてっ ....
我は愚者なり
矛盾だらけの肖像
理想は理想でしかない
我に何がとける
我が何を導ける
孤独の肖像
矛が胸を刺す
盾はない
何を生き急ぐ
過ちは消えない
先の ....
誰か僕に泣き方を教えてください。
情けなくてみっともなくて
人間らしい気分になれそうな泣き方を。

僕はうまく泣くことができません。
つらくてつらくてつらいとき
涙を流すことがなかなかでき ....
解けない誤解なら
いっそのこと
編んでしまえばよかった

美しい
セーターにして
きみに贈ればよかった

ありがとうと言ってくれた
その嘘も
本当のことも
うすくつもった無音

じゃれあう轍

だれかオレに

うまい珈琲をいれてくれないか

きょう傷ついたことなども

香ばしくてすっきりとした

あったかな気持ちにかえてくれないか

うすくつもった無音
 ....
 知らない言葉を知ることは楽しい。
 わたしの知らない世界でどんな言葉がリアルに使われているのか、体感出来るのは嬉しいし、大変なご馳走だ。

 最近、「御作品」という言葉を知った。他者の詩に対し ....
好きだよ
取り囲まれた日常に埋没して生きてゆくこと
どうしようもないことにもがいては泣いて
だい好きだよ

だんだん揺れを増す心音の近くで
赤面したこころの奥底
繋がっているのかな、いな ....
青い色は青い色と
赤い色は赤い色と
同じものを集めたい
あなたとわたし同じ色して
あなたは青が好きだけど
わたしはあなたの赤が好き
それだけでよかったのに
先生は「青と赤を一緒にしなさい ....
波の音など 聞こえない
寄せる波は
砂浜に
シュワシュワと 吸い込まれてゆく

シュワシュワ シュワシュワ・・・

とても静かに癒されてゆく

冬なのに 青く碧の凪た内海

マカ ....
吹雪いてた処も多かろ、此方ではこれが初雨。静かに優しく。

舞い上がった正月埃をほんの少しほんとに少しの雨が鎮める



恋人は何かの匂いのひとがいい焚き火の匂い潮風の匂い

失くした ....
両手を
おそるおそる地におろせば
あたたかな温度に触れて
背中を走る風は柔らかな匂い

背の高い木は
いつも見上げた木
目印にしながらゆこう
白うさぎになって

さまざまな自然に
 ....
            ハーモニカの小さなキーホルダー
            
            これ 読んでみない?
            と
            「クリームレ ....
              ロリじーは
              赤ちゃん言葉を話す

              ロリじーは
              いい年をして赤ちゃんに
     ....
ここ数日来の寒波で凍てついた地下鉄の連絡通路に
場違いとも言えそうな親子連れの姿

乳母車を押し歩くお母さんの脇には小さなおんなの子
お母さんの手助けと押すのを手伝っているようにみえるけど
 ....
人は永遠から切り離されている
果て無き空虚

いかにして虚しさに抗うというのか


空の花びらは散り
痛みにも似た深淵の間隙だけが穿たれる

無限に沈みゆく中心核は
黒い底で何を感 ....
あの人は

















人の母だが女神様、、、
人 ....
寒い寒い凍った 夜
月も凍っている

こたつにもぐり
ここちよく酔った
あたしは
貴方の肩に
頭をもたれる

互いのキモチを確かめるように
手と手を絡め合い
貴方の手を
胸に押 ....
彼女から発せられる
ことば、旋律は
街中を彷徨う

歌声は力強く魂を揺さぶる
六〇年代ニューヨーク
カフェで行われた
ビート世代の詩の朗読会
擦り減った石畳の路地裏にあるガスライトカフ ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
狂人- 森の猫自由詩6*11-1-20
ゆらめく腕- ……とあ ...自由詩10*11-1-20
ぽかぽかと- ポー自由詩1*11-1-20
風のささやき- ポー自由詩3*11-1-20
本日の短歌- TAT短歌2*11-1-19
家族が増えた- 池田実緒自由詩311-1-19
めざすもの- 森の猫自由詩6*11-1-19
馬鹿野郎- 田園自由詩311-1-19
ず____れ____- 久石ソナ自由詩2611-1-19
安らぎの空間- 森の猫自由詩6*11-1-19
その耐えられない歯痛- アラガイ ...自由詩2*11-1-19
月に照らされて- ポー自由詩5*11-1-19
- ポー自由詩1*11-1-19
I_am- ポー自由詩1*11-1-19
涙の無い夜- 雪莉自由詩311-1-19
美しい誤解- 小川 葉自由詩6*11-1-19
珈琲- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...911-1-18
御作品- 鵜飼千代 ...散文(批評 ...9*11-1-18
一礼してどこかへ- かんな自由詩8*11-1-18
『いろいろ』- 東雲 李 ...自由詩1*11-1-18
弓の浜にて- 森の猫自由詩4*11-1-18
睦びあう睦月- 小池房枝短歌511-1-17
兎になりたい- 朧月自由詩211-1-17
ストーカー- 鵜飼千代 ...自由詩13*11-1-17
ロリじー- 鵜飼千代 ...自由詩7*11-1-17
いそぐひと- 恋月 ぴ ...自由詩35*11-1-17
虚しさ- 一 二自由詩311-1-17
これは嘘だけど、職業に貴賎が無いように愛にも貴賎は無い。- TAT短歌2*11-1-17
弦月の下- 森の猫自由詩6*11-1-17
ガスライト- ……とあ ...自由詩8*11-1-17

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