七本目の指が朽ちて落ちた







 ....
脳梗塞で少し不自由になったお父さん

いつも笑顔を絶やさない明るいお母さん

産んでくれてありがとう

ずっと見守り支えてくれた皆様方

育ててくれてありがとう


周り ....
シロカニペランラン金の盞
コンカニペランラン銀の台
いつからこの国に咲いていたのか君たち

室町の頃に記録があったというのは聞いたけど
数百年前からか

では数千年前には
数万年前には ....
飛び込みたくなるような星空
私は綺麗なものを手に入れる事はない
ぼんやり窓のこちら側で輪郭を失うだけだ
その日幾度めかの冬がやって来て
バスに乗り遅れたわたしは烈しく吹きつける雪のなか
ケモノのたちのあたたかな匂いを消し去り
純白の告白を求めてひとりさまよい歩くのでありました 。


 ....
あなというあな
ささやきあいつながらない
他という他
なかというなか
すくいあえないたよりなく
よくというよくがうようようやく
なかよくなく。
伝統の中で
裏切りから始まった20年は
三日天下のようなもの

暫く触らずほっておけば
後世に検体の価値を成す

パクリーマンは
自爆連発のネズミ花火のようで
中国の祭典かと思わされ ....
静かに降る雨
無音の世界

私の心は無限に拡散し
静かな無へと吸われゆく

私の胸の熱情は
昏い黒の空に呑まれ
冷たい残酷が身体を犯す

忌わしきは
鉄の教条が支配するこの世界
 ....
嫌いなことだけはっきり言える
なのにすきがわからない
私のすきはどこですか

朝日が当たっているところ
ほのかな温もり 愛ですか
ききたい君がいないので
私は空をあおぎます

夕日が ....
そこがどこであろうとも

夜風太郎は泣いている

真っ暗やみの墨汁のなか

肩寄せあう町の明かりに

夜風の吹くたびその刹那

夜風太郎は泣いている

そこがどこであろうとも
ねえ お願いだから
一輪の花を私に頂戴
「愛」

空気のよう
つかめない
だけど大切
生きる為に

まるでとくとくと
鼓動が脈打つように
生まれ生きる その身に
宿したの

貴方を感じて
貴方を聞いて
貴方を見て ....
客「足ばさみ〜♪」

店員「お客さま…素足でされたら、尚、格別かと…」
海を渡ってやってきた鹿子さんは

真理さんのいとこだ

鹿子さんの瞳は太陽にぬれてて

それは曇りの日でさえそうだった


祈りだけそこに残った

未来はとおくむこう

扇型 ....
天井もゆかもない ゆったりと耳へちかづけて
つむる 彼女はなにを伝えたいんだろう
青く光った矢印が
一斉に前を示し
両腕にしがみ付く怠惰な風は
酸っぱい痛みを産み落としていった。
萎んだ夜と悴んだ指先には
遠くの方から響いてくる
赤い点滅の伝言を
読み解くことはできな ....
一人でいるには この家は

あまりに 広すぎて…

何をしようもなく

何をすることもなく

ただ 僕のまわりの空気が異様に冷たくて

ただ ぽつりと懐かしき日々を描 ....
最期の最期の一本道は



おかぁちゃんもカノジョもルールも道徳もワンピースの最新巻も



 ....
埃の舞い上がる歩調に
嗅覚は痛みを放出する。
ここに枯れた曜日を
交わして
私の呼吸はゆっくりと
化石する。
もう、映えないで
と弾けた西日に
夜のさりげない会釈を
歪ませて
朗ら ....
そこは双子みたいな景色です。ふたつの目は重なりません。 は、しかし孕んだり孕ませたりして遊びました。性別なんてありません。丸くて四本の腕があり、細くて立てない足が四つあり、包めない髪がいくつか存在 .... 店員「がにさあ〜ん、指名入りましたあ」

うさぎ「お帰りなさいませ…ご主人さま…」





(2011・1・9mixi)
空の頂に月のない夜
まなざしは
同じようにはやってこない
待ちぼうけの子どもたちが
眠ったふりをして
息をこらすように
取り巻いて包んで
進行する世界に
オクターブごとに反響する
数 ....
シンプルライフを実現したい
あまりものをもたないくらし
美しいですね
それより
きみはなんで
女の子っぽいのかな
「ちょうだい」って首をかしげたら
何だってもらえるんだね
テレビつける ....
ぼくはいまいきてます

いま?
いま、なんてものはぜんぶ過去だ
いま?
ぼくはみらいのいちばん尖んがったところにいる

ぼくはいまいきてます

きのうきみに写メを送ろうとしてぼくをと ....
カラの待ち雪 棘のソリ
押し花テープ 濁す香り
えんぴつトンネル 炭のスス

あいら ぶゆう

べきっ

猫も寝ず
ネジも 

春 じゃがいも種の 底
芽 トタンですべって コ ....
裏切りは疑いを産み、
疑いは憎しみを産み
憎しみは痛みを産み、
痛みは悲しみを産み、

悲しみは空の色を変え、
悲しみは街の音を変え、
悲しみは地球の重力を変え、
悲しみは心に残り、
 ....
{引用=



 まもるもののない空から
 かれの顔や肩に雨がおちてきて
 夕ぐれが
 せまっていた

 きょう
 という日は
 くぐりぬけねばならない試練のような
 分厚い曇 ....
信じるひとの上にも
信じないひとの上にも
雪はつもっているのです

きらきらと
反射しているのはこの雪が
またかえろうとするからです
せかいへ

わたしのまわりで
せかいは生きるめ ....
濁った窓から
冬の垂直な日が部屋の壁まで届く
真空管のなか
あの日のこころの蠢きを泳がす
それはあまりに遠い日なので
曲げた腕の面積では
足りない計算式のように
触れることのできない感情 ....
俺が爪を切っていたら、彼女が目薬をさしていた。眼球が赤く熟れて、化粧をしていない汚い肌との比較がとても映えてみえた。それの自慢は眼球や爪や腰や内臓が極端に綺麗で、他の部位は血色の悪い醜い姿 ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
dragon_phantom- TAT自由詩4*11-1-13
感謝の日- ポー自由詩4*11-1-13
水仙月の一月- 小池房枝自由詩4*11-1-12
窓の向こうに- たりぽん ...携帯写真+ ...411-1-12
純白- アラガイ ...携帯写真+ ...3*11-1-12
たよりなし- 阿ト理恵携帯写真+ ...2*11-1-12
あぁ五月蝿い- 鵜飼千代 ...自由詩4*11-1-12
閉ざされた夜に- 一 二自由詩211-1-12
夜ぎらい- 朧月自由詩311-1-12
夜風太郎は泣いている- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-1-12
願い- れもん自由詩111-1-11
チョコレート同盟連詩_「愛」_ペポパンプ&愛心- 愛心自由詩2+11-1-11
うさぎカフェ続き- 阿ト理恵携帯写真+ ...2*11-1-11
時をゆく- 吉岡ペペ ...自由詩311-1-11
ふたつ。- 十二支蝶自由詩111-1-11
残火の迷夢- 久石ソナ自由詩2311-1-11
広すぎて_あまりに広すぎて- ポー自由詩3*11-1-11
カンガルーの糞タスマニアデビル- TAT自由詩1*11-1-10
視線の内側にひかる- 久石ソナ自由詩1611-1-10
幽婉で華奢な迷子- ayano自由詩5+11-1-9
うさぎカフェ- 阿ト理恵携帯写真+ ...1*11-1-9
夜をなぞる歌- 橘あまね自由詩1611-1-9
休日- ふるる自由詩411-1-9
いまいきてます- 吉岡ペペ ...自由詩411-1-9
コン_コン- 砂木自由詩6*11-1-9
ウラギリ遊び- 邦秋自由詩1*11-1-9
天の鏡に映った暗鬱な旅人- 石川敬大自由詩18*11-1-9
白銀- 朧月自由詩411-1-9
ブリティッシュグリーン- はだいろ自由詩411-1-9
孕まない理由- ayano自由詩411-1-9

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