坂のある街は
景色の綺麗なところが
多い

シアトルもそう
リアス式海岸があり
流木が流れ

ちょっとフリーウェイを
車で走れば
そこは
緑に埋もれる
森また森

高台の高 ....
僕は何のために
生まれたのでしょうか
僕はここで果たすべき役割は
なんでしょうか
わからないままに
僕はいまあなたの墓の前にやってきました

爽快な空の下

あなたがいたこと
 ....
僕は詩人の仕事を知っている
それは薄汚れた靴下の匂いを残したままそのままを裏返しに吐き直し
美術館でこの絵はどうも臭いと鷲のような鼻で素人にはその説明を拒み
賞味期限に剥がれた壁紙の図柄 ....
豚になる人 歌になる人
虹をつきおとす人 闇を噛む人

うまい あなたの孤独は
世界の青にまけてはいない
ねえ そのめんたまとって
くちでしゃべって

エレキギター弾いてたら 数がとけ ....
大好きな

下弦の月が

浮かんでる

貴方と私

闇のこころに
前略 ドロンジョ様

通算七回目の自殺未遂、オメデトウゴザイマス(笑)。しかも今回は要入院のオマケ付きとの事で、、、。『うるさいんだよ!いちいちアタシに構うんじゃーないよ!このスカポン ....
思えばめぐまれすぎていた

ないものなんてなかった

わざとないふりしてるくらいだった

だからおまえのしたいことなんか

切実にかんがえることがなかったんだ

うしなうくらいなら ....
真空に飽和している

我に返ればそんな筈がないことも
その後でまた我を失うことも

繰り返し繰り返しまた
繰り返しに知るばかり


私は何処へ往ったのか
それとも此処が私なのか
 ....
きつねコンコン
遊びにおいで
黄色いバケツは誰のだろ

きつねコンコン
昼寝においで
しゅわしゅわラムネが冷えてるよ

ふるふるゆれる
黄色い花は
小さな船の形して

ふるふる ....


グレーを塗ると、きもちがいい
グレーを塗ると、きもちがいい


雨の降るふる
背伸びをやめる


 目には見えないが
 確かに巨人の朗読が聞こえる
 すぐ近くにいるときもあるし
 間遠いところから
 細々と聞こえるときもある
 詩や あるいは詩が

 巨人は聖書のゴリアテとは
 一 ....
現在と
過去と
未来は

点のようでいて
じつは
球体の円周のよう
ではないだろうか

過去には生きられないが
過去は現在に続き

現在は
未来とつながっている

今を
 ....
今日獲物はなんでしょう
ネタを探して待ち構えています 。
「精子は溜まれば吐き出され溜まらなくても精子は搾りだされる。」
これまでに無駄死にさせた精子のこと考えたら 怖くて ....
とめどなくながれるきせつに
おぼれてしまいそうになります

しずむこともできず
おなじようにもてあそばれるこいしに
うたれてはあざがふえていくのです

水面に浮かべた
ティッシュペ ....
お兄ちゃん仕事は?
外回りの途中なの?
こんなところにひとりぽっちで
噴水のそばでジャムパンかじって
なにやってるのお兄ちゃん?
さみしくないのお兄ちゃん?
どうしてそんなに童顔なの?
 ....
股で支えていた文字が消えて 心変れずに唇にはいる
らしい歌をうたえばこの周りの空気は耳をすまして聞いてくれる
これが人だ だえきに包まれて 舌の上でゆっくり眠れる

いつも変れぬ闇を愛して 守 ....
封印しよう
あの日のキモチ

封印しよう
あの日のトキメキ

封印しよう
キミのメルアド

封印しよう
キミの声

封印しよう
キミの写メ

封印しよう
苦しみの日々
 ....
晴れわたる青空に舞う更紗
けだるい午睡にあくびした一日
五感に溢れていた熱を
そよ風が駿馬にさらってゆきます


髑髏【しゃれこうべ】に讃美歌なんていらない
突然の嵐に
あ ....
不器用な視線で
私の背中をなぞる人

その深海の底までひとすじに
繋がる台詞が浮かぶなら今


けれど
ただのひとつの言葉を
手繰るよりもずっと早く

分厚い波が途切れず ....
言霊たちが
かけめぐる

ぐるぐる ぐるぐる
あたしの脳を

カタチにしろと急いている

言霊の嵐
混乱
君でもない他人を
君のように
思い込み
必死でメールを打つ
あたし ....
薄紅のネム天辺に咲き残り夏の限りを見送っている

風に挿す飾りのようなミズヒキの合間をそっと抜けて行くもの
 
秋植えの球根花屋に並びます眠り姫おいで土の褥に

ベランダの雑草大事に見てま ....
歩き疲れて立ち止まる
道に雨が降り出して
静かに静かに降り出して
道に輝く石畳
次第に次第に濡れてくる
並木の青いプラタナス
静かに静かに濡れてくる

歯を食いしばり空を見る
見 ....
あたしは完全にイカレテル
魔性の貴方に

貴方は怜悧で
如何様にも
変化自在

のほほんと
年ばかり重ねた
あたしなんかとは
違う世界の人

住む世界が違ったら
好きになって ....


潮風が運んできた
君の幻
もう振り向かない
そう決めた僕だったが
君も背中しか見せようとしない
熱い砂地は
思い出を焦がし
人魚になろうとしている
君がいる
横顔にぴしぴしグマアミグヮー
濡れぼそりながら
私たち家族おまえの骨を探して歩くさぁ
野原道を彷徨うよ
さっきまでね、
青く尖った蘇鉄が生い茂る庭先にいた
玉虫は突き刺されて
空に ....
見せかけの 家族
見せかけの 夫

見せかけの友人
見せかけのお酒

見せかけの顔
見せかけの姿

 ・・・・・・・・・・・

この数ヶ月
そうやって 生きてきた

ホント ....
僕は産まれるまえからエロ事師だった 。
その名はクレマシス 。
いまでも覚えている。
テレビの踊り子をじっと見てたとき、思わず口から 「カタクなったぁ!」 と ウィンナーのようなオチ ....
しかめ面の空の下
排気ガスが充満する都市の片隅を
少年時代の自分が駆けて行く
らく書きだらけのノートを
大事そうに抱えて

裏通りの路地を縫って
山道を抜ければ
大人たちの知らない
 ....
セックスが穢らわしいものだとは















 ....
あなたの心の橋を
渡りたい


どんなに高くても
どんなに長くても
どんなに揺れても


今しかない
今日しか見えない
あたしには


不器用にしか
生きられないから


渡るしかないの
あなたの処へ ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
坂のある街- 森の猫自由詩6*10-9-16
風になっても- 乱太郎自由詩12+*10-9-16
詩人たちの仕事- アラガイ ...自由詩8*10-9-16
泥闇ハナハ- 十二支蝶自由詩110-9-16
下弦の月- 森の猫短歌4*10-9-16
ボヤッキーからの手紙- TAT自由詩2*10-9-15
お花畑- 吉岡ペペ ...自由詩510-9-15
- 松本 涼自由詩210-9-15
きつねつりふね- 海里自由詩610-9-15
オイルパステル- 笠原 ち ...自由詩8+10-9-15
朗読する巨人- 豊島ケイ ...自由詩15*10-9-15
球体と点- 森の猫自由詩9*10-9-15
てろりすた- アラガイ ...自由詩3*10-9-15
季節のおわりに- 浅香 葉 ...自由詩610-9-14
アグネス- セガール ...自由詩610-9-14
きあか- 十二支蝶自由詩310-9-14
封印- 森の猫自由詩3+*10-9-14
斷秋_(破風)- アラガイ ...自由詩1*10-9-14
分厚い波- 松本 涼自由詩510-9-13
憑かれてる- 森の猫自由詩4*10-9-13
September_Sepals- 小池房枝短歌2*10-9-13
雨が身体に- ……とあ ...自由詩9*10-9-13
魔性の貴方- 森の猫自由詩1*10-9-13
- 乱太郎携帯写真+ ...12*10-9-13
洗骨- 楽恵自由詩6*10-9-13
フェイク- 森の猫自由詩3*10-9-13
ではクレマシスがなぜ生まれたのか- アラガイ ...自由詩3*10-9-13
スクラップブック- 結城 希自由詩4*10-9-13
セックスはひとつのコマンドでしかないだろうにw- TAT自由詩2*10-9-12
橋を渡る- 森の猫携帯写真+ ...6*10-9-12

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