ねむってたら
枯れた実になって転がってた
拾われて
じぶんもとうとう
あつい釜のなかへ と
身がまえていたら
偉いのがきて
それは数には入らないよ
と言う
ぬるく ちいさいての ....
告白した
付き合った
3日で振られた

大きい口開けて笑う女の子とは付き合えない。
ガサツすぎでしょ、ありえないんだけど(笑)

らしい!!!!!
もう大声で笑えないじゃないの
 ....
カラオケで踊ってくれたPerfume思い出して急に寂しくなった

愛してると僕ばかりが言って 君は返してくれない

  雪だるまのクリームパン 2割引きになってる
  君からの電話がない ....
無気力な身を
もてあまし
希薄な日々の
くり返し

空白の過去
かえりみるとも
心にあく穴
不安にかられ

つかみどころのない
液体のような
現在
現実

ペン先から ....
こころもとなくなる
ここを歩いているといつも
どうしてか
砂地には
足跡は残せず
一本の根さえ張れないと思うのだ
ほってごらんと
父は言った
ほりだすそばから
哀し水がしみだし
確 ....
心は一輪の不自由な花だと思ってほしい
つまり摘まれることを拒むことができない
哀れなそれは
でも確かに一つの命だとあなたにわかることは
ないよ、ないよ、と今朝も鴉が歌ってはいるけれど
何もわかってなどいないのにそれでも
「わかるよ」
って言葉をくれる人たちは優しいと
私は素直にそう思える
そんな季節が訪れた
整いすぎた飛行機雲と勘違いしたのは
電線に反射した一線の太陽
その奥に流れていく雲のはやさで
風向きと速度を予測する真似事

手元の時計は
一時をすこし回ったところ
乗りたかった電車は
 ....
文壇の成績が神に認められ
夏目漱石は太陽になった
太陽になった夏目漱石は
吾輩は太陽であると云う小説を神に送った

文壇の成績が神に認められ
太宰治は土になった
土になった太宰治は一言
 ....
久しぶりに
ねずみの国に行ってみました
ねずみの国は
もうぎっしりと人また人で
アトラクション
平気で120分待ち
無理でしょそれ

仕方ないので
すいてる列に並んでみました
It ....
継ぎはぎだらけのタペストリー
隙間から柔らかな風が吹いた気がして

離島が点在する
静かな海をゆく船を夢想する

日常は羅針盤もないスケートボード
リュックひとつでバランスをとって乾いた ....
眠れない夜の羊たち
番号を与えられ順番に沈黙に浚われていく
まるでアウシュビッツの塀の中で

私の孤独は刃の欠けた短刀
羊たちの羊毛を剥ぎ取ることも叶わない
そして絶望も錆びれて
 ....
手を握りしめたまま、
遠く海の彼方から
やってくる風を待つ。
風は、
あらゆる氷山を突き破り、
たったひとつだけ、
この指に絡みついてくる。
このたったひとつの風は、
幾多の激流を乗り ....
 風になびく黒髪があなたの横顔を隠す。
 あなたは細い指で優しくその髪を撫でる。
 そんな仕草が愛おしくて私は泣いた。
 愛情があなたの存在そのものになった。

 あなたは絵画に描かれた ....
足の爪に
塗っておいた海が
夏のどこかへちぎれて消えた

地図の上をなぞる指が
コーヒーの匂いをたどって
最果ての島に着く

ふと顔を上げれば
見慣れた街並み

寝過ごした朝のよ ....
愚痴を言う人を
心配はしない

吐き出してまわりを不快にしてでも
自分は楽になりたいという図々しさがある

むしろ心配なのは

愚痴を言わずに耐えてる人なんだ
どっかーん…!

太陽の砕けた花火の如く 
あの日、きみと出逢った歌舞伎町の夜。

厚化粧のきみは
難聴のハンディをもろともせず
くらしっくをBGMにくるくる
地下の舞台で乱舞しなが ....
太陽が低く輝いている
濡れたアスファルトがそれを照り返し
わたしは目を細めた
光の針がどこまでも伸びて
小さな瞳孔から苦も無く入り
網膜を火の海にした
百メートルほど先を
炭のように黒い ....
π(パイ)


二畳ほどもある焼き釜は
林檎とシナモンの焼ける
例えようのない良い薫りです

どれほどの林檎が燃え盛る炎に
くべられたか その林檎の数には限りがありません
讃えようも ....
私が生まれ育った街
あなたは知らない

距離的には離れていないけれど
全く違った雰囲気を持つ街
緑が多い街お洒落な街

あなたにも知ってもらいたい
私の好きな場所一緒に歩きたい

 ....
脳髄の奥底で、
渦巻く怒りに似たことばは、
構築を知らぬまま
進むべき道の足跡ばかり探る。

*

机の上に仮面が置かれている。
仮面は口元をカッターでなぞられたように
笑っている。 ....
ここは、天体の住む街だ

足音

いるのか

誰か

ここは、天体の住む街だ


ひとり

夜中になぜ

鳴くの

僕らは

たぶん絶対

コスモ

起き ....
わたしは
あなたが削りとられていくというのに
二酸化炭素のういた水をのんでわらっている

この海はどこにも
繋がらない海です

生活に名前を縫いつけましょう
自殺者百万人
 ....
はぐるまがわずかずつ深くかみ合いながら回っている
つぎの夜か そのつぎの夜か あるいはこのつぎの春には
がしりと組み合ってうごけなくなるだろう
そうしてすべてのはぐるまが動かなくなってようや ....
くまたちは
みえない檻をもうひとつかさねて
頑丈な家をつくった
だれも帰らない家をつくった

わたしはさびしかった
それでこんなに長い歌をかいたのだ
空は青い
血は赤い
月は黄色い

どんな
プロパガンダを
見させられたのかな

私たちは
あらゆるところに
鍵をかけているから
空を飛べない
なんて言える
人を
好きか ....
それであなたは、ト(イ)エバ

満ちてくるからだわずらわしい
海のこと考えてたら空が荒れて
沿岸の電車ことごとく止まる昼
彼女は青がこわいのだと言って
水族館におびえてる泳げるのに
彼な ....
仙台のお米
漬物
ずんだあん 餅は自分で焼けと
自家製イチジク干し柿
でっかい梅干しと活用法
牛タン
LOOKチョコレートのずんだ味 お!何だこれは!

そして手紙
小学校からの ....
栞をはさんで閉じようとした
歳時記が
本を押さえても平らにならない
抵抗している何かが居る

、それは直感だった
それが何にせよ傷をつけて
可哀そうなことになったらと
まず案じて、本か ....
雪の降るなかで
私は埋もれて
冷たい感触が
暖かい心を思い出させる

可愛い歌声は夜空を巡って
次の朝に届く時
蝋燭はもう片付けられて
静かな寝息に変わる
貴方の微笑みが
優しさに ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- はるな自由詩315-12-14
真夜中会議- 瑞海自由詩6*15-12-14
雪だるまのクリームパン- 北大路京 ...自由詩1315-12-14
溶解- シホ.N自由詩615-12-14
砂浜- そらの珊 ...自由詩1915-12-14
鴉の歌- もっぷ自由詩615-12-14
大人の十二月_(2015)- もっぷ自由詩315-12-14
ハレーション- Seia自由詩315-12-14
文豪達の死後- 陽向∮自由詩11*15-12-13
It's_a_small,_small_world- umineko自由詩6*15-12-13
風とスケートボードと- 梅昆布茶自由詩2215-12-13
静かなる睡眠- 乱太郎自由詩18*15-12-13
狡猾な力- あおい満 ...自由詩515-12-13
記録者- ヒヤシン ...自由詩10*15-12-13
ペディキュア- ガト自由詩17*15-12-13
横顔- ガト自由詩6*15-12-13
赤い糸―結婚の祝辞―- 服部 剛自由詩515-12-13
マジック- ただのみ ...自由詩12*15-12-12
アップルパイの2乗- るるりら自由詩23*15-12-12
あなたが知らない街- 夏川ゆう自由詩515-12-12
地図- あおい満 ...自由詩915-12-12
コスモ- 吉岡ペペ ...自由詩515-12-12
二酸化炭素- はるな自由詩515-12-11
はぐるま- はるな自由詩315-12-11
長い歌- はるな自由詩215-12-11
プロパガンダ- 瑞海自由詩8*15-12-11
海/即興ゴルコンダ(仮)投稿.95- こうだた ...自由詩5*15-12-11
熨斗のない御歳暮- 朝焼彩茜 ...自由詩1015-12-11
ごめんなさい- もっぷ自由詩6*15-12-11
雪の降るなかで- ミツバチ自由詩215-12-11

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