強盗が脅迫と力で奪いとった「それ」を
詐欺師は嘘と手管でまんまと横取りした
だが翌朝には消えている泥棒に入られて
泥棒は「それ」を盗品ブローカーの処へ持って行くが 
二束三文の代物だと言うブロ ....
大跳躍!
につまづいて
失う一歩
好機を逸して

記憶の使い回し
デジャヴの頻発
閉じた世界を
生きるすべ

先遠く
しゃっくりのような
一歩ずつ

道深く
あとちょ ....
みどりの線で世界を描く

翠は鎮静のいろ
緋色が補色

融和と柔らかな背反
それぐらいがいいところだとおもうのだ

ビリジアン
青みがかったみどりらしい

マゼンタ
あかるい紅 ....
浮かんでは沈んでいく言葉達
言葉のありかは深層意識
漁師のように言葉に網をかける

網にかかった言葉は
時に楽しく
時に悲しい

最近は悲しい言葉ばかりが網にかかる

何度も 何度 ....
メガネをかけた店員が私を緑のサツマイモだと言った
もう一人の店員は私のことを赤いキュウリだと言った
どの棚にも私の居場所はなく、
北海道の男爵やクイーンが
同じ棚には並びたくない、と言 ....
{引用=金のメダル
銀のメダル
銅のメダル
どれがあなたのメダルでしょう

(これはお約束だから)
銅のメダルです
と応えた

では銅のメダルをあげましょう

嬉しかった
三人 ....
実家に帰り、午睡をする。
窓外で
うらかな陽に照らされたポストが
かたっと音をたてる。
配達夫のバイクの音は遠ざかる。

そんな風に僕はいつも
待っている
昨日も、今日も、これからも
 ....
あまいとおもっていた
あなたの言葉は
いまでもわたしの喉をふさいでいる
目の内側から金色がおしよせて
まもなく手も足もうごかなくなる
指を折って数えて間違えている 痛みを経験した者は
痛みを遠ざけようとする
痛みは見えない
個人的な経験

理解は求めていない
ただ想像する事が
可能なのか
知りたい

みんな みんな
いっぱい いっぱい
固 ....
夕陽に向かって走っていた電車が停まった。長い間揺られていた人々は立ち上がった。この先には もうレールはなかった。が 旅が終わったのではない。
ここからは ひとり 自分の足で歩く始発駅でもあった。過去 ....
です。です。です。〉〉〉〉〉〉〉はかない、こゑがこだまする。〈〈〈〈〈〈〈です。です。です。荒野の。はて。はて。はて。〉〉〉〉〉〉〉〉サンクチュアリが地を行進してアンドロメダマが遥かかなたから傍観 .... 怪談をギャル文字フォントで読んでいる ラピスラズリの空を行く
手を伸ばしても
届くはずがないよ、ラピスラズリ

押し出され落っこちる紫のつぶつぶ
かきあつめ
粉々のはかない城を作った

城は片端から波にのまれ
周りの白い ....
華やかな世界へ踏み出す君へ

毎日変わらず
居てくれることがあたりまえで
だれも
褒めてくれなかった
いままでの地味な世界から
華のある
艶やかな世界へ踏み出していく君へ
これからは ....
君が煙草を吸う仕草が好きだった
気だるそうに階段に座って
甘い香りを撒き散らして
いつだってしがみ付いていたのは、
その匂いを忘れたくなかったから。

寝顔を見るたびに思うのは
この不思 ....
あれがくると

やはり初めての危機に遭遇しているような気になってしまう

じぶんのことなのに

時が違えば他人事にも自分事にもなっている

もうなんどもやり過ごしてきたはずなのに

 ....
{引用=たくらみを実らせた花はもう、少女ではない
女になれば脆弱な季節から嫉妬だけを学ぶ
かなしみ、は 夜を壊し牙をむく
いつも、淋しい姿で佇んではいない、と
教えてくれた あなたの沈黙は深く ....
きこえないきこえるきこえないきこえるきこえないきこえるかぼそいこえのあいま(い)にはめがねかけていいかなちょっとたんまっていうからからにかわいているあきのあさのちゃくしんおんはきこえているのきこえない .... 遠くに行ってしまいたいような
夜が転がっていてつい
拾ってしまったの

月並みな置手紙のこして
四丁目を後にした

北に焦がれる冬のこと

月がなんだか
笑顔して
わたしをみてる ....
           151010


聞こえる?
この大歓声が!
キングオブコント決定の瞬間です♪
1000万円の行方が決まりました
糸電話でもこの歓声が聞こえるでしょう
僕のうちと ....
うらはらな気持ちで聴いている
ボビー・コールドウェル
さっきまで泣いていたのに
自分は ほらもう大人でしょう
むりやりな確信を強いて
あしたは床屋さんでショートにしてもらうの
あきれた決意 ....
 純 粋
  雨   あらゆるけがれ つ つ み こ ん で
 粋 純


    光◇◇光を◇通す
          ◇曲
           ◇     ◇
          ....
古い本を開いたら
あったはずの文字が
ところどころ喰われていた
くいしんぼうの羊のやつめ
紙より文字が好きときている

古いインクは美味らしい
いい具合に熟成していて
ひと噛みすれば口 ....
寒いのですもの
帰ってきました
お嬢さん
おはいんなさい
さあ

光の中へ
しずしずと参りました
クマムシのお嬢さん
ちっともじっとしてやしない
むにむに
六対のおみ足が健気です ....
連盟と連合の違いを述べよ
課題は短く答えも短く
連盟の方が短命と答えたら
〇が付いてきた
◎は前の奴
岩のうえには君の体温がまだ残っていた
僕はそれをハンカチに包んで持ち帰った
ポケットのなかでだんだんとつめたくなっていくそれを
おそろしくてそのまま忘れてしまった

洗濯屋が(彼はいつも ....
茶色く疲れ果てた蔓の途中で 朝顔の紅は
夏の追憶の中に留まろうと もがいている
枯れ急ぐ葉に抗う 小さくなった花は
冷えた朝露に濡れて うなだれる


永遠への憧れは たそがれて切なく ....
今度
あなたが見上げる空は
きっと満月だろうから

その日がやってきたら

振り向かないで
後ろを見ても
風が吹いているだけだから

一緒にしないで
今持ち合わせている気持ち ....
(世界は、針の骨を隠して生きている)
その身にさくり、
前歯を立てる。
雪のような淡白な
甘味のある肉の味が
春の風を呼んでくる。

けれどもその下で
支えている鋭い骨は ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒幕- ただのみ ...自由詩14*15-10-14
天まで届け- シホ.N自由詩315-10-14
Colours- 梅昆布茶自由詩1915-10-14
漁師のように- 小川麻由 ...自由詩4*15-10-14
メガネの店で- 為平 澪自由詩1415-10-14
嬉しいメダル- もっぷ自由詩715-10-14
日々の歓び___- 服部 剛自由詩515-10-13
はちみつ- はるな自由詩615-10-13
指を折って数えて間違えている- 北大路京 ...自由詩1815-10-13
わからないことだらけ- 小川麻由 ...自由詩1*15-10-13
終着駅- イナエ自由詩17*15-10-12
きこえる- 阿ト理恵自由詩7*15-10-12
怪談をギャル文字フォントで読んでいる- 北大路京 ...自由詩615-10-12
ラピスラズリ- 日々野い ...自由詩215-10-12
華やかな世界へ踏み出す君へ- はなもと ...自由詩115-10-12
夜の煙- ときたま ...自由詩215-10-12
まくらに落ちる- 吉岡ペペ ...自由詩415-10-12
哀歌- 為平 澪自由詩1015-10-12
きこえる/即興ゴルコンダ(仮)投稿.79- こうだた ...自由詩2*15-10-12
信じてみたくなった夜に- もっぷ自由詩615-10-11
きこえる- あおば自由詩4*15-10-11
四丁目_―ボビー・コールドウェルの夜―- もっぷ自由詩415-10-11
ひとつぶの雨に欹てる- ただのみ ...自由詩14*15-10-11
羊とともに眠る夜- そらの珊 ...自由詩1415-10-11
顕微鏡- ふるる自由詩5*15-10-11
連盟- あおば自由詩4*15-10-11
ハンカチ- はるな自由詩115-10-10
秋の日に- 藤原絵理 ...自由詩4*15-10-10
しないで- 瑞海自由詩5*15-10-10
さわら- あおい満 ...自由詩7*15-10-10

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