何にもない世界で寝転がれば風が気持ち良かった
どこにいたって私はいつもそう思ってた
息を切らしながら その流れ出ていく 風の中で
いったい 私は どこに 流れていくのだろう


人は過 ....
白雪に赤い水飴垂らす頃 あの子は少女と呼ばれていたか




目の前を振り子がとおる 催眠を 迂闊に噛んではいけない指が




灰皿の上に広がる砂景色 嬉しかったね、呼吸すること ....
大になる






(2011・1・4mixi)
気持ちいいこと

優等生だって大好き

キスして欲しいところ

言わせる

単語で

お願いさせる

掛け布団のむこうで

なまえを呼ぶこえ

きれいな心みだらになる
 ....
体感温度25℃
幻の大地
幻の草
視線が揺れる
進行が後退する
瑞々しい花
麗しの花
現実の花
ソコで夢は途切れる
目は閉じられる

上昇する気流
髪が逆立つ
シャツが捲られ ....
二十数年ぶりに見た
人の骨は

白く
しっかりとしていた

ついさっきまで
人として
形をなしていたものが

手術台の半分くらいの
てらてらした 
金属板の上にある

寿命 ....
クリアランスな心
プチ・プライスな自我
スペシャルセール中な自分

本当に楽しいことってなんだっけ

香り高い紅茶求めて
インテリアランプ灯して
モダンなソファーで

一息ついた ....
い 色恋は風の道
ろ ロケットは落とすもの
は 恥知らず有頂天
に 妊婦忍耐 産んでも忍耐
ほ 星の数よりヘボ詩人
へ へカテ元アフロディテ
と トイレはシステムの始まり
ち 痴漢の ....
届かなかったと
落ちた空 みつめて
眠りこむ 雪を
春が 起こして連れて行く

ここにも そこにも
次の夜が朝から待っている

影で隠している
風の遊び道具

石に座っていた凍り ....
「忘れるのは忘れたいからである」Freudが云うから
そう なのだろう

ヒステリー保存の法則をせんぬきしたら

愉快犯のお出ましさ






(2011・1・3mixi)
草食系だと
もてはやされたり
馬鹿にされたり

その度に
膨らんで青空を目指したり
萎んで地面に貼りついたり

そんな僕は
サヨナラも言わずに
強制終了された恋を
いつまでも ....
近頃どうよって悪友に尋ねられ
思わず恥骨の膨らみなんか押さえてしまう

去年は処女同然だったしね
あれって使わないと塞がっちゃうのかな

そんなことないのだろうけど
こころの窓ってやつは ....
                  110103



プレート損失40ワットでは
寿命1850時間
うーむと唸りながら
真空管アンプに
電源を入れる
微かなノイズのあ ....
キミは書き 続ける

日記のように
独白するように

日々のキモチを
日々の痛みを
悦びを
切なさを

あたしも
書き 続ける

この命
果てるまで

続ける
続ける ....
もろくずれるようで
なみだもろくなく
ただようばかおも
しろくもろくやわらかくひかるしろへ





(2011・1・2mixi)
人の声を求めて
深夜をさまよう
私は今どこにいますか
私は生きていますか

低い声がすき
一定のトーンで話す人がすき
嘘でも優しい人がすき

誰かがいいわけじゃない
誰でもいいわけ ....
やせることにしました
夜も昼も
私の体は、重たい気がします

持っているものも これから
持とうとするものも 少しばかり多すぎるから

知らぬ間に
体にたまった/たまる澱は、いつまでも ....
太陽が沈みゆく頃
丘の上を列車が走るよ
車窓は連なる光の隊列

キラキラと一筋に流れ
まるで夕暮れジッパー

閉じ合わせてゆくのは
夕照りの橙と大地の黒

きっとあの車掌さんは
 ....
初雪を
ふぁっさ!とつかみ
もきゅもきゅと
握り込んだら
手に残る芯



 ....
寅から兎へ

ひきつぎはぎ

はずれはぐれさき

けなげでありたく

ゆがみのたえられないおもさを捨て

あけまして
おめでたく候
2011







(2011・1・1mixi)
耳をながあく描くだけで

なんでもうさぎになってしまう

うさぎは月のシンボルだ

まあるく明るいまん月は

まえあしみじかく描くだけで

なんでもうさぎになってしまう


 ....
先の見えないトンネルを抜けると
そこは渓谷に面した崖で
数十段の階段が川辺まで
雨で光り流れ危険な美しさを見せていた。
階段の先には
溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがんWelded tuff ....
開けた窓から
今朝も差し込む
眩い輝き
静かなささやきに
手を伸せば

置きっ放しの夢の種
芽がちょっぴり顔を出し
出合い頭で鼻をつつかれる
通りすがりの薫りが  ....
りんご畑の中にある家は
白い雪にくるまれて
ここから見えるのは

車庫の屋根の雪下ろしは
小学生の時の楽しみだった
冬休みともなれば一階を埋め尽くす積雪に
よじのぼり一人前にスコップを
 ....
 
金魚鉢がひとつあれば

紅生姜を入れる

すると紅生姜は

金魚になって

うれしそうに泳ぎだす

でもそれは

本当は金魚ではなくて

赤い赤い心臓なので

箸 ....
朝露を感じ
深呼吸する
平和な日々
何も無い時

花が咲いた
鳥が歌った
風が笑った
月が泣いた

芽が膨らみ
時を待って
心が澄んで
想いを貫く
背中に感じるあなたの熱

あなたが優しい武骨な手で
そっと抱きしめる

頭ひとつぶん
旋毛にかかる吐息

{引用=まだまだ
傍にいてね?}

あなたの膝の中も
少し筋肉質な腕も

まだまだ
わたしのも ....
道を歩いていると
何人もの人とすれ違う。
どの人も違う。
平均の人なんていない。

交差点で立ち止まる。
点滅し始めた信号のリズムは、
過去の日々を巡って
軽い目眩。

自分を見失 ....
はぐれメタル億ベリー超えの懸賞首 .... あしもと

ひきつづき

にごりつづけ

だくてん

゛゛゛゛゛ゆく





(2010・12・31mixi大みそか)
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ある故郷- 番田 自由詩211-1-5
sorekkiri- 佐藤真夏短歌10*11-1-4
Pose- 阿ト理恵携帯写真+ ...2*11-1-4
自由と愛- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-4
chariot- Oz自由詩211-1-4
白い骨- 森の猫自由詩10*11-1-4
女子- skc自由詩311-1-4
大人の事情がるた- salco自由詩24+*11-1-3
捧げる- 砂木自由詩15*11-1-3
せんぬき- 阿ト理恵携帯写真+ ...1*11-1-3
ピーターはラビットにはなれない- nonya自由詩19*11-1-3
初春のひと- 恋月 ぴ ...自由詩21+*11-1-3
ヒートテックに花束を- あおば自由詩8*11-1-3
続ける・・・- 森の猫自由詩8*11-1-3
しろ- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*11-1-3
蒼い爪- ゆず自由詩2*11-1-3
抱負- 月乃助自由詩22*11-1-2
夕暮れジッパー- 佐倉 潮自由詩711-1-2
手淫- TAT短歌5*11-1-1
あいさつ- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*11-1-1
うさぎ大好き- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-1
飛沫- ……とあ ...自由詩7*11-1-1
Happy_new_year- 乱太郎自由詩1511-1-1
冷たい白でも- 砂木自由詩6*11-1-1
金魚鉢と紅生姜- お菓子自由詩3*11-1-1
透明な気持- ペポパン ...自由詩9*11-1-1
予約ずみ- 愛心携帯写真+ ...411-1-1
チョコレート同盟企画「年末祭」_ペポパンプ&ミツバチ__「男 ...- ミツバチ自由詩510-12-31
セーブしますか?- TAT自由詩2*10-12-31
ざらり- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*10-12-31

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