立ち止まるのもありとは思うものの
夏らしさを感じる風の勢いに身を任せてみる

買い物帰りとかに立ち寄る近くの公園
このあたりは放射線とは多少なりとも無縁でいられるのか
小さな子供たちのにぎや ....
本棚を、好きな本だけで、
埋めてしまえば、
ぼくとゆう人間が、それで、
できあがるといい。
ところが、
彼女の家には、本どころか、
雑誌すら、一冊もない。
安っぽい家具、
ピンクの ....
きっと皴だらけになりながら手を洗うのでしょうね 。
季節は夏をまえにして夜を短く感じます。
一昨日紫陽花を植えかえました。
早すぎたのか、なんだかとても弱って見えます。
花びらを壊して ....
丸い海岸線の向こうから はたまた山の背後から
満点の星空に向け 数秒の誤差を生みつつ 
絹で編まれた 綺麗なレースが 開かれていく。
アーチを描いて 向こう側に消えていく。
北半球から南半球ま ....
錆びた釘 カンの切れ端 木屑をめくれば虫
雪で潰れた物置小屋の腐らない破片をさらう

小さなスペースに散らばっている小石
両手で包み バケツに集める 

土台と共に 捨てられる礎
 ....
{引用=南の男}
慙愧の塩漬け

塩を汲みに塩湖へ踏み込んだ男は
深みに足を取られてずぶずぶ沈む
攣るほど力を入れ右足を持ち上げたが
反動でひっくり返ると
もがくほど結晶に沈んで行った
 ....
思い立ったが吉日で
溢れた本をのけて 本棚を見つけて 本を出す。
手前ものから出すに連れ 過去へと戻ってく。
奥にあった 表紙がボロボロで 何度もめくった特別の本。
ざらざらする表紙をなでて  ....
詩人は半分気違いで丁度良いと思う




だって小説の方が巧いなら小説を

 ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
顔が歪んで映る。 緑の螺旋を含んで ガラスの丸がそこに在る。

ある日 おしゃれ眼鏡のおしゃれな若者が 
手の上で転がし 気分転換していた。
顔は歪んでも 気持ちは歪まず写る。
彼は 泣いた ....
酒だけが今夜も横に居てく .... きつねがお嫁に行った後の







雨上がりのボンネット














ワイパーでいっぺ ....
 .... 君を言葉で表すなんて
もう僕には
出来ない

すでに
君は詩そのもの
ネックレスは
詩集の栞
香水は
ブックカバー

僕は何度もページをめくる
潤いの瞳と唇
柔らかな人差し指 ....
雷雨と寒さにやられて
おまけにすごく読みたい漫画があったから
今日は仕事をズル休み。
カーテンを開かなくても分かる 今日は晴れ。
眠気を感じず きびきび 起きれた。
迷いなくベッドメイキングをする。
積んでた本に 小指をぶつけることなく洗面所に行く。
歯磨きからコンタクト装着ま ....
土曜日、
彼女を連れて、落語会に行く。
昼夜ぶっつづけの会だったので、
初めて行くには、ちょっと、
ヘヴィだったかもしれないが、
まあ、
行きたいっていうんだから、
知ったことか。
と ....
パステルで
どんなに綺麗に描いても

たった一滴のそれで

闇につつまれてしまう

いや
闇さえも

一色ではないから

魔の色なのかもしれない





強 ....
お疲れさま♪

優しく声をかけたいのだけど
つい嫌味な言葉なんかを付け加えてしまう

どうしてなのかな

額に汗かいて努力したのはあなただし
わたしは洗い物とかしながら眺めていただけ
 ....
芋粥は 腹の 朽ちたる 小者が夢 
            叶うた上は 空ろあしたよりは

意味がねえわ 預言 垂れても サロメちゃんの
           「お願いパパ」で 頭断たれたジョ ....
死ぬ日には
私信をくれよ
行くからさ
どうせ最期だ
一杯おご ....
たかが二十数年前は


 ....
杉林 針葉の緑をすり抜け 
どこからか 舞い落りた白い花弁が
木蓮の紫の蕾近くを行き過ぎ
日陰に残る雪より先に 土に落ちた

山の 日が射す場所は暖かく
雪で登る事が難しいと思っている間に ....
雛菓子をつまむ指先の
その感触は
母さまの温もり
 
ひとつまみ
もうひとつまみと
雛の飾りから拝借する君の
{ルビ当=あ}て{ルビ所=ど}ない{ルビ戯=たわむ}れは
長き ....
土手の切れ目が1本のラインに見えるから
平らになってる地面ギリギリまで 後方にバックして
50m走でそれなりに女子に褒められた 足の速さをもって
ホップステップで 夕陽に煌く川面に行ってみる。
 ....
そんな
まっ 平にして
除除除除除除除(世界制覇でもしたいの
土よりも 水
よりも
きれいな 畑
殺 さないで
草草草草草草草草
に 咲き
花 ....
宇宙 果てしない荒野
まっくらやみの孤独の海
きっとそこは
命の源泉でもなんでもなくて
死にゆく命もないから
墓場にもなりきれなくて
ただ 馬鹿みたいに寂しいだけだ
終電間際の改札口は 大勢の人々で溢れていた

貴方を待つ私は 渦の中で戸惑いながらも 眼をこらしていた

そこに在ったものは 内に秘めた願いと 様々な色や香り

「お疲れ様」 貴 ....
何をそんなに恐れているの?
死ぬ可能性なんて今この瞬間だって
決して0じゃないのに
{引用=

増殖していくものはいつでも潮のにおいがする
侵されてふくらんだ節に
くちびるを近付けて躊躇う暁


赤色の中指を
所在なくわたしの腹のあたりで止めた
おなじ濃さで ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15687)
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五月の童話- salco自由詩11*11-5-20
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四行連詩_独吟_<都市>の巻- 塔野夏子自由詩5*11-5-19
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