涙がにじむ
指がふるえる
ココロが痛い
まるで
あたしの一部が
切り取られた
みたいだ
もう
あたしは
部外者かもしれない
だけど
いちどは
関わった
そ ....
ヘイタンマ
軽やかに告げ右見舞う
足を払って
顔面ボレー
ビニール傘がぶら下がっていた。
レンガ模様の歩道は車道より一段高くなっていて、
車道に面した側に、等間隔に木が植えられている。
そしてその木々を支えるように柵が各々に作られており、
そのう ....
こんど病院にいったとき
ぼくは余命をつげられるだろう
下腹部にこんだけ違和感があれば
死んだことなんてなくてもわかる
現実としてそれを聞いてしまったら
ぼくはいったい
なにをやめなにをつ ....
怜さんは
スキだらけ
そう 君は言った
だってさぁ
今さら 生き方変えられないもん
じゃ
僕が まもってあげるよ
?!!
青天の霹靂! ....
むかしのじかんから
かけあがってくるものがある
まちへでかけても
ひとのなかにかくれても
ぴたりとはりついてふりはらえない
あそびは
わるいものとはかんがえない
みじめでしょ ....
いろぬきあわせひだまりゆき
何かちょっと足りないときは甘いものが欲しくなるから
スゥィーツをください
口のなかでとろけあいながらさまざまな後味を消し去ってくれるババロア
曇り空が晴れてきて
悪戯な人生はオマケの ....
早朝の河原で
かすかに首を動かし
じっと横たえる獣がおりました
わたしはそっと抱き上げ
セーターにくるみましたが
手袋を噛んで
小さく鳴きました
カラスにやられたのか
鼻先に赤いも ....
うらめしやすいとこやないにゃあ
クマったふた(り)にゅうよぉくコラコーラより
爆睡アトひらおよげピンクさん
都会のマンションで
生まれ育った猫は
その3LDKが全てだった
たまあに
ベランダで日向ぼっこをする
エアコンの室外機に
ぴょんと飛び乗り
滑りやすい
手すりの上に登ると
....
赤く染まる
芥子の花が咲き
乱れる
どこまでも続く
白い墓標の列
海鳴りの
やむことを知らぬ町
忘れようとしても
消え去らぬ {ルビ戦跡=きずあと}
{ルビ頭 ....
主のいない広い屋敷に猫を一匹放したまま、今日だけは檻から出していてやろう
俺はひとりいつものあばら家で寝る
おまえも淋しいだろうが、俺も寂しいんだ
寂しいもの同士はやはり離れて寝るもん ....
これが最期のチャンスだなんて
そりゃあお前の甘えだろう
....
いまにも降りだしそヲ、
降りだしそヲ、
降りだしそヲ、
降りだしそヲ よ
あの
雲 底
( )
( ) ....
ふつうのふりして
やすらかなふりして
やさしくはなくなって
アナタガコエヲアゲル
ぼくだけが
けがれてゆく
コンナニヌレルノオレダケカ
あなたは
きれいなままだ
コンナカタ ....
お前の髪は
月の雫に青く濡れて
俺の瞼を鼻先を、
腹を冷たく流れて行った
お前の白く滑らかな
体をなぞって行くと
掌に吸い付く曲線はさざ波を立て、
まん丸い乳房は大きく揺れて指から溢 ....
自分が木螺子だと気づいたのは
空の水が全部落ちてきたような
凄まじい雷雨が通り過ぎた後だった
公園のブランコの下の水たまりに
たまたま自分の姿を映した僕は
ほんの少しだけ驚いた
で ....
ストラップスクラップガチャピン…?
ストラップスクラップガチャピン…?
ストラップスクラップガチャピン…?
その夜の朗読会は
かなり文学的雰囲気に
満ちていた
高名な古今東西の詩人の
名前がバンバン飛び交う
あたしは・・・
この数年 詩集は買えど
ほとんど積読
欝は集中に ....
夜中浅い眠りのなかで
パチン》と《冷蔵庫の氷が割れた
朧気にまたひとつあたまの血管が切れたのか‥と思った 。
ひとりまた誰かが天国へ召されたのか‥
とも
思った 。
....
ねぇ
名前を呼んでよ
いつも いつだって
思えばこの30年近く
名前で呼ばれたのは
数えられるくらいだ
もったいぶっているんだ
そう 貴方はいう
婚約時代も
....
空をなぞって
言葉がはじけていたのは
少年だった頃
女の子がおはじきに
言葉を色分けして空き缶に詰めていった
夏の海に帰る前に
すき
という二文字が ....
風の強い日には外へ出たくないね
仕事してると一服したくなるだろ
ビタミンが足りないからすぐに風邪をひく
もっとセックスしたいんだけど相手を探すのめんどくさいし
貯金がないから旅行にも行かれ ....
一幕
ブーツをひとつ無くしたら背中から刺すのね
裸足になればいつか崖から墜ちるのを待っていたんだろう
狸のお腹のように食べ過ぎて
堪えきれなくなるから依存するわたし
いまに肩が ....
パラフィンに包まれた〈灯台へ〉から
ヒースの押し花とセロテープが音をたてた
かびてたのね
あれちだもの
チョコレートをポストに流しこんでおきました
殿上 童さんのおすすめリスト
(15652)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
生きて
-
森の猫
自由詩
2*
10-11-15
素手ゴロ賛歌
-
TAT
短歌
3*
10-11-14
独りぼっちのビニール傘
-
さつき
自由詩
3
10-11-14
生きる
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
10-11-14
まもってあげるよ
-
森の猫
自由詩
3*
10-11-14
授々滔々
-
ミゼット
自由詩
1*
10-11-14
にじむ
-
阿ト理恵
携帯写真+ ...
3*
10-11-14
dessert
-
アラガイ ...
自由詩
3*
10-11-14
どんぐり山の子狸
-
西日 茜
自由詩
10*
10-11-14
床屋裏番ねこ
-
阿ト理恵
携帯写真+ ...
4*
10-11-13
里山におりてきたクマへ
-
阿ト理恵
携帯写真+ ...
4*
10-11-13
ハートフルスイミング
-
阿ト理恵
携帯写真+ ...
3*
10-11-13
塀を乗り越えたかった猫は
-
森の猫
自由詩
5*
10-11-13
フランダース
-
月乃助
自由詩
17*
10-11-13
飼い猫
-
アラガイ ...
自由詩
5*
10-11-13
そうだろうが
-
TAT
自由詩
3*
10-11-13
雨がくる
-
乾 加津 ...
自由詩
16*
10-11-13
○○
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
10-11-12
無音の猟奇
-
salco
自由詩
11*
10-11-12
木螺子
-
nonya
自由詩
22*
10-11-12
ちぎれた携帯ストラップスクラップ三段階変化身(三つで一作品で ...
-
阿ト理恵
携帯写真+ ...
3*
10-11-12
ちぎれた携帯ストラップスクラップ三段階変化身(三つで一作品で ...
-
阿ト理恵
携帯写真+ ...
2*
10-11-12
ちぎれた携帯ストラップスクラップ三段階変化身(三つで一作品で ...
-
阿ト理恵
携帯写真+ ...
2*
10-11-12
文学的時間の中で
-
森の猫
自由詩
4+*
10-11-12
睡魔
-
アラガイ ...
自由詩
3*
10-11-12
名前を呼んでよ
-
森の猫
自由詩
5*
10-11-11
おはじき
-
乱太郎
自由詩
14*
10-11-11
一般的社会人の様態(男性編)
-
アラガイ ...
自由詩
4*
10-11-10
狸と狐の尻尾
-
アラガイ ...
自由詩
1*
10-11-10
回想・ウ゛ァージニア・ウルフ
-
阿ト理恵
携帯写真+ ...
2*
10-11-10
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