?

無言の哀しみを垂らすカオス
木霊する虚数の戯れ
無限と背中合わせになって
月が次第に傾く
頂点で迎える明日は
まだ迷いながらも十二単を纏いはじめる


?

今昔のとき
 ....
みんな幸せになれたら

みんな幸せであれたら

きみのまわりだけでも


幸せの定義もかわるくらい

もともとどんな定義だった

分からない?分からない?


みんな幸せに ....


夜が明けて
引き潮に帰る波
しら鳥は喉笛を慰めた
息をころすまえにそっと
手をかざすだろう
瞼のなかで追いかけている
)熱く宙を舞いながら
土埃霞む(蜂蜜に誘われて
吹きか ....
朝のにおい
冬のにおい

夕げのにおい
夏のにおい

かあさんのにおいって
どんなにおい?

春 陽が高く昇っているころ
空はすこーんと明るく晴れて
車が少々走っている道路脇
 ....
今夜聖ワルプルギスの為に




父親を百人殺し

その嫁を千 ....
 .... けんかをやめなかったのは
きみのためじゃないのさ
行方不明なんて素敵じゃないか
どんな白いお城で暮らしているのさ
いま、きみは

けんかをやめなかったのは
八重歯にくるおしいおもいが
 ....
/午前4時55分の墓場のまえで眠る仔泣きじじい
中途半端/まだコートで出勤する
新聞配達のゆうちゃんは生理を配りながら靴音をころす 。
世の中をタイミングよく滑るには確かな動作と奇天烈な ....
きっと
当たり前すぎて前景化しない
大事な「大切」と抵触し続けているから。


しこりというには形はなく
重石というには存在感が希薄。
だけど気持ちの辛さは確かにそこにある。
場面場面 ....
今年に入ってから、
遊んでも遊んでも、
いい子に当たらない。
(ひとりだけ、お気に入りの子をのぞいて。
でも、もうその子とは遊ばないことにしている。
なぜってわけじゃ、ないけれど・・・。
 ....
棺の風呂で呼吸をする
革命児がうまれた 分娩室
「着床したころが懐かしいね」
「枕もとにクッキーを置いて夢をみた人のことも」
直に循環アダプターと排水溝は痩せるのだろう
タナトス ....
節電ムードの中

いっぱいに
電気の明るい部屋で
うたた寝をして
しまった

少しの罪悪感と
安らぎ。

罪悪感は
安らぎを
与えてくれる


貴方の夢を見た

逢っ ....
田原俊彦君は、
ぼくの友達と同姓同名だった。
スターだった。
ぼくらはテトラポットで、
いちご味のポッキーをくわえて、
世のはかなさについて語り合った。


ぼくの友達は、
とてもで ....
わからないから不安になるんだよね

好きなひとの心うちと
明日の空模様

開けてびっくりでは困るけど
あてにはならない春の天気予報を頼りに
ご機嫌いかがなんて訊ねてみる

わたしから ....
「愛されない」というレッテルを
自ら貼ってる。
それを、自分で剥がそう。
薄紙を
剥がすみたいに
ほんのりと
春が来ました

川沿いの桜は
もう
ほとんどが散り終えて
ラブホ通りの
車道を埋める

カッターシャツのお兄さん
二人がかりで
お掃除
 ....
白く降り止まぬ豪雪に立ちつくし
枝は のしかかる重みにバリリと折れ
春の澄み切った青空の下

まるたんぼうになって
根はネズミにかじられ
もう売り物を実らせない

切り倒され処分される ....
他の誰のためでもなくて
唯君のために美しくなりたい

君に愛されるため 喜ばれるため
そのためだけに生きられたら
そのためだけに愛の歌を歌えたら

疲れ切ったこの体を
どうか愛してほし ....
面と向かって会うのもいい。
電話で同時的又は即時的に会話するのもいい。
でも、時間的遅れが不可避な交流が好き。


言葉を文法に乗せて
読みつつ認識する意味と
気持ちと
記憶から浮かべ ....
私の番が来て
何も用意しない言葉で
飾らない言葉で話す
体育館のステージは
私のワールドになっていく
子どもが泣いている
嗚咽が聞こえる
素直な痙攣が拡散して
好きな気持ちは
失って ....
本当は
今すぐ会って抱きしめて欲しい
そんなこと
死んでも言えないけど
貴方の言葉に
みたされている

冷静で
熱い
表の顔とは
ちがう

甘くて
切なくて
さみしい

言葉たちに

あたしの
脳は
刺激され

言の葉を
生みだす
 ....
こういう事冒頭で言うと







ガッ!と間口が狭まって



 ....
ブルーだと
言えば悲しく聞こえるが
心配すんな
空もブルーだ



























 ....
夏が終わって僕等
錆びたバスに入れっぱなしの花火
コンビニでやろうと買ったのに
すれちがったものだってみんな
帰ってくるまでのさようならだって
コカコーラのヨーヨーみたいに、
短い煙草吹か ....
アングラ・ファンタジーをまだ異性に濡らされたことのない性器で歌っている

社内でよくものがなくなる

ふつうのときは入院している

アングラ・ファンタジーをまだ異性に濡らされたことのない性 ....
今すぐ結婚しないひとの

いのちの心配をしてはいけない

花びらがすき放題に散っている

桜木も見あたらないのに

どこからか来て巻きあげられている

雨のあとの曇った朝だった
 ....
ひしゃげた白い空に
ひしゃげた日暈が架かっている

とりどりのチューリップは群れ咲き
金属的に笑っている

その笑い声の中を
黙示録に腐蝕された心臓がひとつ
歩いてゆく

果たされ ....
御免なさい
今は貴男の声よりも
イヤホンから流れる旋律を
耳が欲しているものだから
忘れようと
あがいてみたけど

余計に
思い出は
濃くなって
いきました

似ているって

書くものが
似ているって
言われました

どこか
遠いところで

つながって
いるのかも
しれません

そう ....
殿上 童さんのおすすめリスト(15764)
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