玉蜀黍

玉杯を挙げながら
君の衣剥ぎ取り
下弦の月に捧げる

濁っていたかもしれない
闇に光る眼差しも
火照った君の肌に淡く溶け出す

黍の甘さがそのまま
横たえた身体から呟 ....
心配を 呼ばは人の 無理強いる たよりましかば たより書かまし くらくらする、蒸し暑い非常階段。

言い様のない淋しさに、逃げてみれば

熱、夏、ひとり

どうすることも出来ずに、そっと頸を締めた。

扨、これから
咽ぶのか、縋るのか
蹲り、眼下の傷みに焦がれるの ....
夏絵さんなんて大きらいだ〜

というのは大嘘。
大好きです。?
夏絵さんがたとえきらいだろうと…。

男と女になりたいからいっしょに食事したり飲んだりしてるわけではありません。
もちろん ....
この詩を読もうとしてくだっているかたに はじめに 申し上げておきます。
この詩には 少女の自殺がモチーフとして 扱われております。
そのような内容のものは、精神的に負担がかかるという自覚のある方は ....
毎週土曜日
僕がひそかに尊敬していた先輩が

その熊のような
かわいらしい
大きなぬいぐるみのような
からだと
それに
そぐわない
ひとなっこい笑顔で
星の世界の
水先案内人を
 ....
黒夜を作っている
欲しがる者が
あまりに多いから

黒夜に混ざって
溶け込めばいい
祭りの中へ

素になる黒夜を
好んでくれるから
今日も作っている

真空と混ざって
合流す ....
「たより」

生活に疲れた頃
きみは ゆっくりと やって来て
るすがちな ポストに
ことり、と 手紙を 入れて行く
とにかく 早く 帰りたいと
ばかみたいなスピードで
のほほんと暮らす ....
アフリカの大地に曙光がおとずれた朝

遥かなるネグロイドの神が大地にいのちをあたえ

僕たちの元初の曾祖母がおごそかに懐胎して

DNAの長いながい旅が始まった

ユーラシアに流れ出た ....
「芸と言うのは、所詮、太平の世にしか咲けぬ華なのか。嵐が来れば艶やかな花弁を散らし、冬が来れば枯れ行くしか術はないのか。」
「されど花の種は冬を越すがために有る物。春を迎えて芽吹く物。青嵐が来ねば稲 ....
君は僕の秘密兵器
大切な痛み

軽やかにステップを踏んで
僕を駄目にする
まぁ
もともと駄目だけどね

ちっとも会えなくったって
百万回好きだ

そのうち頭のネジが取れて
僕は ....
「希望の氾濫のなかで
 僕は溺死しそうだ」

という言葉を
何かの本で読んだ
実際僕は
無邪気で無責任な
愛すべきキボウのおかげで
かろうじてなんとか生きている

僕の小さなキ ....
屋根つきのテントの下で
衰えを知らない管楽器の音を聴きながら
ドリンクサービスのグラスを前にして
売り子のように気取ってみせる。

 これ、なんとなく夢だったんだよね。

我に返そうとす ....
膝の上の猫
まるで愛おしい生き物でも見るような目で
わたしを見てにゃーと鳴くの

通り雨降る、夏の午後

その視線を
すり寄ってくる体温を
振り払いたくてそっぽを向いた

うっとう ....
尊敬する人
妻帯しないホントのお坊さん
マザーテレサ
ダライラマ
ジョンレノン
宗左近
金子みすず
尾崎豊
ジミヘン
ラルフタウナー
困ったときお金を貸してくれる人
子持ちのなっ ....
僕は君に被爆した
哀しいアイソトープ
その威力はヒロシマ長崎なんてもんじゃないよ

ガイガーカウンターが振りきれて
粉々になっちまったみたい

君は僕の超新星
スーパーノバ

 ....
車で4時間 炎天の墓苑 「おかあさん来たよ」

祝す事なき 日々なれど 景色移り 木々の色 鮮やか 

雨音の 皮膚に落ち ただひとりの人 想われる
わたくしは わたくし以上ではなく
わたくし 以下でもありません
わたくしは わたくし そのものです

本当の わたくし とは 幻影です
いつでも どこでも わたくしは
わたくし そのものな ....
地上に
楽園が無いなら
生きる価値もないのか?

無駄に系統樹を
繋げて
意味は無いのかな

せっかくの
勝負パンツのぼくに
君は
まだヒヨッコねって…

余計なお世話だし
 ....
言葉の海に抱かれて
今日もシュールな夢を見る
だからって満足なんかしていないよ
僕の主張は重いよ

幸せか不幸せか聞かれたら
ちょっと困ってしまうな
そんな逃げ場のない
質問をしてくれ ....
月明かりで出来る影
自分の影ではない気がする

もし自分の影だとしたら
それはきっと昨日の自分

月明かりを浴びて
僕は明日へと
生まれ変わるのだから
井戸の底の月は孤独に光っています

街では若さを脅かす暑い夜が
続きます

金子みすずは
鰯のとむらいを
きれいに
うたいます

館山の女友達は
連絡が
とれなく
なりました ....
青い空には

無数の

名前を与えられなかった存在が

ひしめいています

私の僻みや

貴方の哀愁

なんとも都合の悪い

ものばかりです

便箋を一通

送らせ ....
今日死体の写真をみた みてしまった
人の形をしているのにどこか違う
胃袋のあたりがぐっとなった
ひいおばあちゃんのことを思い出す

あんなに優しかったひいおばあちゃん
でも 
四角い窓ご ....
うちのみっちゃんのことは別として

近頃 詩に題名がつけれらない
無題#
無題# 
無題#
……
前は詩の題名がぽんと思いついたのに
私の言葉は名前を失ったかのようにぽつんとしている
 ....
神さまあなたは理不尽だ! 願い

想い

叶わないもの

もっていると辛いもの

全部

量子のキューブに込めて

未来へと飛ばす
しをかいている
ゆうこくの
まどべで
しをかきむしって
ちがすこし
にじんでいる
いたくはないので
うたいます

にじがでていた
ひるまの
なまぬるいくうきを
ぬぎさって
 ....
それは 透明な砂だった
すこし おおきな石は ふたつあわせて叩くと 火花が散った
そんな 透明な砂の上に
あなたの フィンがあった

瑠璃の穴を飛ぶ鳥のように
泳いだ証の あなた ....
世知辛い
せちがらい
一日が 過ぎて

進んだんだか
戻ったんだか
よく分からない程の
熱風が
頬を刺す

しょうゆチュルチュルで
シュコシュコしたのは
自転車のタイヤ
空気 ....
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