朝の陽を受けて
ピンク色に染まる
建物たち

朝陽のあたらないところは
暗くても

わたしも
あのひとの光を受けて
輝く

こころの隙間は
暗くても
真っ白な心を持った白兎

紅葉や今とばかりに染まりゆく

買うよりも手編みのセーターあたたかい
寒風に手指をかばう
待つとも待たないともいえぬ朝まだき
冷え切った空気が
空高くから透明に降りて
ちいさな公園の
遊具に残る最後のぬくもりを絶やす
ほぅ、と湿った息を吐く

 ....
卵だって
割ってみなきゃ
生卵か茹で卵かなんて
わかんないんだから

あなたの気持ちだって
割ってくれなきゃ
わかんないよ
明日のための『今』を食べる
『今』を吸収した体は少し古くなり始める
古くなる体を抱えて、明日の続きに怯えたり、期待する
明日の続きは死へと確実に繋がっている
一つの歯車が錆始める
きゅるきゅ ....
蒼い夜は冬の寒さがよく似合う

初雪に胸躍らせる甥っ子等

「また餅」とつい口に出す朝ご飯
雨上がり
芳しい森の中

あの
曲がり角の向こう
何が待ってる?

何が待っていてもいい

こころに
想いだけ抱いて

森の中
深呼吸して

ふたたび歩きだす
いつか、

『闇』を壊すんだ

その先にある空を

見るために
君の笑顔が好き
それに
僕は少し
憂鬱だから
君の笑顔を
見ていると
心が晴れたように
明るくなる

好感が持てる
誰からも
愛される
誰からも
まけない
君は強いから
 ....
落ち葉たちが
永遠の別れを
告げあっている

でも

いつか
土に還って
また
会えるね
ねこって可愛い
飼いねこは飼いねこらしく
ノラねこはノラねこらしい顔しているよ
やっぱし育ちなのかな
ひとに媚びるのうまい飼いねこがいて
いじらしいほどノラなねこがいる
そんなねこって
 ....
ありがとうを言い忘れて
今日もぼんやり青空を見る

さようならが言えなくて
今日もぼんやり夜空を見る

君に伝えたい
コト
いっぱいあるんだ

明日の朝
誰もいない原っぱで
手 ....
その猫はがりがりで
ひとが近寄ると
走ってにげていた

少しずつ
餌づけして
わたしが行くと
鳴いて迎えてくれるようになった

少しずつ
少しずつ

あなたとの距離を
もう少しだけ

走って逃げないよ ....
震えている
ボクとキミ
フルフル
肩を大きく
フルフル
首まで振って
フルフルフルフル

声にならない声で
また会おうね
とボクは言う

声にならない声で
ただひたすら
キ ....
外では雨が降っていた
この時期なら雪に変わるだろう

ふっと外へ出てみた
Tシャツ一枚で
寒いのは当たり前
もう12月
分かってる
分かってる 寒いこと
分かってなかった あの子のこ ....
恋人でもなく
知り合いでもなくて
ただ
偶然に見かけた
あなたは
なぜか
美しく
みえる

まぶしく
見える

そんな
あなたに
何となく
起きた
恋の予感

恋の ....
 一 踊る

螺旋状に回る時間の渦で
ときおり光り輝く瞬間
踊る鼓動が
今日を激しく興奮させる

 あなたと
 アゲハ蝶が絡み合う
 異国に旅したその日付

 落ち葉に乗った ....
一針一針
縫い込んでいこうよ

こんなふうに

キルティング・ツリー

わたしたちも
これからを
12月、クリスマス。

富めるひとは
ブランドでプレゼントを買い込み
庶民は
雑貨屋さんでかわいいものを吟味し
貧者は
せめてあたたかなクリスマスをと願う。

プレゼントは
考える ....
弱ってる冬蟷螂の黒い影

雪だるま作れるほどのものがない

あの人と半分こする冬林檎
きっと
夜になったら
妖精が集まって

ダンスをする

月夜のなか
誰にも見られないように

月も星も
目を光らせて
邪魔者を監視してる

妖精の傘

ただひとつの名残
夕立が
やっと
やんだ

しばらく
すると
虹が出てきた

とても
きれい
しばらく
そのまま
光を
照らしていた

虹って
とても
きれい

素敵な
雨上がり ....
私の気持ちに
気付いて
ください

ときめく
この
心を
受け止めてください

あなたのことが
知りたい

私に
もっと
もっと
気付いてください
青でつながってる
どこにいるかも解らぬあなたへ

ひさしぶり だね
わたしもしばらくここへ来ていなかったし
あなたももしかしてきっと ここへはもう来ていないのかな
だからいえる
「ひさし ....
冬深し旬の魚は海の色

小春空取り忘れてる柿ひとつ

寒くても障子の奥は別世界
空の青い昼間
緑が泳ぐ風のなか
メキシコの風の神様が見ていた
あなたの喉は
無防備に剥き出しだった
咬みついてもいいかと問うて
答える間も置かず
甘噛みした
あなたは声を上げなかった
 ....
ほろり

ほろり


なきむしな
わたしは

ないてばかり


ほろり

ほろり


わたしを
ごかいさせる
ことばがある

こんな
わたしでも

ひつよ ....
何故君に逢えたのだろう?

何故恋したのだろう?


考えても答えは出ない・・・


運命によって

磁石のように

引き寄せられた君と僕


懐かしい匂いがする・・・
 ....
少しづつ
変わっていく
木の葉のいろ

少しづつ
変わっていく
あなたのこころ

少しづつ
変わっていく
わたしのいくさき
誰かが
森の中に捨てた
空き瓶

もう誰かは
忘れ去られているだろう

こんな風に
瓶を捨てたことなんて

飴色に変色した瓶は

少し
わたしに似て
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