君は僕の流星群
流れて墜ちて
焼き尽くす
ギターを弾いている場合じゃないぜ
君は双子座流星群
こぼれる笑顔で
男を駄目にする
ダサいバイクもけっこう
汗臭いメットで
真夜 ....
マイナスのこころは 似たような レベェルのマイナスの心を
呼ぶのかな
そんな はずはない
マイナスのこころは 似たような レベェルのプラスの心を
呼びたがるはず
あの晴 ....
一陣の風に
吹き飛ばされて
舞い上がるよ
俺の人生
無常の豆腐の上の薬味みたいだなんて
君はわらう
藁のつとのなかで発酵する納豆のように
銀色の糸をひく人生もいいね
ぼくは ....
「昨年の父の日には
おやじと蛍を見に行きました。
丁度、一年後の同じ日に、このように
いなくなった、おやじの偲ぶ会を開いている
なんてことは、夢にも思っていませんでした」
伯父さんと叔母 ....
ほたるなく
おとなく ひかり
すい
ときえていく
ほたるまう
ゆきかう ひかり
まるで
ふる ゆきのよう
ほたるちる
とびちる ひかり
....
晩夏の空に
立つ雲は
白さと翳り
あわせもつ
晩夏の風の
吹く川は
渦巻きうねり
流れゆく
空も雲も
風も川も
うたう挽歌に
色そえる
光も陰も
宙も時も
....
それは遠い遠い記憶
石に刻まれた古代の物語
混沌とエントロピーが宇宙のホメオスタシスとせめぎあっていたころ
僕たちは小さな種子のなかのさらに小さな生命だった
星の海の波打ち際には浮 ....
狩りを楽しむテレビゲームの、獲物の部位を剥ぐ仕草を見て『怖い』と君は言う。
君の感覚は正しい。
君は優しい人だ。
だけど狩人(わたし)を蔑ずんだ目で扱き下ろすのは、止めてくれないか。ホン ....
カウンターの木目の数をかぞえて
自分の歳をかぞえ忘れたお馬鹿な阿呆鳥は今日だってきっと
酔いつぶれてしまうのさ
君の秘密のぬくもりを思い出しながらね
官能の風は背筋をつたい
神経を縦断し ....
焼かれていく存在しなかったいくつもの文字と文字の間に幼い泣き声がきこえる
遠くから迫ってくる争いの騒音と
でたらめな正義と、ぬかりない計画と、冷めた目線と、緩んだ声と、
手放さなければならなかっ ....
すいへいの
ばらんすで
らくえんを
しっていた
きぎにふれ
いのちをみ
つちをかき
しごとみつ
ようようと
うみあふれ
おうこらも
....
追放された園方。
左目に溜まったものを
指で払い退ける。
失った部分が
期待へと変貌する。
赤茶けた横腹を擦ることが
楽しくて仕方がない。
預め言っておいた者(物)が
先回 ....
.
ここはもう揺れはしない
神々の住む丘に囲まれて
赤煉瓦と疏水の流れる大地
東からの旅人を穏やかに迎える
.
あなたのぬくもりに充たされ
た部屋ふいに目覚めるわたし
スクリー ....
誘導された庭園で、不意の深呼吸。
どういうわけか
頂いた気分になれずにいた。
吐き出そうとすればするほど
それだけ加算されていってしまう。
吸い込み口としての宿命を捨てるための知恵が ....
サマーウェイスティング
また 夏がめぐる
夏休みは
夏のお休み
ただ それだけ
街灯に蛾がへばりついて火をふいて
落下した
螢みたいに
蛾は脂を燃やして落ちていきながら
....
一枚一枚
念入りに引き寄せてから
そのあと
一枚ずつ丁寧に羽織っていく。
「この蕾の中には、何かいるぞ」
思惑が、どんなに咲き乱れようとも
羽織は既に
この通り
完了し終えてい ....
空いてます
ぼくのとなり
とても広くて
あなたのわがままはすべて叶います
来ませんか
ぼくのとなりへ
ちょっと高くてこわいし
階段もないけど
その右手も 左手も
ぼくに差しの ....
愛すべき キミ
キミは
夜が辛いの?
昼を憎んでいる?
か細く
白い透けた肌の キミ
脳の中は
その言葉とは
裏腹の
青い知性と
生命にあふれている
私には
....
「もしかしたら、今は見えない
戦争状態じゃないのか?」
野営地で目を覚ますと
体中が汗ばんでいた
ジッパーをあけると
ナイロンの外は青空だった
すでに日は高く
肌を焼く太陽光 ....
涼し
涼しと
思うたら
わて
こんなに
なっとった
ホンマ
涼しいなぁ
手のひらの
指紋をみたら
のっぺらぼうだった
鏡をみてたら
右とひだりが
わからなくなった
君と話してたら
とても
悲しくなって
それでも
静かに笑っていた
本当はキ ....
穴あきのポケットのことを
いたく懐かしむ。
あえて
口を閉めようとしなくたって
逃すことなく
いつだって閉まっている。
かといって
年がら年中、閉まっているわけではない。
その ....
ひとの一生ははかなくて
ふいにやぶけてしまう
ぴんとはった
うすがみのように
3月11日
がんを患うあなたの目の前で
おそらく数千の一生が
一瞬にしてやぶけてしまった
....
さびしいこころがひとつ
道におちていた
拾わなかった
ぼくももっていたから
さびしい命がひとつ
歌をうたっていた
いっしょにうたった
さびしいさかなが
店先に並んでいた
....
ギャラが安いと三文役者が
太陽の尻に銃口を突きつける
ビクつく太陽がしゃがむ
突然の暗転に 頭真っ白の女優が
台詞をスッカリ忘れ
毛染が欲しいと舞台から逃げ出す
ドサクサに紛れて逃 ....
たぶん僕はお馬鹿だけどさ…
ともちゃんの内面の輝き見抜けたのかもしれない。
間違いなくともちゃんは僕にとっては
ぴかぴかの
いい女!??
今度の彼女もつよがってるけど旦那の浮気と ....
流されてここにきた
民主主義という言葉があって
首をかしげながらも
今日まで何となく暮らしてきたのだが
決定的な大事故が起きて
これはヤバイと
遅まきながら気づいたのだった
流さ ....
この言葉自体すでに存在論的自己矛盾を孕んで
われわれの人生観を覆しかねない深遠な哲学的命題ではあるのだが
美しい国のパクリだと思わないでほしい
親父に品格などいらないしもともと無いし…
....
Re:またまたともちゃんおひさです。?
一回あっただけでともちゃんがまじめでかわいい人だってわかった。?
大酒のみで阿呆鳥な僕にはもったいないってね!?
ちなみに今の彼女はなっちゃん。
....
しぃつがしろいな
しょうどくとがぁぜのにおいがするな
なにかにつながれているな
なにかのきぐがこきゅうしてるな
つめたいがあたたかい
まどがあいたな
かぜがふいてるな
はながさいてる ....
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