「間違って生まれたなんて言わせない」


誰にも文句を言わないきみは


とても自由だ
知らない内に咲いたんだ

夏花

柔らかなぴんく色をした

まるで、夏休みに恋をした

小さな女のコみたいで

緑色の細い腕を

一生懸命絡み付けて

この夏、最後の恋命を

たったひとりで

咲かし ....
残された時間に
限りは
あるよ

だから
やさしいことから。
単純で
明解なことからでいい
自信とチカラをつけていく為。

解けない問題を
考えている時間はもう無いの


 ....
道が続いていく
どこまでも
延々と続く道を

いつまで走り続けて
どこまで走り続けて

後戻りはできない

この道の果てに
あなたがいれば
それだけで
古風な恋愛をしたいって
女優さんが言っていたような気がする

三歩下がって師の影踏まず
じゃなくて
それは夫唱婦随ってやつだよね

男尊女卑だと指差されそう

でもね
ちょっと考え ....
窓の外を見ると
宇宙だった

宇宙船に乗った船員が
私の姿をして
窓ガラスに映っていた



どうしようもなく
地球が恋しくなった



この景色を君に見せたくて
写真付きメールを
ここから送るよ
記憶が
現在{ルビ=いま}を
浸食する

拭っても
消えない
まるで
コンクリートの
黒い染みのように

私は
記憶におびやかされ

日に日に増え続ける染みを
どうすること ....
窓を開けると
渇いた夏の風が髪を浚い
安らぎの匂いがした

教室の窓側の席
君はいつも遠くの世界を見ていた
何も変わらない風景
一年を通して見れば違って見える
君はそう呟 ....
自分を偽り隠すため
ボクは全身鎧を纏った。

いつしか鎧は骨と化し
ボクは外骨格のカニ。

まっすぐ進むことさえ出来ず
大きなハサミで人を刺す。

ねぇ?ボクはなにしてるの?
だれ ....
一行が零れてきそうな
静けさに
眠りなさい と
夜は耳元でささやく

白い羽を揺らす誘惑に
応えようとする肉体
沼地の底に落とされるかもしれない
そんな不安は
片顔隠した月が
煙草 ....
古い
枯れた花を
乗り越えて

新しい花が咲く

次々と咲く花は
新しい輝きを帯びて

花よ
いのちよ

その
短き煌めきのときを
精一杯全うして
アスファルトの道を歩いていたら
急に波打ってしまったので
なんだろうと首をかしげていたら
そういえばこのところの猛暑で
線路が歪んでしまったことを
思い出していた


ミニィは
アス ....
灯(ともしび)を 日々省みて
   静寂に ため息しては 
         閉ざす瞼よ
あなたは陽のように
わたしの胸を
つつんでくれました
わたしは影となり
あなたの心で
生かされたいと願うばかりです


あなたは哀しみをまとい
それでも生きようとする姿に
光り ....
あんたのために

時間をさくことが

めっちゃ贅沢に感じるんや

だってな

たった三十分さくだけで

一週間分の幸せを

あんたはくれるんやから
さよならを
言うタイミングを
見失った

あのときいきなり
クラクションが鳴ったから
馬でも風邪を引くらしい
何だかひと安心したりして

年末だったかな彼氏に連れていかれた
新宿南口の場外馬券売り場で見かけたのは
レースに夢中な父親とはぐれた幼い兄弟
通路に散乱する外れ馬券 ....
時計が示す時間は

昨日と今日の間の一瞬

そのなかで僕は昨日に戻りたく

今日が鬱で嫌いだった

それなのに今日が無条件で始まっていく

僕の将来は今の頑張りしだいとか ....
漣の揺れにまかせ

安らぎを覚えた貴方の腕の中

何時かの過去にこうしていただろうねと貴方は笑った

それだけでいい
それだけでしあわせ
出逢えた縁(えにし)優しさいろに染め
泡 ....
わたしってもっと強いと思ってた

ううん
ホントは弱いって知ってた



最近は毎日が楽しいと思ってた

ううん
最近は毎日を楽しいと思ってた



最近あんまり泣いていな ....
真昼の太陽の微笑みを
光とともに受けて
重たい涙が乾いてしまった

空が吸い込んだみたいに

真昼の温もりのある風が
おそるおそる
やってきて
冷たい憂鬱を運んで行った

夕立に ....
駅ナカのカフェで一休み
こんな時は甘いもの欲しかったりして
ストレス解消だからと自分に言い訳

隣の席にはおんなのひとがふたり
何やら話し込んでいる

意味深そうな話
そして遠い世界の ....
いつのまにか背中に生えた白い翼が

私の透明な涙とリンクしている

豊かな純白はまるで

私の心と

同じ色だった

知らないうちに

君に出逢って

君に惹かれて

 ....
天の川
地で仰ぎ見る我の血の
醜さを知る美しき夜
星のみえないまちで
拾った青黒い石を
隕石標本だといって
ポケットにしまう

今夜、星をわけよう
はくちょうと
おやこのくまは
君にあげる
いっかくじゅうさえ
あればいいんだ

 ....
ドロドロと流れてる
弾け飛んだ想いとか
止められずに増えてった
つまらない秘密たちが

暗いだるい生きもの
窓を開けたら

重い鉛 宙に浮かんで
陽に飲まれるような
知らない世 ....
明日たぶん天国に還るらしいから、今日のうちに言っとく。
私、あれ以来もう林檎は聞けない。

そりゃ選曲したのは私だよ。
でも死ぬ2時間前に林檎の歌詞を読んで聞かせてくれたんだもん、
ほかに思 ....
「信じてる」

「信じたい」
って
表裏一体だね

でも
わかんないけど

あなたを
信じてるよ
こころから。

だから
あなたの「信じたい」を
「信じてる」にしたい ....
命を燃やして 動いている

 
流れに逆らわず 動いている
 
 
それらに名は無い
 

 
だから名枯れ星というのだ

 
だから流れ星というのだ
 

 
今宵 ....
牛がこない
遅れるなよと言ったのに
メールさえ返ってこない
電源を切っているのだろう

遠くに
うすちゃ色のまーぶるがみえる
きっとあれだ
おーい、と呼ぶ
MOO―、と感情を長くのば ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
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