誰かに
傷つけられた
心の傷は
簡単に
癒えるものではない

同じような
状況に
ある人を
傷つけたりしたらいけない

やさしくなろうよ
みんなで
ひとりの
辛さを
わか ....
飛びたった時には
もう
崩壊は始まっている



風鈴が揺れる
背の高い向日葵が咲く
そう、夏になったら

命の灯火が少しづつ消えるんだ
外に出た瞬間から、ホラ

崩壊は始ま ....
朝昼晩、わたしは地球とキスをする。 今、触れた、君の唇は
悲しい味がした (苦くてしょっぱくてすっぱいんだ)

今、触れた、君の唇から
だらりと舌が伸びる (嫌いならほえてよ)

お菓子をください
笑っちゃうようなお菓子
 ....
緑に溶けよう
空へ還ろう

小さな蟻の亡骸
土に還るまで
あと、何時間?

緑へ溶けよう
空へ還ろう

緑のお洋服を着て
うつ伏せに寝転べば
土の匂いが身体中を駆け ....
姉は鏡を持って出てきた
お母さんは?
と聞くと
買い物に行った
と言った

彼女は看護士をやっていて
だから、医者とは絶対に結婚しないそうだ
まだ、結婚に可能性のある姉が
希望をひと ....
それって大した問題じゃないけれど
ピアノが弾けない

ほ の音も ろ の音も知らない私は
いいいー と口ずさんでは
猫を踏んでしまった男の歌が
倍速で流れる

頭の中

やっぱりピ ....
一日が何事もなく過ぎていくその日その時感謝があふれる あのこがね、あいにくるって、はしりだす。


走り出す、愛に狂って、笑いだす。


笑いだす、会いに来るって、真夜中に。


真夜中に、あいにくるって、叫んでる。


叫んでる ....
艶めかしく
雨に濡れた髪

差し出された謝罪の言葉と赤い傘


どちらも受け取らず

ただ
あなたを誘惑してる
濡れた髪


言葉も傘もいらないの
抱き締めてほしいだけ
 ....
おまじない

君の名前を書く
君の名前を書く
君の名前を三度書く

そうしたら

嬉しくなって

なんでも叶う気がしてきた





 信じられる

信じられる ....
小さな頃から
オシロイバナを身にまとって


教室へ向かう道の途中
家へ帰る道、夕焼け空の下
遠くに並ぶ影が羨ましかった、よ


あれから、数年


オシロイバナは ....
はじめは
音もなくただ
切り取られた絵を
見ているようだった

気付けば
あたりいちめん
降り続いていた
ほそく長い銀色の

むせ返す空気を
土に
留めておくように


 ....
生きる意味を知ったのは
君に初めて逢った瞬間

君の笑顔が
僕に向いた瞬間

手が擦れるように触れただけで
心臓が止まる気がした

僕に向けての言葉を聴けば
今死んでしまっても
 ....
本当に


私は馬鹿だなあ


たった一言のために


どんだけ苦労してんだか
耳掻きをしたら
大きな塊が出てきて
それはティッシュペーパーに包んで捨てたけど
なんだか聞こえが良すぎて
虫の鼓動まで聞こえた時は
部屋に入って来て邪魔な虫も
どうしても殺せなくて
埃の ....
タマゴ焼き
ふわりふわりと
足取り軽く
タコのウインナーと
ダンスする

揚げたばかりの豚カツが
レモンのギターをかきむしる

ちょっと嫉妬な
千切りキャベツ

箱につめて
 ....
晴れわたる太陽の下
仰向けになって寝ころんだら
辺りの陽気に包まれて
心の中の芯まで
温かくなっていくようだ


じっと動かず静かに浴びて
始めて気付く
太陽の光の温かさのように
 ....
靴箱の上にある
木彫りのふくろうは毎晩
わたしの前で目を光らせる
夫は気づかなかった
それはわたしの幻想かもしれないし
夫の現実逃避かもしれない


靴箱の上の定位置に
じっと座って ....
 ジリジリと焼かれてみたいんだろ?
 噎(む)せ返るよう 夏の視線に
 押し潰されてみたいんだろ? 粉々に粉砕されて
 ジリジリと焼け爛れた 熱の中に紛れ込みたい……混じり合いたいんだろう? 
 ....
玄関の靴箱の上に
ふくろうを飼っている
餌もいらない
水もいらない
糞もしない
木彫りのふくろう
畑の胡瓜よりも世話がかからない
木彫りのふくろう
だけど、夜になると
目が光る

 ....
わたしのははは
おうたをうたいます
ねるまえにかならず
 いいこ いいこよ ねんねしな

わたしはめをとじて
すぅすぅこきゅうします
はやくおうたをとめて
 かわいこ かわいこ ねんね ....
ふくろうを売りに来た人は
中年の腹が出た女だった
彼女のお腹の中には
不満や悲しみや欲望が
脂肪の姿をして蓄まっているに違いない

ふくろうなんて飼えません
と断ると
玄関に置いておく ....
アイラブユー アイラブュー アイラビュー
もう歌うのは止して
きみがあの子を好きだってこと 分かったからさあ

アイニードゥユー アイニドゥュー アイニーヂュー
もう歌うのは止して
そんな ....
見慣れた景色
窓の外

あの家の屋根から
少しだけ頭を出していた木も
過ぎ行く歳月を知らせるかのように
大きくなった


風のある日は
大きくうねり

晴れた日は
緑を激しく ....
あのとき、偶然
だれにも声をかけられていなかったなら

ぼくは今ごろ
ここにはいなかったのだ


偶然、生きているぼくは

今日も、また改札口をぬけ

ケータイを開き

牛丼 ....
雨が降っていたので
私は傘を取りに戻った
部屋には昨日壊してしまったブラインドが
淋しげにぶら下がっていた

 {引用=ごめんね
  もう遅い
   帰ってきて}

私の心を雨がとん ....
地球からながめると
原子核よりも
    ちっちゃな
          ちっちゃな
自分のからだの
   どきどきしている
       どっきどっきな
むねの奥で

ときどき ....
落ちていく夕陽が一段と大きかった
真ん中に「キライ」と書いてあった
濃い橙色で燃え尽きる夕陽の真ん中に
真っ赤な色の浮き彫りで
真ん中に「キライ」と書いてあった
なんだか悲しいので目をそらし ....
今日は雨
誰もいない
ひとりの時間

お茶を
飲みながら
ちょっとひと息

ひとりで
いるのだから
こんな時は
音楽を聴くのも
いいよね

雨の日の午後
今はひとりの
 ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7305)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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まいごの、まいごの- 三奈自由詩4*08-6-25
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感謝- 渡辺亘短歌208-6-25
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オシロイバナ- 三奈自由詩5*08-6-22
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かたおもい- 愛心自由詩3*08-6-21
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朱夏- きりえし ...自由詩3*08-6-17
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たえがたくうたわれたうた- そらの  ...自由詩6*08-6-16
ふくろうと胡蝶蘭- 小原あき自由詩10*08-6-16
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変化- 舞狐自由詩11*08-6-15
Re:- わら自由詩25*08-6-14
ジューン・ブラインド- そらの  ...自由詩3*08-6-13
ゆらゆら- 乱太郎自由詩21*08-6-13
キライ- 小原あき自由詩14*08-6-13
雨の日の午後- 妖刀紅桜自由詩708-6-13

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