この喜びをどこまでも青とするなら
私は灼熱する青と呼ぼう

この悲しみをどこまでも青とするなら
私は凝固する青と呼ぼう

青 青 青
おもいはみんな青空へと
溶けていく
立ち止まっています

雲を眺めるくらいしか

能がなくて

あぁ ぁ  ぁ
        も   ぅ
    
何処へ行けというのでしょう

あなたは



 ....
覗かせて
私を見ている
その心

その心
響く音とは
最初が あ

最初が あ
最後が る なら
あいしてる

愛してる?
早く返して
私ごと

私ごと
頂上付近で
 ....
水たまりをこえて
スキップ/ステップ
ちいさな虹が
雨あがりの足のした
まあるく架かる

地球を蹴って
スキップ/ステップ
みずいろのドロップ
ほおばって
たかくたかく
大気圏を ....
掴む

あなたをしることは
太陽をつかむよう

刻んだ空の破片を
脇に抱えて
あなたを見つめると
丘の上の鐘の音が七色に飛び散っている

あなたはいつもそこで
わたしはいつもここ ....
泣いていいのよ
とお歌が言うから
泣きました

母はお止しとお尻を
パチン
とぶちました
泣きたかったけど
母の手が痛かったので
私は
自分の部屋へ駆け込む間もなく
口元を
 ....
3歳になったばかりのひぃちゃんが
裸足でおんもに飛び出して
水溜りで遊んでる
空から大粒の雨がぼぼぼ
大きな傘差したひぃちゃんは
しゃがんでかえるさんとお話よ

ゲロゲロぎょっとびっくり ....
あなたの
気持ちが
わからない
私はいつも
恋をするのに
真剣なのに

あなたの
気持ちが
わからない
いつも
カラカラ
空回りなの

また
今回も
愛していると
言 ....
あのひとは
もう
忘れたのかしら

私の心が
届かない
あの人は
気が付いていないのかしら
私の思いは
伝わらない

何も
感じてはいない
振り向いても
くれない
あの人 ....
誰かに
傷つけられた
心の傷は
簡単に
癒えるものではない

同じような
状況に
ある人を
傷つけたりしたらいけない

やさしくなろうよ
みんなで
ひとりの
辛さを
わか ....
飛びたった時には
もう
崩壊は始まっている



風鈴が揺れる
背の高い向日葵が咲く
そう、夏になったら

命の灯火が少しづつ消えるんだ
外に出た瞬間から、ホラ

崩壊は始ま ....
朝昼晩、わたしは地球とキスをする。 今、触れた、君の唇は
悲しい味がした (苦くてしょっぱくてすっぱいんだ)

今、触れた、君の唇から
だらりと舌が伸びる (嫌いならほえてよ)

お菓子をください
笑っちゃうようなお菓子
 ....
緑に溶けよう
空へ還ろう

小さな蟻の亡骸
土に還るまで
あと、何時間?

緑へ溶けよう
空へ還ろう

緑のお洋服を着て
うつ伏せに寝転べば
土の匂いが身体中を駆け ....
姉は鏡を持って出てきた
お母さんは?
と聞くと
買い物に行った
と言った

彼女は看護士をやっていて
だから、医者とは絶対に結婚しないそうだ
まだ、結婚に可能性のある姉が
希望をひと ....
それって大した問題じゃないけれど
ピアノが弾けない

ほ の音も ろ の音も知らない私は
いいいー と口ずさんでは
猫を踏んでしまった男の歌が
倍速で流れる

頭の中

やっぱりピ ....
一日が何事もなく過ぎていくその日その時感謝があふれる あのこがね、あいにくるって、はしりだす。


走り出す、愛に狂って、笑いだす。


笑いだす、会いに来るって、真夜中に。


真夜中に、あいにくるって、叫んでる。


叫んでる ....
艶めかしく
雨に濡れた髪

差し出された謝罪の言葉と赤い傘


どちらも受け取らず

ただ
あなたを誘惑してる
濡れた髪


言葉も傘もいらないの
抱き締めてほしいだけ
 ....
おまじない

君の名前を書く
君の名前を書く
君の名前を三度書く

そうしたら

嬉しくなって

なんでも叶う気がしてきた





 信じられる

信じられる ....
小さな頃から
オシロイバナを身にまとって


教室へ向かう道の途中
家へ帰る道、夕焼け空の下
遠くに並ぶ影が羨ましかった、よ


あれから、数年


オシロイバナは ....
はじめは
音もなくただ
切り取られた絵を
見ているようだった

気付けば
あたりいちめん
降り続いていた
ほそく長い銀色の

むせ返す空気を
土に
留めておくように


 ....
生きる意味を知ったのは
君に初めて逢った瞬間

君の笑顔が
僕に向いた瞬間

手が擦れるように触れただけで
心臓が止まる気がした

僕に向けての言葉を聴けば
今死んでしまっても
 ....
本当に


私は馬鹿だなあ


たった一言のために


どんだけ苦労してんだか
耳掻きをしたら
大きな塊が出てきて
それはティッシュペーパーに包んで捨てたけど
なんだか聞こえが良すぎて
虫の鼓動まで聞こえた時は
部屋に入って来て邪魔な虫も
どうしても殺せなくて
埃の ....
タマゴ焼き
ふわりふわりと
足取り軽く
タコのウインナーと
ダンスする

揚げたばかりの豚カツが
レモンのギターをかきむしる

ちょっと嫉妬な
千切りキャベツ

箱につめて
 ....
晴れわたる太陽の下
仰向けになって寝ころんだら
辺りの陽気に包まれて
心の中の芯まで
温かくなっていくようだ


じっと動かず静かに浴びて
始めて気付く
太陽の光の温かさのように
 ....
靴箱の上にある
木彫りのふくろうは毎晩
わたしの前で目を光らせる
夫は気づかなかった
それはわたしの幻想かもしれないし
夫の現実逃避かもしれない


靴箱の上の定位置に
じっと座って ....
 ジリジリと焼かれてみたいんだろ?
 噎(む)せ返るよう 夏の視線に
 押し潰されてみたいんだろ? 粉々に粉砕されて
 ジリジリと焼け爛れた 熱の中に紛れ込みたい……混じり合いたいんだろう? 
 ....
玄関の靴箱の上に
ふくろうを飼っている
餌もいらない
水もいらない
糞もしない
木彫りのふくろう
畑の胡瓜よりも世話がかからない
木彫りのふくろう
だけど、夜になると
目が光る

 ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Blue_sky- 渡辺亘自由詩108-7-4
流れ行く日常- kauz ...自由詩5*08-7-3
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フリスビーを追って- こゆり自由詩9*08-7-3
掴む- 乱太郎自由詩26*08-7-2
お歌と母と赤い痕- そらの  ...自由詩13*08-7-2
雨の日の庭、傘から聞く風景- そらの  ...自由詩12*08-7-1
あなたの気持ち- 妖刀紅桜自由詩5*08-6-29
あのひとの心- 妖刀紅桜自由詩4*08-6-29
思いやり- 妖刀紅桜自由詩4*08-6-29
- 三奈自由詩5*08-6-29
食事- 小原あき自由詩6*08-6-28
ビスケットボール- そらの  ...自由詩7*08-6-27
まいごの、まいごの- 三奈自由詩4*08-6-25
- 小原あき自由詩20*08-6-25
私はピアノが弾けない- そらの  ...自由詩11*08-6-25
感謝- 渡辺亘短歌208-6-25
あいにくるって。- そらの  ...川柳9*08-6-23
さあ_早く- 舞狐自由詩7*08-6-22
- 乱太郎自由詩21*08-6-22
オシロイバナ- 三奈自由詩5*08-6-22
銀の針のような雨が- こゆり自由詩8*08-6-22
かたおもい- 愛心自由詩3*08-6-21
告白- cass自由詩2*08-6-21
耳掻き- 小原あき自由詩10+*08-6-20
しみじみと- 舞狐自由詩5*08-6-19
温もり- とよっこ自由詩7*08-6-19
ふくろうと錦鯉- 小原あき自由詩4*08-6-18
朱夏- きりえし ...自由詩3*08-6-17
ふくろうと月光- 小原あき自由詩5*08-6-17

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