僕の手のひらは
君のよりほんのすこしだけ大きい
ふたつ
おでこを重ね合わせて
つめたい ぬくもり


鳥がないてる
白いやつ そう
尾羽の先が 透明のやつさ
ふるるるる ....
だれに愛されるわけでもなく 
だれを愛するわけでもない
 
あなたはあなたのままでいて 
わたしはわたしのままでいる 


独り歩くということの 
ゆき場も見えぬ哀しみの 
 ....
彼はまだわたしと
常夏にいる
半年の後には
都会に戻るだろうと云っていた彼がだ
確かに
都会に帰っていた時期もあった
度々帰っているとも云える
けれども
四年経った今でも
彼はまだわ ....
泣きながら入った
ちっちゃな喫茶店

 「お客様、ご注文は?」

 「あたたかいものを、ひとつ」

 「かしこまりました」


(ウェイターの顔が見えない)

彼からゆっくり手 ....
大きな木が二本
寄り添って
立っている

昔はきっと
小さな小さな若木で
一緒に育っていったんだろう
ときには
澄んだ空を見上げながら

二本の木は
少し離れて
素知らぬ顔をし ....
しんしんと 降るは涙か 粉雪か

ひりひりと 空を握る手 掴めない

しくしくと 胸のこの辺 君もそう?

どくどくと 感じているよ そろそろね

ぽとぽとと 背中に書いた さようなら ....
あまりにも
光に満ち満ちていた
昨夜の夢のなか


日差しを浴びない
私の躰は
白く眩しく

小麦色の彼の躰は
誇らしげに
光り輝いて

やさしいキスから始まった
至福 ....
あなたが私の名前を呼んでくれる
あなたが私の瞳を見てくれる
あなたが私の心に触れてくれる

あなたが私を好きでいてくれる

ただそれだけなのに
一生叶わない気がするのは
あなたのその哀 ....
会いたかった
すごく会いたかった
会って見つめ合いたかった
ただそれだけ
声に出さなくていい
ただ僕を見ていてくれさえすれば

昨日でも明日でもなく

この幸せをスケッチしておかな ....
それは
雲を
赤く、金色に染めながら
前触れを知らす

新しい太陽

まだ
透明な
赤い輝き

上るにつれ
存在感が
消えていく

当たり前のように
太陽の恵みを
享受する1日

でも
今は
赤い宝石 ....
私が私で
あるがままの
私で

そうやって
生きていける日が

いつか
やってくるのか

泣きたいときに
泣いたり

怒りたいときに
怒ったり

楽しいときに
笑ったり

誰もが
そうして
行きていけ ....
もう
いっそ
ふたりで
涙を流しあえば
透明に近い薄青い水

もう
いっそ
ふたりで
地を蹴って
空へ飛び込めば
パウダーブルーの空

もう
いっそ
ふたりで
絡まって ....
詩を読んでいるとたまに
良いことがある
不意打ちでイった時みたい
前戯は必要だけど
前触れはできれば欲しくない

あの頃聴いていた曲は
なんだったろう

思い出しかけただけで
胸が ....
さびしいなら
なでてあげましょう

つらいなら
だきしめましょう

ふきげんなら
そっとしてといて

きげんがよくなるのを
まちましょう

きみの「しっぽ」は、いちにちじゅう
 ....
蒼い空に
願いを請うるよ

届くことのない灯りは何時か

忘れていたのは
あの日の紅い微笑

さあ瞳閉じて

奮い起こせ

今瞼に映りついた
奥に眠る月光華

ひらり墜ち ....
第一楽章


    ホ長調の音符引き連れた春が
    草原に咲く
    いつか播いた喜び
    これから花開く出会い

   朝靄去って
   ピアノに向かっている君
 ....
.

空っぽでなにも見えない




永遠に闇が続く。





前を見ても

後ろを見ても

永遠に闇....




どちらが後ろで前か分からないくらい ....
朝起きて僕はまず
鳥かごのひよちゃんとちよちゃんにあいさつをする
(おはよう
(ひょひょ
(ちょちょ

今日は曇り空だ
傘を持って家を出る
(いってきます
(ひょひょ
(ちょちょ
 ....
息ができなくて苦しいけれど
水がきれいだから平気

ときどき 泣きたくもなるけれど
見つめているだけで精一杯

引き上げてくれたって助からない
君に溺れているから
好きな映画の主題歌

改めて聴いたら

それはとてもとても良い歌で

この映画好きになって良かったって思うくらい。

なんで今まで気づかなかったんだろう?

なんだか

この歌 ....
冬へと向かう足音は

あまりにも

確かで



冷たい冬の
【心臓】


手のひらの上に

浮かべてみた



それは明るく輝いていながら

とても凛とした

冷たさを持っていて

裸足の指先が凍 ....
小学生の時
わたしは薄水色だった
黄色のハンカチ
黄色の傘
黄色のお気に入りの服
だけど、わたしは
小学生の時
薄水色だった
黄色の長靴で
水溜まりに入るのが大好きだった


 ....
言えないことがある
言わないことがある
それは男と女だから
話せないこともある
それはつらい
それはずるい
ふたりにしかわからないのに
あなたにだけは言えないから
世界中誰に話しても
 ....
ここはなんて
静かなんだろう

泉に石を
投げても
水音がすることはない
切なくて
小さく歌ってみても
言葉は
メロディは
花びらとなって舞い落ちた
それでも
他の所へ行きたい ....
いつも心のなかにある
あなたへの気持ちを
飾らずに話したならば
きっと楽になれるでしょう
けれどもわたしは
銀に輝く月から
走るように去っていく
あの雲のようになりたくて
あなたが風に ....
I love

I love you very much

I want

I want to see you

By all means

I can't stop me

 ....
{引用=What kind of person are you?}
君はどんな人?

{引用=Are you tender?}
優しい?

{引用=Are you reliable?}
 ....
しゃりしゃり
ふわふわ
さくさく
かりかり
ちゅるんちゅるん


  夜を噛めばいろんな味


今夜だけだよって、おじいさまに言われたけど……。

やみつきになっちゃいそう
 ....
熱が下がった朝
起き上がるとまだ
少しだけ喉が痛い
でも、気にならないくらい
だから
顔を洗う
洗濯機に洗濯物を入れ
スイッチを入れる


台所の椅子に座って
湯が沸くのを待つ
 ....
チョコレート同盟企画、連詩

星月冬灯&三奈





舞う桜の花びらよ
この想いもどうか届けて
風にのせて
あなたの元へ心ごと




太陽に溶けそうな僕
女神 ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7305)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
離宮- 自由詩308-11-19
大輪かがり- わら自由詩14*08-11-18
常夏- よしおか ...自由詩5*08-11-18
「あたたかいものを、ひとつ」- そらの  ...自由詩6*08-11-17
寄り添っている- 風音携帯写真+ ...608-11-17
これで最後だなんて言わないで……- そらの  ...川柳5*08-11-17
残酷な性夢- 風音自由詩308-11-16
射殺- cass自由詩1+08-11-15
画家- cass自由詩208-11-15
新しい太陽- 風音携帯写真+ ...708-11-13
疑問符- 風音携帯写真+ ...208-11-13
限りなきブルー- 風音携帯写真+ ...408-11-13
少女時代- よしおか ...自由詩4+*08-11-13
しっぽものがたり- 三奈自由詩5*08-11-13
アイズ- 愛心自由詩4*08-11-13
ノクターン- 乱太郎自由詩15*08-11-12
キボウの星- 柚葵自由詩108-11-12
鳥たちの雨- そらの  ...自由詩10*08-11-10
溺愛- よしおか ...自由詩2*08-11-10
ガーネット- cass自由詩4+*08-11-8
窓を開けて- 愛心携帯写真+ ...11*08-11-7
- 小原あき自由詩23*08-11-7
恋人未満- よしおか ...自由詩4*08-11-6
泉のほとり- よしおか ...自由詩2*08-11-6
通り過ぎる- よしおか ...自由詩2*08-11-6
I_want_to_see_you- cass自由詩1*08-11-6
hitomebore- cass自由詩108-11-6
夜を噛む- そらの  ...自由詩6*08-11-5
平熱- 小原あき自由詩7*08-11-5
チョコレート同盟企画「季節」- 三奈自由詩5*08-11-5

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