冬薔薇目覚めの遅い休みかな

年賀状書く喜びともらう幸せ

春を待つ植物たちのコソコソ声

初旅や夜空突き射す東京タワー
夏の
おわり
もう
秋がちかくに来ていた

とんぼが
飛んでいる

たくさん
たくさん
橋の下の
川に飛んでいる

えさを
さがしているのか
あっち
こっち
行ったり ....
陽だまりの中で
広い野原を
子猫たちが
とびまわっている

草や花を
口にしながら
じゃれている

まるで
会話をしているかのように

迷子になった
子猫たちは
鳴きながら ....
オーロラって
とてもきれい

空一面を
いろんな
色で飾っている

いろんな色が
あたり一面に
広がっていく

まるで
いくつもの
光を見ているようだ

オーロラは
と ....
 雪

       乱太郎 作

雪がひらひら舞い降りて
少女の耳元
静かにささやく
――ごめんね
  冷たいでしょう

手のひらの上で
溶けていった雪に
少女 ....
 恐くなってしまったんだよ
 手に入るなんて思っていなかったん
 だから

 難しいことなど一つも考えず
 ただ 魂が引っぱられてた 
 心配だったんだよ

 先の事なんてちっとも考 ....
うふふ
みんな、知らないんだろうなあ
朝起きてご飯食べて仕事して
帰ってご飯食べてお風呂に入って
家族と会話して、ネットして、疲れて眠る
それだけのことが、こんなに
こんなに幸せで楽し ....
庭に
かまきりがいた
目が
大きくて
黒かった

草の上に
止まっている
バッタを
じっと見ている

あっという間に
つかまえた
そして
食べ始めた

私は
バッタが ....
一人ぼっちの夜
忘れたい夜
こんな時は
ギターを弾こう

ギターを
弾いていると
すてきな
メロディが
心をなごませてくれる

まるで
僕を
はげましているように
ひとりぽ ....
風船を
もって
歩いていたら

風が吹いて
手から
はなれた

空高く
風船は
飛んでいく

遠く
見えなくなるまで
飛んでいった

悲しかったけど
ちょっぴり
う ....
わたしは秋に還る

いつから此処を
ふるさとと呼ぶようになったのだろうか

紅葉した楓の葉を見て
ああ やっと きたのだね

忙しかった夏の終わり
(それはあまりに急ぎ過ぎて)
 ....
姉さんが嫁ぐ日
外は真っ白な雪景色
綺麗な白無垢姿は
雪の中に輪郭を溶かし
唇にひいた
紅の色だけが際立っていた

姉さん
私の憧れの姉さん
なぜ悲しそうなの?
雪を被った椿に
 ....
ひと気もまばらな公園で
湿った土の上に落ちた椿の花は
どこか心細げにこちらを見ていた
ささくれたこの景色には眩しすぎるので
その紅色を熱でとろとろに溶かして
指ですくいとりたいと思っていた
 ....
広大な地下街歩き出られない昔流行った巨大迷路か?

三日前の君との出逢い必然で遠い前世でも恋人同士

守りたい守り切りたい君が逝く冷たい雪が降る真夜中に

紫陽花を植えた所で変わる色変身好 ....
雨が上がった
夜の景色は
とても
美しい

葉が濡れている
葉に落ちた
雨のしずく
ぽたりと
落ちた
月の光に
照らされて

とても
きれい
素敵な
雨上がりの
月の ....
木枯らしが
吹いている
その中を
僕はひとり
歩いていく

木枯らしは
もの
すごい勢いで
僕に
吹き付けてくる

とても
寒い
手が冷たくなっている
凍えた手に
息を ....
俺には
たくさん
傷跡がある

喧嘩に
明け暮れていた
あの頃は辛かった

辛いとは
わかっていながら
素直に言うことすら
出来なかった

自分で
自分を
あとで
考え ....
空からおはじきが降った日
小さなうさぎが
震えていました

太陽の光を反射して
おはじきはキラキラと
七色に輝き
まるで
世界中の命のようです

皆は我先にと
おはじきを一つ受け ....
あきれるくらいに騒がしい日々

今日もだるい体を無理矢理起こした

歴史の教科書は重くて

過去の寸劇をかきしるしていた

落とし穴を掘っては自分がはまるのを繰り返していた

更新 ....
大花火合間合間にキスをする笑みを浮かべた天使に出逢う

髪染めて気分変えれば鏡には綺麗な自分こっちを見ている

最終の列車に揺られ見る月に疲れの度合い示す円グラフ

ワクチンを打つため並ぶ ....
人がいる
そこにいる
しみじみ
しっとり
生きている

人がいる
今をいる
柔らかな光が
あまたを
包む





初出 FPOEM 2000.01.26
改訂
 ....
こぼれたミルクは飾りボタンの溝を泳いで
くるくると光を跳ね返していた
いつまでたっても混ざり合うことはなく
胸を埋めるような匂いが辺りに漂い
大気ばかりが乳白色に濁っていた


窓の向こ ....
流されることのなかった涙は
夜になると人知れず空に抜け出し
宇宙のどこかで
ひとつの星に結晶する

僕らは手を伸ばしても
その涙をぬぐうことが出来なくて

だから
ただ夜の空白をなが ....
僕はよく夜になると
言葉とにらめっこします
地球の重さとどちらが軽いか
形容詞と助動詞の相性は
お笑い芸人で誰が面白いか
最後に泣くのは
決まって僕のほうです

僕が眠りに就くと
 ....
俺の親父は子供が生まれたら一切タバコやめた
俺の親父は土建屋を経営してる
俺の親父は創価学会副会長
俺の親父はふーらふら〜
俺の親父は酒が好き
俺の親父は遊びの天才だった
俺の ....
真っ白な ノートの上に 書く文字は 私の記憶の 旅をしている



思い人 お元気ですか 文字に込め 白い便箋 黒く染めゆく



冬空に 浮かぶ白雲 風に乗り 行方を見つめ 夕日が沈 ....
今日は
夏祭り
何を買おうかな

綿菓子
お面
おもちゃ
焼き鳥
たくさんあるよ

みんなで
踊ろう
盆踊り
しゃぼんだまを
とばしたよ

ふわふわ
風に吹かれながら
飛んでいったよ

赤や
青や
黄色
たくさんの
しゃぼんだまが
飛んでいったよ
何があったの?
どうしたの?
泣かないで・・・。

怖い夢でも
見たんだね
よしよし
大丈夫だよ

さあ
笑ってごらん
四葉のクローバーを見付けて

一枚葉をひき千切った

するとどうだろう

さっきまで幸せの幸福の四葉のクローバーだったけど

今はそこら辺にいる普通のクローバーになっていた

気味 ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7305)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬薔薇- 夏川ゆう俳句210-1-15
とんぼ- そよ風さ ...自由詩4*10-1-15
陽だまりの中で- そよ風さ ...自由詩2*10-1-15
オーロラ- そよ風さ ...自由詩2*10-1-15
- 乱太郎自由詩1510-1-15
クリオネ・リマキナ_〜海の妖精〜- 鵜飼千代 ...自由詩4+*10-1-14
「日常生活」(連詩)【チョコドー緊急企画】MARINO&三奈- 三奈自由詩310-1-14
かまきり- そよ風さ ...自由詩3*10-1-14
ギター- そよ風さ ...自由詩4*10-1-14
風船- そよ風さ ...自由詩4*10-1-14
還る- 乱太郎自由詩1210-1-14
椿- ミツバチ自由詩15*10-1-13
おんな椿- あ。自由詩11*10-1-13
巨大迷路か?- 夏川ゆう短歌110-1-13
月の光- そよ風さ ...自由詩3*10-1-13
木枯らし- そよ風さ ...自由詩3*10-1-13
傷跡- そよ風さ ...自由詩6*10-1-13
おはじき- ミツバチ自由詩14*10-1-10
夜の王様は朝の姫に- こめ自由詩1810-1-8
天使に出逢う- 夏川ゆう短歌210-1-7
てのひら- 鵜飼千代 ...自由詩8*10-1-7
白く濁った世界- あ。自由詩16*10-1-6
宇宙の秘密- 翔多自由詩810-1-6
にらめっこ- 乱太郎自由詩11*10-1-4
まめ鬼- 長谷川智 ...自由詩1*10-1-4
- ミツバチ短歌8*10-1-3
夏祭り- そよ風さ ...自由詩3*10-1-2
しゃぼんだま- そよ風さ ...自由詩3*10-1-2
笑ってごらん- そよ風さ ...自由詩4*10-1-2
四葉のクローバー- こめ自由詩1010-1-2

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