紅梅の明るき色が街飾る

紅梅や闇夜を照らす道標

冬晴れや道行く人の忘れ物
言葉の海に
失くしたものを探しても
見つからないよ

あの綺麗な景色が
見えるとこまで
連れて行ってほしい

きっとあふれる から


気まぐれな
私のわがまま
笑って
許 ....
初詣
人の賑わいをよそに

その狐は
じっとこちらを見た

不思議な色が
キラリと輝き

わたしは狐と
対峙した

狐は聞く

お前はいま
どこにいるのか
なにをしようとしているのか
何処へ向かっ ....
ひとりでお茶飲むのにも
慣れた

向かい側に
あなたがいないことを
なげくのをやめた

誰もいなくても
平気よ、って
顔が出来るようになった

そんなふりをして
熱い熱い紅茶を
カップに注ぐ

カップ ....
かっちぃが積み木を積んでいます
黄色のしかくいのを二つ並べ
赤い円柱を二個
青い円柱を二個
と 上に上に積み重ねていきます
最後に三角の緑を二個乗せて
かっちぃのお城が完成しま ....
地球が滅びるとき
進化が過ぎて
全種類のいきものが
一斉に空を飛ぶ
大気圏を越えて
少し離れたところから見た地球は
丸裸になっていた







そんな夢を見てしまったら ....
今旬の野菜たっぷり味噌雑煮

雪激し二人重なる夜激し

薄氷溶ける頃には夢叶う
眠れない夜は見つめる冬の月

正月の空晴れ渡り気分いい

初暦まだ慣れなくて何処か変
そうだ
こいつが
オレのソウルだ

バンズに挟んでくれ
ソウルはよく焼いて
焦げ目がつくくらいにな
バンズも軽く焼いてくれ

トマトも入れて貰おう
レタスはいらない
新鮮かつ神聖 ....
背伸びして掴んだギリシャ文字を
ノートの隅にしたためる
方程式をプログラムした紙飛行機
その切っ先は水銀の鍵ということを
疑いもせず
七時間目の学校
屋上の手すりから放つ

サッカーボ ....
窓辺の鉢植え
赤いスイートピー
 
穏やかな陽を浴びて
そよ風を受け
真白なカーテンと共に
ゆらゆらとリズムをとる
 
 
この部屋とも
今日で別れ
 
明日には
新たな一歩 ....
隣に誰かが住んでるのは
わかっているのだ

ときおりの咳(しわぶき)
まだ夜になりかけの時間に
聞こえるラジオの音
ゆるやかにまわる
洗濯機の水音

彼は
食事を終えると
すぐに ....
幼子の手引く母の
足取りは重く
歩道の上
アスファルトに滲んでいく

いつの日も繰り返される
出掛けてしまった後悔を
抱いたまま家路を急ぐ

手に取る物がそこに在る
確 ....
なんだかゾクゾクする。
身体中の関節が痛い。
熱があるんじゃないんだろうか。

もちろんあるに決まってる。
鼻は詰まるし
喉が痛い。
咳が止まらず
食欲も失せる。

彼は医者に行く ....
長い長い
旅の終わりが

こんなところだといい

荷を降ろして
火を焚く

そのとき
感じるのは

暖かき
密やかに囁く
木々の擦れ合う音

朝はまだ
こんなにも早くて

この木々の下

わたしは
誰にも見られず
泣くことができる

誰も慰めず
心配もせず
手を差し伸べることもな ....
三が日終えて初めてパスタ食う

新年に去年の仕事終わらせる

白菜が「鍋にいれて」と言ってくる
孤独は

暗い

明かりが足りない


誰かの温もり

明かりにしたい
愛の実は
赤い色で揺れている

ひとつ
またひとつ
色づいて
赤い赤い糸

運命のひととは
小指と小指で
繋がってるんだってね

結ばれなくても
せめて
近くにあればいいのに
昨年の餅は今でも冷凍庫

我家では色とりどりの餅を搗く

七草の香り懐かし里思う
久しぶりの屋台
2人で食べるお好み焼きひとつ

分け合ってあつあつを頬張った

マヨつける?
ソースもっとかける?

何気ないことばも
すごくあたたかで

こんな瞬間
あっとい ....
何をどこに忘れたのですか?
駅の係員は開いた記録簿に目を落とし尋ねた

普段から乗りなれた通勤電車
それなのに今夜は何かが確かに違っていた
勧められるまま飲んでしまった新年会
赤ら顔の同僚 ....
 さらさらと

お前は何しに来た

 こんこんと

お前は何を話しにきた

 しんしんと

お前は何を聴きにきた


 さらさらと

また人々の掌に舞い降りてきた
 ....
溜息が零れ落ちてく仕事始め

賀状には相手の匂いついて来る

お年玉幾らくれるか想像す
こころ鎮めて
そっと引いたおみくじは

大吉だった

「清風朗月一銭の買うを用いず」
清々しい風や美しい月は、何時でも何処でも手に入れることが出来る

気になる恋愛運は
固い絆で結ばれる相手があらわれ ....
こんなに
たくさんの
人混み

やさしく繋いだ
手と手が嬉しくて

はぐれないように
離れないように
年逝けば新たな自分作り出す

初日記今年の抱負書き綴る

正月の姿川面に映り込む
君との最後にしては満足できたのだろうか
今までの経験に比べたら上手に出来たのだろうか

君の呼吸は少しずつ深く遅くなっていく
微弱な鼓動だけが僕の手を伝い届く

「ありがとう」と唇が微かに ....
コンビニに
止まった
大きなトラックから
油が滴り落ちて

なんてきれいなんだろと
一瞬立ち止まる

けれど
美しき虹も
結局は自然破壊でしかなくて

見惚れた自分に
苛立ちを感じる

この
とめどな ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紅梅- 夏川ゆう俳句208-1-12
居場所- ユメミ  ...自由詩2*08-1-11
お狐さま- 風音携帯写真+ ...2*08-1-11
お茶を飲む- 風音携帯写真+ ...4*08-1-11
かっちぃの涙- 川口 掌自由詩7*08-1-11
地球が滅びるとき- 小原あき自由詩12*08-1-11
雑煮- 夏川ゆう俳句208-1-11
初暦- 夏川ゆう俳句108-1-10
Soul_Burger- 風音自由詩1*08-1-10
ソクラテスの左側- 悠詩自由詩6*08-1-10
スイートピー- 秋桜自由詩4*08-1-9
A_Man_Next_Door- 風音自由詩5*08-1-9
ゆらぐ- 川口 掌自由詩4*08-1-9
風邪- 風音自由詩1*08-1-9
旅路- 風音携帯写真+ ...1*08-1-9
たとえ悲しみが体を波のように満たしたとしても- 風音携帯写真+ ...2*08-1-9
新年- 夏川ゆう俳句108-1-9
孤独- 夏川ゆう自由詩108-1-8
ハートの小箱を開けたら- ユメミ  ...自由詩1*08-1-8
結ばれないけど- 風音携帯写真+ ...3*08-1-8
七草- 夏川ゆう俳句108-1-8
広島焼き- 風音携帯写真+ ...2*08-1-7
忘れもの- 恋月 ぴ ...自由詩31*08-1-7
- 乱太郎自由詩20*08-1-7
お年玉- 夏川ゆう俳句108-1-7
おみくじ- 風音携帯写真+ ...3*08-1-6
初詣- 風音携帯写真+ ...2*08-1-6
初日記- 夏川ゆう俳句108-1-6
君に向けて- 海月自由詩408-1-6
道を渡る虹- 風音携帯写真+ ...6*08-1-5

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