新年
まわりゆく月日
新しいといえるか
迷いゆく道

死の年
まがまがしい月日
もはや過去だ
通いゆく血

あの夏は遠く今
見えるのは
白い冬の日

あんなに嫌悪した脱 ....
笑いながら僕らの内部から
ななめうしろに
バタバタ飛んでいった鳥たち

そうだった
僕らに絶対はないのだ
絶対がないことの再認に
僕らと鳥たちのあいだにある
みえない影法師を見よ
 ....
白鶺鴒と歩道ですれ違った


Pardon, forever!



スタスタスタ、にっにっにっ
                小鳥が啼いて朝を告げた
                巣からとびだしたのは6羽だ
                あのちいさな翼で大空を飛び
      ....
乾いた空をぶっ飛ばしてゆくぼくたちは

武器をもたない天使

光速のロックンローラー


ベルリンの地下のクラブに生まれて

とんがったバラードを歌い続けてアイスランドの火山を

 ....
              
              目玉焼きには
              塩と胡椒をかけるべきとか
              ぜったいに
              ....
{引用=尊敬}
{ルビ此様=かよう}に不埒な {ルビ我=わ}が恋知らぬ
ぬしの手の上 くちづけを





{引用=友情}
喜怒哀楽の 皆を受け入れ
それでも許すは 額だけ

 ....
ああ、
貧乏に生まれて
貧乏のままで死んで逝く

ああ……
啄木さんや一葉さんの
気持ちがちょっと分かったけど……

才能は銀河の果てほど差がある!

ああ、もう
わたしなん ....
           


           らくだ色の毛布のなかで            
           ひだまりに
           あたまを撫でられた
        ....
坂本くんや夏絵嬢と新年を祝う

今年も風車はまわる

去年はちょっとくたびれた年だったなあ


夏絵嬢が笑う

僕の星たちはどの軌道に乗るのだろうか

運命という星座は色を変えか ....
蟹がいた
砂漠の真ん中に。

細い車輪に踏まれてつぶれたようだった



雨が降っていた

雲は見当たらないが・・

光が満ちていた

太陽は見当たらないが・・



 ....
きっと その
水色の子は
女の子でしょう

あなたに 毎日
愛をささやきに
来たのでしょう

私の真っ白い子は
おしゃべりで甘えん坊で
食いしん坊でした

どこからか
飛んで ....
まつげの先にくっついているのは
きっと、全てからこぼれたひとかけら


布団からはみ出た指先の冷たさに驚く
そういえば昨夜見ていたニュース番組で
朝夕の冷え込みに注意しましょう
とか何と ....
僕という手品を君に見せてあげよう

きみはつまらないっていうけど日常はとてつもなく

素敵なショウだってね

種明かしは簡単さ

詩人であればいいのさ


世界という書物を書き換 ....
ぼくは待つ人
何を待っているかも
わからないけど
ぼく待っている

待つもの来ずとも
待つ心のありかたで
有為も無為も
意味をなし得る

意味といえども
無意味な本質
本質 ....

お正月、
特別なその日をくぐる
肩上げの晴れの着物に赤いりぼん
門松は凛々しく

遊び仲間はおすましして
行ったり来たり
どのお正月も晴れていたような
追い羽根の檜扇の実は
音 ....
南島の
国際通りでるつぼに会おう
安里から
牧志にかけての人だかり

沖縄三越の道向かいから 平和通りはかまぼこ型で
龍の捩れる ガマほどにあやしく
おいで おいでよ
ほの暗くゆるやか ....
顔で笑って心で泣いて?
そんな美学いらねぇ

我慢することが誉?
そんな価値観蹴飛ばしてぇ

泥水の中だって
俺は生きてる

コールタールを飲み干して
ブラックホールを吸い尽くせ
 ....
詩人たちよ

雨が落ちてくるように言葉は降ってくるのだよ

時に水滴を凍らせ沢山の結晶をまきちらすのは僕らの魂

手探りで取り出した心臓の鼓動に空の波動と風の色がにシンクロするまで

 ....
誰かのために歌ったんじゃなくて
私のために歌った私の歌が
一番愛しかった
そうして
やっと
あなたのために歌いたいなんて
思ったりして

誰かのためんなていうのは
とても難し ....
透明化された
君のことばは
いつしか
あいに変わっていた
ふゆに舞い落ちる
結晶たちのように
少し儚く
確かにつよい

年の瀬に
告げられた
プロポーズは
大気に漂う冷気で ....
そこにあるのは悲しい沈黙

誰も触れない


君に話したものは希望

君にはわからない真実


僕たちは誤解という小さな罪を積み重ねてきたね

ジョン レノンを貫いた銃弾はいま ....
年が改まり 今日から新年なんだ
モソモソと布団から這いずり出して 袢纏を引っ掛け 
いつものように 新聞をポストに取りに行ったら
電話帳みたいな ぶっとい紙が捻じ込まれていた

こんなもん、 ....
空から降ってくるものたちは
悲しみをたずさえてそっとやってくる

それはアリューシャン列島の凍った針葉樹を融かし
地に降り立つとそれぞれに色を変えて南下してくるのだ

柱時計をぼんと鳴らし ....
季節外れなんだけど

その事を考えていると

なぜか

バニラアイスクリームと

汗の匂いがする
遠く鳥の飛ぶ音
離さない
僕の耳は手のように
つかむ動きをやめないのだ

地球中の血を力にして
叫ぶ
喉からは出る手のように
何かを欲してやまないのだ

続く
つづらおりの道 ....
きみの引力に引き寄せられ
幸福の隕石が落ちてきた

きみの願いごとが大きかったから
地表のすべてが吹っ飛んだ

それで不幸な人類はみな滅んでしまい
きみはお構いなしに人生を楽しんでいる
今ある自分になるための過去があった

そして今この瞬間も

未来の自分の為の時となる


過去は捨てる物じゃなくて

向き合う物なんだね


受け止められた時

その想いは ....
紫の細い糸を

辛抱強く手繰っていったら

あなたに
たどり着けるのでしょうか

このたくさんの
結び目は何?

慎重に解かないと
このまま切れてしまうかもしれない

イヤな ....
夜空に煌く星々は 
光年の時を経て降りそそぐ
掌で受けとめた 
粉雪は瞬き一つで消えてしまう
久遠の奏で 
宇宙の時はワープしてリンクする 

冬の星座たち
プロキオン・ベテルギ ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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鳥たち- シホ.N自由詩212-1-8
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小鳥のように- 石田とわ自由詩8*12-1-7
2012年のロックンローラー- 梅昆布茶自由詩812-1-7
目玉焼きと不毛な会話- 石田とわ自由詩7+*12-1-6
くちづけ都々逸恋歌- 愛心伝統定型各 ...612-1-6
【_嘆き……_】- 泡沫恋歌自由詩8*12-1-6
まどろみ- 石田とわ自由詩10*12-1-6
風車2012- 梅昆布茶自由詩612-1-6
砂漠と蟹味噌と僕の関係- スネカズ ...自由詩512-1-5
幸せな子- 森の猫自由詩15*12-1-5
きみの、ひとかけら- あ。自由詩17*12-1-5
たねあかし- 梅昆布茶自由詩1312-1-5
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るつぼ- 乾 加津 ...自由詩18*12-1-4
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歌う- 森未自由詩9*12-1-2
りょう/プロポーズ- かんな自由詩8*12-1-2
愛の章- 梅昆布茶自由詩512-1-2
【_お正月は嫌いです_】- 泡沫恋歌自由詩27*12-1-1
風の章- 梅昆布茶自由詩1112-1-1
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隕石衝突説- ただのみ ...自由詩2*11-12-30
過去への執着- 菜穂自由詩4*11-12-30
紫糸(しいと)- 森の猫自由詩8*11-12-30
【_プラネタリウム_】- 泡沫恋歌自由詩9*11-12-29

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