私が今日、悩み暮らした事など
明日になれば忘れてしまう程の事

撒き上がる埃と共に
塵となって消えてしまうよ

忘れてしまおう、今苦しい事など
明日はまた違う日々だから


何も考 ....
サツマイモ

さすがに君も化粧落として
掴んだものがコレ
真新しい長靴も泥だらけになって
急ぎ足で抜いてきたようだ
もしかして きみ

屈託のない笑顔に問い掛ける
うちだけど
渇いたくちびる三角帽子 ....
僕に詩(うた)を下さい
書き損じの紙切れ
池に舞い落ちた木の葉
真夜中の月の海

僕は何処かに置き忘れているのかも
駅の遺失物の棚
旅先のホテルの一室
ツンドラの森に

いつも
 ....
休日明けの朝
8時

初秋の太陽光は
さわやかに
澄んでいる

都心のここでも



ふたり
ゆっくりと起きて

ブュッフェ朝食を
たっぷりとる

彼の
ノーネクタ ....
どんづまり!
この
どうしようもないどんづまり
にやって来た

しかしながらそう言う文句が
初めて聞く人にさえ
了解可能な
どんな絶望的事件もここになく
そのこと自体が一つの絶望 ....
また会う時までに可愛くなっておくね

まずは髪の毛を切りに行こう
「おくるから、したでまってて」
「うん」







































 ....
ジェットコースターみたいな波乱万丈な恋がしたいと
夢見る夢子ちゃんは思ったけれど、
きっとそれはどれもハッピーエンドだったからで、
いざ恋をしてみると、どうしようもなく穏やかな恋にあこがれた
友へ

こころを寄せて
手紙をしたためています
わたしのうしろで書かれないものたちが
茶化して耳をくすぐります
フェルメールの筆は光の代用
ずっと見ていたかったのに
わたしは弁明しなけ ....
緑道公園の木の上で

最後の蝉が鳴いている


ジリジリ・・・
ジリジリ・・・


今にも力つきそうな声で鳴いている

その声は一瞬一瞬過ぎるごとに
確かに弱々しくなっ ....
わたくし 妖怪 おもてなし と申します
わたくしの体のほとんどの部分は 水なのでございます
人間の水分量は六割だそうですね 人って よくそれで生きておれますわね

たわいのないことを地獄 ....
稲穂をつつく鳥たちに近づいてゆく

私も仲間に入れてくれるか


「誰だ誰だ」
「何をしに来た」
「人間だ」
「おぞましい人間だ」
「逃げろ逃げろ」


ああそんなに高いところ ....
素直になろう

ココロの底の
声をきいて

素直になろう

諦めきれないのなら
そのままでいい

自分にウソをつくのはやめよう

これだけ焦がれる気持ちには
逆らえない

 ....
1,

訳もなく 死にたくなる夜には
セシウムを含んだ
アルコールを 一杯
ひっかけていく


「これ、ほんとうに
 死ぬんすかね」
「わからない」


善いことの総量と悪い ....
あなたに会いたいと願うとき
わたしはわたしでなくなってしまう
心臓からするすると腕がのびていき
あなたの髪の毛をわしづかみにする
そうして
セメントがぱんぱんにつまった両手で
あなたの頬に ....
深夜二時の静かな夜
てらてらと月が笑っている

朝焼けとともに草木は目覚め
さわさわとお喋りを始める

やがて歯車達が目覚め
ぎしぎしと電車に乗り込む

僕はそれを横目で見ながら
 ....
僕のキボウたちが
帰還した
脆弱で
ふわふわと
吹けば飛ぶような

キボウたちは
希望の面をかぶった
苦悩かもしれない
でもそんなことは
もうどうでもいいのだ
キボウたちは
 ....
茜の空と群青の海

私は その{ルビ間=はざま}に行きたくなりました

赤紫の{ルビ間=はざま}は 空でも海でも陸でもなく

名の無い存在で

寂しげのような 楽しげのような

{ ....
バッタがぴょん
土手道よこぎる
バッタばったり
ぴょんぴょんと

とんぼがスイ
稲刈る田んぼに
とんぼとんで
スイスイと

小石がぽちゃ
静かな川面
小石濃い清水に
ぽっ ....
まんたもん

もう まんたもん やん ゆうたもん
みやてと まに もに たむいやな
よのやも やのまい ねをめたもん
たんなんね やんとんよ

( ねねねねね 笑 ねねねねね )

 ....
どこへ行っても
自分からは逃げられないから
今日も俺は俺と付き合っている
土曜日の漫画喫茶から
詩を投稿するのも悪くない
でも
俺自身が地獄なら
漫画喫茶も
どこへ行っても地獄だ
こ ....
あなたのことは好きだけど

あの子のかわりには絶対なりたくないし

 

だから慰めないよ
存在には理由がある
本当に大切なこと
今夜こそ教えてほしい

言い換えるのなら
存在には使命がある
いつも存在は
この世で何かを果たすために
生まれてきた
どんな小さなものでも
存 ....
ことばで上手く伝えられないことを
どうやって今 君に伝えよう

はるか昔はるか彼方の国の山の上で
あの尊き御方が
弟子達に伝えたように
傍らの花に触れて微笑んで君を見ようか
君はその尊き ....
言葉は道具でもあり
ときに
それ以上に
自分を映す鏡

気をつけなさい
いつかそれに支配される

思考の闇はその姿を
言葉を通じて現す

言葉はやがて
行動となり身振りや気配と ....
日々にらみを利かせて
楽しく過ごされるため
頑張ってくださっている貴方は
政治的な方
わたくしには守るもの
ありませんので

いわせてもらったり
いわないことにさせてもらったり
楽し ....
ようこそ、バードランドへ
螺旋階段をネジのように
巻いて巻いて降りると
忘れていたオルゴールが軽快よく鳴り出した

休まる音色が耳に割り込んで
握りしめてた拳が 段々と緩やかに開いて
掌 ....
かつて家庭をこわしたおやじは

ほころんだ心の縫い目を
なでさすっては

ときどき
遠い眼をして
なにかを
覗き込んでいた

それは断罪という
自傷行為だったかもしれないし

 ....
fallin', fallin', fallin'

夢に堕ちていくのか
現実に落とされていくのか

曖昧な境界線は
貴方の体温だけを明確にする


スパークする光
流星の歌声
 ....
赤く濡れた月の蜜
追憶の茎から垂れ下がり
これから弄ばれることを夢想する

酸味の残った薄い唇
僕の指が軽くなぞると
風のせいにして髪に隠れようとする

火照って潰れそうな肉体
甘い香水の匂いが肌を ....
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
忘れてしまえるのなら- 菜穂自由詩1*11-9-19
サツマイモ- 乱太郎携帯写真+ ...13*11-9-19
星の砂が零れるみたいに- 乱太郎自由詩16*11-9-19
いってらっしゃい- 森の猫携帯写真+ ...6*11-9-18
躓きのブレス- シホ.N自由詩311-9-17
無題#- くろきた自由詩211-9-17
無題#- くろきた自由詩4*11-9-17
無題#- くろきた自由詩311-9-17
つくせぬ手紙- 乾 加津 ...自由詩16*11-9-17
宇宙の一員- COCO自由詩1311-9-17
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- しゃけま ...自由詩211-9-16
素直になろう- 森の猫自由詩12*11-9-15
生活/H- 野澤 尚 ...自由詩2*11-9-14
がらくた- 遠藤杏自由詩3*11-9-14
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あしあと- シホ.N自由詩511-9-13
はざま- subaru★自由詩22*11-9-13
歩いてゆこう- シホ.N自由詩411-9-11
まんたもん- 乾 加津 ...自由詩9*11-9-10
やくざな俺との24時- 渡辺亘自由詩211-9-10
無題#- くろきた自由詩2*11-9-10
丁寧に書こう- 渡辺亘自由詩211-9-10
ことばで上手く伝えられないことを- 相差 遠 ...自由詩4*11-9-10
言葉- 梅昆布茶自由詩511-9-10
会話滞留時間・夜- 野澤 尚 ...自由詩4*11-9-10
ようこそ、バードランドへ- subaru★自由詩12*11-9-9
希望- 梅昆布茶自由詩511-9-9
fallin'- 涼深自由詩511-9-8
さくらんぼ- 乱太郎携帯写真+ ...14*11-9-8

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