どうぞ、ぼくのせなかにのってください。

か(んが)えることができるかもしれないよ。

あ(ふ)れるおもいを、こ(た)えるために
夜ご飯の支度をしていると
息子が
「今日はなに?」と聞きました
「コロッケだよ、手伝って」
「ああ」

寝そべってゲームをしている息子は
14歳
去年私の身長を抜きました
伸ばした手 ....
もう何度も手放したって
笑う
自分の醜さを
あなたに重ねて


無意味な夜を
何度過ごしても
得るものがない
そう思い込んでいた


また季節が過ぎる


星が落ちていく ....
トラブルが起きると
誰かが泥をかぶる
誰かが猫をかぶる
噂が流れる知ったかぶる
怒りにブルブル
やがてはブルー


シンプルなことだ
プールの中で眠る
プルト ....
おとしぶみと言う虫に託す詩集ひとつ恋愛論のなれの果て

ストリートミュージシャンにあすを尋ねるどのコード進行で生きるかと

炎天下脳みそは妄想やめて夕涼みプラタナスの鈴の葉陰に

初音ミク ....
愛し合う事は海に潜る事と似ている


どこまでもどこまでも深く潜ってゆく


その内上も下も分からなくなる


そして気付けば独りきり


愛に溺れるとはこういう事 ....
オツカレーター エレベーター
エスカレーター ナイター途中

ゲーマーじゃあ 有りません故
ルール 分からず 四苦八苦

ガツンと飲ます つもりの酒に
更に 煽られ ガツンと 擦った
 ....
さあさあさあ
さあさあさあ
むらさき色の匂いがする
甘いような
空が、風が、土が、
やわらかく濡れて
空気はひとつ、きれいになるの。
誰を怨んでも仕方がない
これが私の人生だから
何に当たっても仕方がない
これが私の人生だから

殺意さえ抱いたことがあったけど
見上げれば蒼い空
空はだまって大きな心で
私を見つめてい ....
柔らかく温かい蕾の中で微睡む
光が 磨りガラスのような{ルビ花弁=はなびら}をすり抜け
優しく降り注ぐ午後
そろそろお茶の時間 アフタヌーンティーを気取って
薔薇の庭園で繰り返される儀式
意 ....
文明の震えを支える地の震え

働き蟻が扇子と携帯、クールビズを
並べて夜店で営業
いつまで開業する

父の暗い眸 母の暗雲
幼児はティンカーベルの羽をして
透明と超越
作り笑いのどこ ....
私は強い人は見たことないが賢い人なら見たことがある。
私は弱い人は見たことないが自分を卑下する人なら見たことがある。
あの日手をひかれるまま
土にふれいまなお息づく幻の陰りを持つ白い夢あなたに隣を託した
時がほぐれ過ちのスカートが白いビニールと燃える
重なるふたつの大切にされないでひとつだけ満たされ ....
日常が
あまりに慌ただしいと
しずかにしている
しは書かない


こころに
隙間ができると
ことばで埋めようとする
そういうしは
少し語彙がかなしい

こころに
刺激があると ....
今も
これからも

一生ずっと一緒にいようという言葉は

私をひどく怯えさせる
ふわふわと揺らぐそらに

一筋の風が吹き抜け

綿毛が飛ぶように生れました

私は私であると理解し
強いものは弱いものに愛を捧げます

いつも真っ直ぐ居なさいと
彼は頭ごなしに言う ....
言いにくいコトバ、ってあるよ

「好きです」

とか

「もう好きじゃない」
とか

ならいっそ

花のように
静かに佇んでいたい
わたし?

今?

失恋してる最中

諦めきれないんだもの

好きなんだもの

「人間的に好きだよ」

って言われて

「でも女性としては見られない」

って言われ ....
それは不意打ちのように訪れた
まるで天啓のようだった
世界は美しい
世界は醜い
すべて私の眼の中に堕ちてくる
世界は美しい
世界は醜い
夢から覚めると
午後は陽炎の中 寡黙に佇んでいた
翻る あなたの影だけが冷たい魚


見も知らぬ者同士 これが
いつかの夢ではないと言えるでしょうか


ひび割れた心象が決壊する時
 ....
割れたコップの破片
触って流れた赤い淋しさも
拭き取る温もりあれば
やがて
指切りげんまん
約束は絶対だからね
なんて
笑って薬指
淋しがりやさんが
零したお水
拭いておくね
 ....
窓辺に置かれた
一輪ざしの切子硝子
複雑な光のプリズム
瞳の中の幾何学模様
ああ なんて楽園

だってわたしは
凡庸な人でしかない

透明の硝子は見る角度で
その色や輝きも違ってく ....
空っぽの楽しみを
考えて 見る

何色の 液体を
注ごうか
創造するんだ

透明は 
立派な色だと知って
愕然としたこと
覚えてる

マキノの飴は
全て オブラートに
包ま ....
その日街は大騒ぎだった

ボスのルチーノがこめかみに一発銃を撃たれて死んだのさ

愛人のマリアはこの世の物とは思えない叫び声を上げて死体にしがみついてた

ルチーノは悪いことはやってたが人 ....
地元の放送局が報道の谷間で盛んに流す
  季節を告げる百花やwild birdを息抜きみたいに

だが コスモスだけは 天邪鬼にも
現世の四次元で 
       範疇外の狂い咲きを見せつけ ....
歌を聴いて
映画を見て
美しい自然に触れて
素晴らしい芸術に出会って
誰かを心配して
努力が実って
幸せを実感して
絶望に悲観して



人は死ぬまでにどれだけの
涙を流すの ....
「やっぱうまくいかんわ」

すれ違った会社員らしき人が

携帯で話しよった


「やっぱうまくいかんわ」


(ほんまにそうじゃな・・・)

ウチは自分の事を言い当てられたかと ....
貴方の指が欲しい

貴方の瞳が欲しい

貴方の睫毛が欲しい

貴方の背中が欲しい


貴方が欲しい

全部棄てるから

貴方だけが欲しい
はじめて生き物の最後を看取った
TVや本やゲームや映画や動画ではありふれてる 死
だけれど今度は違っていた
8年と半年の思い出を重ねてきた者の 死

それは美しい羽を持つ文鳥
つややかな羽 ....
新聞を 読もうとしたら 猫が乗る
ペポパンプさんのおすすめリスト(7314)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あっ、いたいひとよ- 阿ト理恵携帯写真+ ...2*12-6-4
コロッケ_その2- ふるる自由詩13*12-6-3
情熱- さき自由詩512-6-3
馬鹿王子と毒リンゴのパイ- ただのみ ...自由詩20+*12-6-3
おはようサラダ- 梅昆布茶短歌1512-6-3
溺れる- 永乃ゆち自由詩3*12-6-1
放物線- 藤鈴呼自由詩1*12-5-31
- aria28thmoon自由詩212-5-31
_- 渡辺亘自由詩212-5-31
蕾という空間- 無限上昇 ...自由詩312-5-31
文明の震えを- 木原東子自由詩10*12-5-31
私の目には- きみのて ...自由詩3*12-5-31
VIEW2010_1(2)- はなもと ...自由詩612-5-30
しー- かんな自由詩10*12-5-30
約束- 風音携帯写真+ ...412-5-30
みずのそら- そらの  ...自由詩212-5-30
_- 風音携帯写真+ ...112-5-30
失恋最中- 永乃ゆち自由詩2*12-5-29
_- 渡辺亘自由詩312-5-29
心の向こうで絵を描いているあなたへ- ただのみ ...自由詩36*12-5-28
淋しん坊- 乱太郎自由詩18*12-5-28
【_切子硝子_】- 泡沫恋歌自由詩21*12-5-28
マキノ式飴- 藤鈴呼自由詩2*12-5-28
ルチーノとマリア(改作)- 永乃ゆち自由詩1*12-5-27
風のサイレン(四)_大自然のモノローグ- 信天翁自由詩112-5-27
涙の行方- 春仙自由詩7*12-5-27
人生- 永乃ゆち自由詩4*12-5-26
欲しい- 永乃ゆち自由詩1*12-5-26
産まれてきてくれてありがとう- いぬぐす自由詩4+*12-5-25
私を見てと- きみのて ...川柳3*12-5-25

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